キャリアチェンジとは?転職理由・最適なタイミング・メリット/デメリットを職種別に解説【独自調査】

 
  

「今の自分にキャリアチェンジはできるだろうか?」「キャリアチェンジしたいけどどうしたらいかわからない」

こんな疑問・お悩みをお持ちの方のために書きました。このページではキャリアチェンジを経験したことのある方に独自調査した結果を元に、

  • キャリアチェンジができる年齢、最適なタイミング(30・40代は難しい?)
  • キャリアチェンジを考えた理由や転職後の職業
  • キャリアチェンジのメリットとデメリット
  • キャリアチェンジする際の注意点

などを未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援する当社・株式会社オープンアップITエンジニアが解説します。

企画・管理・事務職や営業職など、全10種類の職種別データも公開していますので、ぜひご参考になさってください。

【アンケートの調査概要】
  • 調査期間:2023年8月25日~9月7日
  • 調査機関:アイブリッジ株式会社
  • 調査対象:キャリアチェンジを経験した人245名
  • 調査方法:インターネット上のサービスを活用した調査

※複数回答可の設問では、回答数の合計が245にならない場合があります。

 

この記事の目次

キャリアチェンジとは?

キャリアチェンジとは、未経験の職種へ転職することを言います。(当サイトとしての定義です)

一般的にはキャリアチェンジとは未経験の業界または職種を変える転職、もしくはその両方を変える転職のことを総称した呼び方です。

しかし、自分の仕事の経歴・経験を変更する(=キャリアチェンジする)という意味では業界よりも「職種」を変更する方がその影響度が大きく、また当社・株式会社オープンアップITエンジニアの社員の多くが未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを果たしており、そうした方たちを応援する意味も込め、当サイトでは未経験の職種へ転職することを「キャリアチェンジ」と定義づけています。

たとえば、事務職からITエンジニアに転職することを当サイトでは「キャリアチェンジ」と呼びます。

キャリアアップとの違い

キャリアチェンジと響きが似た言葉で「キャリアアップ」がありますが、キャリアアップは現在の職種・業界においてより高いポジション・待遇・年収への転職や、同じ会社での昇進・昇格などを指す言葉です。

たとえば同じ事務職でも、より規模の大きい企業へ高待遇で転職したり、会社内で昇進して一般職から管理職になるなどを指します。

そのため、全く未経験の職種への転職を意味するキャリアチェンジとはある意味で正反対の言葉といえます。

転職との違い

転職とは、現在の職業・会社などを離れ、新しい職業・会社に就くことを指します。 つまり、キャリアチェンジは転職の中のひとつの概念・ひとつのジャンルということができます。

また、直前で説明したキャリアチェンジのうち「より規模の大きい企業へ高待遇で転職」することも転職の中のひとつの概念です。

キャリアチェンジは難しい?

繰り返しになりますが、キャリアチェンジは未経験の職種へ転職することなので、今まで培ってきた経験やスキルが役に立たない場合もあり難しいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

結論、キャリアチェンジは年齢は30歳前まで、かつ、今まで経験した職種と近いジャンルの職種への転職であればさほど難しくはないと言えます。

詳しくは後述しますが、 当社が独自に実施したキャリアチェンジに関するアンケートによると、キャリアチェンジをした人の約8割が32歳までの間で行ったと回答しています。

また、全10種の職種ジャンル別で見ても、ほとんどの職種ジャンルで今まで経験した職種と近いジャンルの職種へキャリアチェンジをしている方が多いというデータが出ています。

※企画・管理・事務職の方は、企画・管理・事務のどれかにキャリアチェンジしている人が最も多い 等(参考記事はこちら

キャリアチェンジを考えた理由(転職理由)

理由人数(割合)
現在の職業に限界を感じたから125人(22%)
新しいことに挑戦してみたかったから112人(20%)
雇用形態を変えたかったから94人(17%)
専門知識・技術を習得したかったから80人(14%)
幅広い経験、知識を積みたかったから61人(11%)
業界・会社の先行きが不安だったから53人(9%)
その他36人(6%)

キャリアチェンジをした経験がある方が「キャリアチェンジしたい」と考えた理由は上記のとおりです。

「現在の職業に限界を感じたから」と「新しいことに挑戦してみたかったから」の2つで40%を超えており、良くも悪くも現状を変えたいという思いからキャリアチェンジに踏み切った方が多いようです。

この理由は各職種ジャンル別でも大きく異なりますので、ここからは職種ジャンル別に特に多かった理由上位3つをそれぞれご紹介していきます。

企画・管理・事務のキャリアチェンジ・転職理由

企画・管理・事務職だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから
  • 専門知識・技術を習得したかったから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「企画・管理・事務」のいずれかの職種の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:企画・管理・事務職からキャリアチェンジした人へアンケート

サービス・販売・接客・営業のキャリアチェンジ・転職理由

サービス・販売・接客・営業だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから
  • 雇用形態を変えたかったから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「サービス・販売・接客・営業」のいずれかの職種の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:サービス・販売・接客・営業からキャリアチェンジした人へアンケート

営業職のキャリアチェンジ・転職理由

元営業職の人がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから
  • 専門知識・技術を習得したかったから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「クリエイティブ系の職種」かつキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:営業職からキャリアチェンジした人へアンケート

クリエイティブ系職種のキャリアチェンジ・転職理由

クリエイティブ系職種だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 専門知識・技術を習得したかったから
  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「クリエイティブ系の職種」かつキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:クリエイティブ系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

IT・ソフトウェア系職種のキャリアチェンジ・転職理由

IT・ソフトウェア系の職業からキャリアチェンジされた方の、キャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 専門知識・技術を習得したかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「IT・ソフトウェア系の職業」でキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:IT・ソフトウェア系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

建築・土木職のキャリアチェンジ・転職理由

建築・土木系の職業だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 雇用形態を変えたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「建築・土木系の職業」でキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:建築・土木系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

電気・機械職のキャリアチェンジ・転職理由

電気・機械系の職業だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 専門知識・技術を習得したかったから
  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「電気・機械系の職業」で、かつキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:電気・機械系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

科学・食品職のキャリアのチェンジ・転職理由

科学・食品職だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 雇用形態を変えたかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「科学・食品職」かつキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:科学・食品系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

金融・不動産のキャリアチェンジ・転職理由

金融・不動産の職業だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 雇用形態を変えたかったから
  • 専門知識・技術を習得したかったから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「金融・不動産」系の職種でキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:金融・不動産からキャリアチェンジした人へアンケート

経営・コンサルティングのキャリアチェンジ・転職理由

経営・コンサルティング職だった方がキャリアチェンジ・転職を考えた理由で多かったのは下記の3つでした。

  • 新しいことに挑戦してみたかったから
  • 専門知識・技術を習得したかったから
  • 現在の職業に限界を感じたから

より詳しくは下記記事でまとめていますので、現在「経営・コンサルティングの職業」で、かつキャリアチェンジを検討中の方はぜひ合わせてお読みください。

※詳細:経営・コンサルティングからキャリアチェンジした人へアンケート

キャリアチェンジする最適なタイミング:何歳まで?30代・40代は難しい?

キャリアチェンジ時の年代人数(割合)
20代555(69%)
30代163(20%)
40代55(7%)
50代20(3%)
60代7(1%)

上記はキャリアチェンジを経験した人が最初にキャリアチェンジを経験した年代です。

この調査結果から見るとキャリアチェンジをする最適なタイミング・年齢は「20代のうちが最適で、遅くとも30代まで」と言えます。30代は簡単ではありませんがキャリアチェンジは可能、40代になるとキャリアチェンジは難しくなるでしょう。

現に上記アンケートで40代以上を見てみると、キャリアチェンジを経験した人の割合が極端に下がります。

これはスキルや経験値がほぼゼロの状態からまた学ぶことが難しかったり、未経験から受け入れてくれる企業の数が少なかったりなど様々なハードルがあることが予想されます。

よって、キャリアチェンジに最適なタイミング・年齢は20代が最適で遅くとも30代まで。40代以降になると難しくなるといえます。

キャリアチェンジのメリットとデメリット

次に、キャリアチェンジを経験した人が感じたキャリアチェンジのメリットとデメリットは下記の通りです。 

まず回答数から見ると、キャリアチェンジにメリットを感じた数が「504」なのに対し、デメリットを感じた数は「212」でした。

メリットの合計数がデメリットの2.5倍程度と「キャリアチェンジをしてよかった」と感じる人が大半であることがわかります。

メリット

メリット人数(割合)
やりたい仕事ができる123人(24%)
ライフワークバランスの向上(残業時間が減った、休暇を取得しやすくなった)122人(24%)
自身のスキル、能力を活かせる107人(21%)
専門的な技術やスキルが身に付いた99人(20%)
未経験からのスタートだが、給与が上がった53人(11%)

キャリアチェンジのメリットは「やりたい仕事ができる」と「ワークライフバランスの向上」がほぼ同数、最も少ない「未経験からのスタートだが、給与が上がった」でもデメリットの1位よりも多いという結果が出ました。

デメリット

デメリット人数(割合)
今までの経験やスキル、能力を活かせない49人(23%)
イメージしていた仕事と違った45人(21%)
仕事内容が自分に合わないと感じる44人(21%)
未経験からのスタートの為、給与が下がった43人(20%)
働きにくくなった(残業時間が増えた、休暇を取りにくい)31人(15%)

一方でデメリットは「経験やスキルが活かせない」「イメージと違った」など、まったく経験のない職種にゼロからチャレンジするがゆえの悩みが上位を占めました。

キャリアチェンジする際に必要なこと

必要なこと人数(割合)
自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい149人(19%)
将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い119人(15%)
本当にやりたい仕事かどうか事前によく調べておく108人(14%)
未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ91人(12%)
選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ83人(11%)
キャリアチェンジする目的、理由を明確にしておく76人(10%)
普段から自分の業務内容や成果を職務経歴として、残しておいた方がよい68人(9%)
選択した職業の将来性や安定性について、調べておく63人(8%)
その他12人(2%)

キャリアチェンジを経験した人が「キャリアチェンジをする際にこれが重要だった、必要だった」と感じたものは上記のとおりでした。

では、下記からは職業ジャンル別にもう少し詳しくキャリアチェンジする際に必要なことをご紹介していきます。

企画・管理・事務からキャリアチェンジするのに必要なこと

企画・管理・事務職だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ

現在、「企画・管理・事務」のどれかの職種でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:企画・管理・事務職からキャリアチェンジした人へアンケート

サービス・販売・接客・営業からキャリアチェンジするのに必要なこと

サービス・販売・接客・営業のいずれかの職種だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ

現在、「サービス・販売・接客・営業」のどれかの職種でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:サービス・販売・接客・営業からキャリアチェンジした人へアンケート

営業職からキャリアチェンジするのに必要なこと

営業職だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ

現在、営業職でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:営業職からキャリアチェンジした人へアンケート

クリエイティブ系職種からキャリアチェンジするのに必要なこと

クリエイティブ系職種だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ

現在、「クリエイティブ系職種」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:クリエイティブ系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

IT・ソフトウェア系職種からキャリアチェンジするのに必要なこと

IT・ソフトウェア系の職種だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ

現在、「IT・ソフトウェア系職種」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:IT・ソフトウェア系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

建築・土木職からキャリアチェンジするのに必要なこと

建築・土木職だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ

現在、「建築・土木職」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:建築・土木系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

電気・機械職からキャリアチェンジするのに必要なこと

電気・機械職だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ

現在、「電気・機械職」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:電気・機械系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

科学・食品職からキャリアチェンジするのに必要なこと

科学・食品系の職業だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ
  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ

現在、「科学・食品系の職業」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:科学・食品系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート

金融・不動産からキャリアチェンジするのに必要なこと

金融・不動産系の職種だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ

現在、「金融・不動産系の職業」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:金融・不動産からキャリアチェンジした人へアンケート

経営・コンサルティングからキャリアチェンジするのに必要なこと

経営もしくはコンサルティング職だった方がキャリアチェンジする際に必要だと感じたことで特に多かったのは下記の3つでした。

  • 将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い
  • 選択した職業で活かせるスキルや資格を取得しておくべきだ
  • 未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ

現在、「経営・コンサルティング」でキャリアチェンジを検討中の方は、下記記事でより詳しいデータをご紹介していますので合わせてお読みください。

※詳細:経営・コンサルティングからキャリアチェンジした人へアンケート

職種別・キャリアチェンジ後についた職業と選んだ理由

キャリアチェンジを経験した人はどんな理由で、どんな職種からどんな職種にキャリアチェンジしたのでしょうか?

結論、同ジャンルの異職種に、「新しいことにチャレンジしたい」「スキルや経験とマッチしている」等、前向きな理由からキャリアチェンジを決めた方が多いようです。

下記からはそれぞれキャリアチェンジ後についた職種や決めた理由を詳しく紹介していきます。

キャリアチェンジ後についた職業

まずはキャリアチェンジ後についた職業の種類を、職種ジャンル別にご紹介します。

キャリアチェンジ前の職種キャリアチェンジ後の職種
企画・管理・事務1位:企画・管理・事務
2位:サービス・販売・接客・営業・営業
3位:クリエイティブ系
サービス・販売・接客・営業1位:サービス・販売・接客・営業
2位:企画・管理・事務
3位:技術:IT・ソフトウェア
営業職1位:企画・管理・事務
2位:サービス・販売・接客
3位:技術:IT・ソフトウェア
クリエイティブ系1位:クリエイティブ系
2位:企画・管理・事務
3位:サービス・販売・接客・営業
IT・ソフトウェア系1位:企画・管理・事務
2位:技術:IT・ソフトウェア
3位:クリエイティブ系
建築・土木系1位:企画・管理・事務
2位:サービス・販売・接客・営業
3位:技術:建築・土木
電気・機械系1位:技術:電気・機械
2位:企画・管理・事務
3位:サービス・販売・接客・営業
科学・食品系1位:企画・管理・事務
2位:技術:IT・ソフトウェア
3位:技術:建築・土木
金融・不動産1位:企画・管理・事務
2位:サービス・販売・接客・営業
3位:技術:IT・ソフトウェア
経営・コンサルティング1位:企画・管理・事務
2位:サービス・販売・接客・営業
3位:技術:IT・ソフトウェア

上記表のように、「同ジャンルの別職種」にキャリアチェンジした人が大半を占める結果となりました。

※例:企画・管理・事務職なら、事務職だった人が企画職にキャリアチェンジする…のようなパターンです。

前職で培ったスキルや経験を活かしやすく、キャリアチェンジ後もあまり違和感なくその職業に馴染むことができるのが理由と考えられます。

なお、それぞれの職種別で詳しく見たい方は上記表それぞれのリンク先をご覧ください。

キャリアチェンジ後の職業を選んだ理由

次に、キャリアチェンジ後の職業を選んだ理由をご紹介します。

理由人数(割合)
興味と情熱:自分の興味や情熱に合致しているから103人(15%)
スキルと能力:自分のスキルや能力にマッチしているから120人(17%)
市場の需要:職業が市場で求められているから43人(6%)
給与と報酬:給与水準や報酬が自分の生活目標に合っているから97人(14%)
ワークライフバランス:仕事とプライベートのバランスを取りやすいから116人(16%)
成長とキャリアパス:職業が成長機会やキャリアパスを提供しているから41人(6%)
学習と成長:新しいスキルや知識を習得し、自己成長が促されるから50人(7%)
専門知識とトレーニング:職業に必要な専門知識やトレーニングが適切だから27人(4%)
業界と企業の選択:働く業界や企業が自分に合っているから28人(4%)
将来の展望と安定性:職業の将来の展望と安定性が良いから55人(8%)
その他28人(4%)

「興味と情熱」「スキルと能力」「給与と報酬」「ワークライフバランス」の4つで全体の60%を占めています。

全体的に給与や働き方など、自分の希望の条件とマッチしているのか?という現実的な理由がありつつも、前向きな気持ちでキャリアチェンジを決めた方が多いようです。

なお、それぞれの職種ジャンル別でキャリアチェンジを決めた理由は微妙に異なっていますので、下記リンクから当該の職種ジャンルを選んで見てみてください。

未経験からのキャリアチェンジは慎重に

キャリアチェンジを経験した人の多くは「キャリアチェンジをしてよかった」と感じることが多いようですが、未経験の職種へ転職するだけにこれまでのスキルや経験がリセットされてしまう場合もあり、慎重に行う必要があります。

現在の自分の職種が該当する職種ジャンルごとに、キャリアチェンジを経験した人がどんな職種に転職し、どんなメリット・デメリットを感じ、どんなことに気をつければいいのか等を十分に確認した上でキャリアチェンジを検討してみてください。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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