企画・管理・事務職からキャリアチェンジした人へアンケート【職業・理由・メリット】

 
  

本記事では企画・管理・事務職からキャリアチェンジをした人200人以上にアンケートを実施した結果をランキング形式でご紹介します。

  • キャリアチェンジを考えた理由
  • どんな職業にキャリアチェンジしたのか?
  • キャリアチェンジして感じたメリット・デメリット

などをランキング形式でまとめていますので、今まさに「企画・管理・事務職からキャリアチェンジしたい!」と考えている方はぜひご参考になさってください。

【アンケートの調査概要】
  • 調査期間:2023年8月25日~9月7日
  • 調査機関:アイブリッジ株式会社
  • 調査対象:キャリアチェンジを経験した人245名
  • 調査方法:インターネット上のサービスを活用した調査

※複数回答可の設問では、回答数の合計が245にならない場合があります。

 

キャリアチェンジとは?

当サイトのキャリアチェンジの定義は「未経験の職種へ転職すること」とします。同じ職種のまま業種を変えたりなどの転職はキャリアチェンジと呼んでいません。

以下はその前提での考察となっていますので予めご了承ください。

※関連記事:キャリアチェンジとは?転職理由・年齢・タイミング・注意点

企画・管理・事務からキャリアチェンジした職業ランキング

順位選んだ職業回答数
1企画・管理・事務89
2サービス・販売・接客・営業45
3クリエイティブ系27
4技術:IT・ソフトウェア22
5技術:電気・機械14
6技術:化学・食品13
6金融・不動産13
8技術:建築・土木12
9経営・コンサルティング10


企画・管理・事務からのキャリアチェンジで最も選ばれた職業は、同じ企画・管理・事務となっており、前職のスキルや経験を活かせる企画から管理、管理から事務のようなキャリアチェンジが多いようです。

これは他の職種に比べて圧倒的に多い数字になっており、次点の「サービス・販売・接客・営業」の約2倍になっています。

次点で人気なのがサービス・販売・接客・営業です。クリエイティブ系も人気で技術分野では、IT・ソフトウェアが他の技術関連の職業よりも選ばれていることがわかります。

IT・ソフトウェアなどに代表されるIT人材は2030年に最大79万人が不足するとも言われており、需要が高い職種でもあります。そのため転職・キャリアチェンジを検討する人が多いとも考えられます。

企画・管理・事務からキャリアチェンジした理由ランキング

順位キャリアチェンジした理由・きっかけ(複数回答可)回答数
1新しいことに挑戦してみたかったから53
2現在の職業に限界を感じたから46
3専門知識・技術を習得したかったから41
4雇用形態を変えたかったから40
5幅広い経験、知識を積みたかったから27
6業界・会社の先行きが不安だったから15

キャリアチェンジした理由・きっかけランキングでは、「新しいことに挑戦してみたかったから」が1位で53回答、「現在の職業に限界を感じたから」が2位で46回答、「専門知識や技術を習得したかったから」という動機が3位で41回答となっています。

雇用形態や幅広い経験積みたい理由も一定の割合で挙げられており、キャリアチェンジの背後には多様な動機が存在することがわかります。

本アンケートは別ですが、インターネット上の口コミでは

  • 異動で業務内容ががらっと変わってしまい、環境を変えたかった
  • お客様対応が増えたので、よりお客様に関わることのできる職種へキャリアチェンジしてみたいと思った

などの理由が聞かれ、個人によって本当に多くの動機、キャリアを歩んでいるようです。

企画・管理・事務からキャリアチェンジした後の職種を選んだ理由ランキング

順位職業を選んだ理由(複数回答可)回答数
1興味と情熱: 自分の興味や情熱に合致しているから。55
2スキルと能力: 自分のスキルや能力にマッチしているから。52
3給与と報酬: 給与水準や報酬が自分の生活目標に合っているから。49
4ワークライフバランス: 仕事とプライベートのバランスを取りやすいから。42
5学習と成長: 新しいスキルや知識を習得し、自己成長が促されるから。24
6成長とキャリアパス: 職業が成長機会やキャリアパスを提供しているから。23
7市場の需要: 職業が市場で求められているから。22
8将来の展望と安定性: 職業の将来の展望と安定性が良いから。17
9業界と企業の選択: 働く業界や企業が自分に合っているから。14
10専門知識とトレーニング: 職業に必要な専門知識やトレーニングが適切だから。11

職業を選択した理由ランキングでは、1位が「興味と情熱」となっており「自分のやりたい職・興味のある職」を選択している人が多い結果となりました。2位は「スキルと能力」で自身のこれまで培った経験やスキルを活かして即戦力として働ける職」を選択した人が多いようです。

前述のように「よりお客様に関わることのできる職種へキャリアチェンジしてみたい」などの意見、また、企画・管理・事務のうち現在の職種とは異なる職種へのキャリアチェンジがダントツの数字であったこともまたはこの裏付けとなっています。

企画・管理・事務からキャリアチェンジして感じたメリット・デメリットランキング

続いて、キャリアチェンジして感じたメリット・デメリットをそれぞれ多い順にご紹介します。

メリット

順位メリット(複数回答可)回答数
1ライフワークバランスの向上(残業時間が減った、休暇を取得しやすくなった)56
2やりたい仕事ができる49
3自身のスキル、能力を活かせる46
4専門的な技術やスキルが身に付いた42
5未経験からのスタートだが、給与が上がった22

メリットの上位では「ライフワークバランスの向上」「やりたい仕事ができる」「自身のスキル、能力が活かせる」などがランクインしました。

ここまで見てきた、キャリアチェンジした職業や理由との関連性も見て取れます。

デメリット

順位デメリット(複数回答可)回答数
1今までの経験やスキル、能力を活かせない23
2イメージしていた仕事と違った20
3未経験からのスタートの為、給与が下がった15
4仕事内容が自分に合わないと感じる13
5働きにくくなった(残業時間が増えた、休暇を取りにくい)12

デメリットで最も多い回答となったのは「今までの経験やスキル、能力を活かせない」でした。

また、「未経験からのスタートの為、給与が下がった」というデメリットもあるものの、前述のメリットの方では「未経験からのスタートだが、給与が上がった」の回答の方が多く、未経験職種へのキャリアチェンジでも給与を上げることができる場合もあることがわかります。

企画・管理・事務からキャリアチェンジするために必要なことランキング

順位必要なこと(複数回答可)回答数
1自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい。58
2将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い。57
3選択した職業で活かせるスキルや資格のを取得しておくべきだ。42
4本当にやりたい仕事かどうか事前によく調べておく。40
5未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ。37
6普段から自分の業務内容や成果を職務経歴として、残しておいた方がよい。30
7キャリアチェンジする目的、理由を明確にしておく。29
8選択した職業の将来性や安定性について、調べておく。24

キャリアチェンジするために必要なことランキングでは、「自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい。」が1位で58回答、「将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い。」が2位で57回答で1位2位がほぼ同じ回答数となりました。

メリット・デメリットランキングのデメリット1位が「今までの経験やスキル、能力を活かせない」だったように、キャリアチェンジをした結果、自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方が良いと考える人が多いようです。

また、「選択した職業で活かせるスキルや資格のを取得しておくべきだ。」が3位でランクインしていることから、今までのスキルや経験が活かせなくても事前にスキルや資格を取得して対応できるように準備しておくことも大切になりそうです。

企画・管理・事務職からキャリアチェンジするのにおすすめの職種3選

キャリアチェンジしたい人のための情報を厳選して発信している当サイトが、キャリアチェンジを本気で考えている「企画・管理・事務職」の方におすすめの職種をご紹介します。

  • ITエンジニア
  • 企画・管理・事務職のうち、現在とは異なる職種
  • 編集者

上記3つです。順に詳しくご紹介します。

ITエンジニア

当社が最もおすすめする職種は「ITエンジニア」です。

ITエンジニアの利点は、

  • 需要の高い職業である
  • 未経験からでもスキルを身につけられる
  • 将来的に高年収を期待できる
  • 働き方の自由度が高い

など多くあり、未経験からキャリアチェンジするハードルが低く、努力した分だけきちんと成果が得られる職種と言えます。

当社・株式会社オープンアップITエンジニアは未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジ支援に特化しており、資格取得を前提とした「手に職をつける」研修と充実のサポート(個人にサポート営業と技術マネージャーがつく)で、ITエンジニアへキャリアチェンジを目指す方を全力支援しています。

もしあなたがITエンジニアに少しでも興味があるなら、ぜひ一度「無料面談」をご予約いただき、疑問や不安なことなど何でもご相談ください。

企画・管理・事務職のうち、現在とは異なる職種

現職で得た経験やスキルが活かせることがあるため、企画・管理・事務職のうち、現在とは異なる職種へのキャリアチェンジもおすすめです。

例えば事務職の方でスケジュール管理を行っていた経験は、管理でも企画職でも必ず役に立ちます。

また、共通してデスクワークが中心なので、働き方のスタイルも大きく変わらないことも利点と言えます。

編集者

3つ目は編集者です。

編集といっても雑誌や新聞、Webメディアなど様々な分野での編集業務があり、いずれも制作に携わる様々な関係者とコミュニケーションを取りながら、企画したものを作り上げていくのが仕事です。

多くの人とコミュニケーションを取ったり、スケジュール管理を含めた進行管理をしたり等、特に現在企画・管理に携わっている人にとっては親和性の高い職種と言えます。

企画・管理・事務職からのキャリアチェンジは慎重に

企画・管理・事務からキャリアチェンジする際には、ただ「なんとなく興味がある」「今の仕事から抜け出したい」という理由だけではなく、キャリアチェンジした後のこと(メリット・デメリットや将来性)も想定して行いましょう。

本記事の内容をぜひ参考にしていただき、あなたにとって理想のキャリアチェンジができますように。

なお、職種を問わずキャリアチェンジを経験した人への詳細な調査結果や、他職種の調査結果などは下記記事に詳しくまとめています。気になる方は合わせて呼んでみてください。

※関連記事:キャリアチェンジとは?転職理由・年齢・タイミング・注意点

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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