科学・食品系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート【職業・理由・メリット】

 
  

本記事では科学・食品系の職業からキャリアチェンジをした人100人以上にアンケートを実施した結果をご紹介します。

  • キャリアチェンジを考えた理由
  • どんな職業にキャリアチェンジしたのか?
  • キャリアチェンジして感じたメリット・デメリット
  • なぜその職種を選んだのか?

などをランキング形式でご紹介していますので、「科学・食品系の職業からキャリアチェンジしたい!」と考えている方、転職活動を始めている方はぜひご参考になさってください。

【アンケートの調査概要】
  • 調査期間:2023年8月25日~9月7日
  • 調査機関:アイブリッジ株式会社
  • 調査対象:キャリアチェンジを経験した人112名
  • 調査方法:インターネット上のサービスを活用した調査

※複数回答可の設問では、回答数の合計が112にならない場合があります。

 

キャリアチェンジとは?

当サイトのキャリアチェンジの定義は「未経験の職種へ転職すること」とします。同じ職種のまま業種を変えたりなどの転職はキャリアチェンジと呼んでいません。

以下はその前提での考察となっていますので予めご了承ください。

※関連記事:キャリアチェンジとは?転職理由・年齢・タイミング・注意点

科学・食品系の職業からキャリアチェンジした職業ランキング

順位選んだ職業回答数
1企画・管理・事務20
2技術:IT・ソフトウェア16
3技術:建築・土木15
4サービス・販売・接客・営業14
5クリエイティブ系12
5技術:電気・機械12
5技術:化学・食品12
8金融・不動産7
9経営・コンサルティング4

科学・食品系の職業からのキャリアチェンジで最も選ばれた職業は、20回答で「企画・管理・事務」となり、2位は「IT・ソフトウェア」となっており16回答。

他の技術職以外の職種のアンケートでは、「企画・管理・事務職」から「企画・管理・事務職」、「クリエイティブ系」から「クリエイティブ系」、「サービス・販売・接客・営業」から「サービス・販売・接客・営業」など、同じ系統で前職のスキルや経験を活かせる職種を選択した人が1位となっていました。

逆に科学・食品を含む技術系の職業の方へのアンケートでは、同じ系統(業界)の技術職を選択した人が比較的少ない結果となっております。

また、技術系の職業からキャリアチェンジで選択した職業の上位に「企画・管理・事務」がランクインしている傾向が確認できます。

科学・食品系の職業からキャリアチェンジした理由ランキング

順位キャリアチェンジした理由・きっかけ(複数回答可)回答数
1新しいことに挑戦してみたかったから21
2雇用形態を変えたかったから17
3現在の職業に限界を感じたから15
3専門知識・技術を習得したかったから15
5幅広い経験、知識を積みたかったから9
6業界・会社の先行きが不安だったから7

キャリアチェンジした理由ランキングの1位は他の職種でも1~2位の上位に来ている「新しいことに挑戦してみたかったから」で21回答となりました。

どんな職種でもキャリアチェンジを考えるきっかけの多くは「何か新しいこと・自分の興味のあることへ挑戦してみたい」と思うことであるようです。

また、2位が「雇用形態を変えたかったから」となっております。

「雇用形態を変えたかったから」は他の職種の方へのアンケートでは、比較的低い3位より下が多い傾向にある為、化学・食品系の職種の方は他の職種の方と違った傾向が見られました。

科学・食品系の職業からキャリアチェンジした後の職種を選んだ理由ランキング

順位職業を選んだ理由(複数回答可)回答数
1給与と報酬: 給与水準や報酬が自分の生活目標に合っているから。19
2興味と情熱: 自分の興味や情熱に合致しているから。17
3スキルと能力: 自分のスキルや能力にマッチしているから。14
3市場の需要: 職業が市場で求められているから。14
3ワークライフバランス: 仕事とプライベートのバランスを取りやすいから。14
6成長とキャリアパス: 職業が成長機会やキャリアパスを提供しているから。12
7学習と成長: 新しいスキルや知識を習得し、自己成長が促されるから。9
8業界と企業の選択: 働く業界や企業が自分に合っているから。7
9専門知識とトレーニング: 職業に必要な専門知識やトレーニングが適切だから。6
10将来の展望と安定性: 職業の将来の展望と安定性が良いから。4

科学・食品系の職業からのキャリアチェンジで職業を選んだ理由ランキングの1位は「給与と報酬」で19回答となりました。2位は「興味と情熱」で17回答となり、キャリアチェンジ後の職業を選択する軸として「自分のやりたい仕事か?興味のある仕事か?」と「給与報酬はどの程度か?」この2つを最も重要と考えている方が多い結果となりました。

3位が同回答数で「スキルと能力」「市場の需要」「ワークライフバランス」の3つがランクイン。

それぞれ「自分のスキルや能力を活かせる職」「市場に需要のある職」「休暇の取得しやすい職や残業時間の短い職」を好んで選択していることがわかります。

科学・食品系の職業からキャリアチェンジして感じたメリット・デメリットランキング

続いて、キャリアチェンジして感じたメリット・デメリットをそれぞれ多い順にご紹介します。

メリット

順位メリット回答数
1やりたい仕事ができる20
1ライフワークバランスの向上(残業時間が減った、休暇を取得しやすくなった)20
3専門的な技術やスキルが身に付いた14
4未経験からのスタートだが、給与が上がった12
5メリット:自身のスキル、能力を活かせる8

メリット1位は「やりたい仕事ができる」「ライフワークバランスの向上」の2つとなりました。

科学・食品系の職業以外の職業のランキングでもこの2つは上位にランクインしており、職種に関わらずキャリアチェンジによって「やりたい仕事ができた人」「ライフワークバランスが向上した人」が多いということがわかります。

また、ここまで見てきた「キャリアチェンジのきっけか」や、「キャリアチェンジ後の職業を選んだ理由」の結果との関連性も見て取れます。

デメリット

順位デメリット回答数
1今までの経験やスキル、能力を活かせない14
2イメージしていた仕事と違った9
3働きにくくなった(残業時間が増えた、休暇を取りにくい)6
3仕事内容が自分に合わないと感じる6
5未経験からのスタートの為、給与が下がった4

デメリット1位は「今までの経験やスキル、能力を活かせない」となります。

化学・食品系の職業での経験やスキルは他の職業では活かしずらい場合が多いようです。

メリットランキングの最下位ではあるもの「自身のスキル、能力を活かせる」の回答が一定数存在している為、化学・食品系の職業での経験やスキルを活かせるパターンも存在するようです。

科学・食品系の職業からキャリアチェンジするために必要なことランキング

順位必要なこと(複数回答可)回答数
1未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ。20
1将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い。20
1選択した職業で活かせるスキルや資格のを取得しておくべきだ。20
4自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい。19
5キャリアチェンジする目的、理由を明確にしておく。13
6普段から自分の業務内容や成果を職務経歴として、残しておいた方がよい。8
7本当にやりたい仕事かどうか事前によく調べておく。6
7選択した職業の将来性や安定性について、調べておく。6

キャリアチェンジする為に必要なことランキングでは、「未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ。」「将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い」「選択した職業で活かせるスキルや資格のを取得しておくべきだ。」の3つが同回答数で1位となりました。

また、上位の回答ではないものの「キャリアチェンジする目的、理由を明確にしておく」「普段から自分の業務内容や成果を職う経歴として、残しておいた方が良い」など、転職の際の面接準備に関するものも当然ながら必要であるとの回答が一定数存在しています。

科学・食品系の職業からキャリアチェンジするのにおすすめの職種3選

キャリアチェンジしたい人のための情報を厳選して発信している当サイトが、キャリアチェンジを本気で考えている「科学・食品系の職業」の方におすすめの職種をご紹介します。

  • ITエンジニア
  • 科学・食品系の職業で、現在とは異なる職種
  • 営業職

上記3つです。順に詳しくご紹介します。

ITエンジニア

当社が最もおすすめする職種は「ITエンジニア」です。

ITエンジニアの利点は、

  • 需要の高い職業である
  • 未経験からでもスキルを身につけられる
  • 将来的に高年収を期待できる
  • 働き方の自由度が高い

など多くあり、未経験からキャリアチェンジするハードルが低く、努力した分だけきちんと成果が得られる職種と言えます。

当社・株式会社オープンアップITエンジニアは未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジ支援に特化しており、資格取得を前提とした「手に職をつける」研修と充実のサポート(個人にサポート営業と技術マネージャーがつく)で、ITエンジニアへキャリアチェンジを目指す方を全力支援しています。

もしあなたがITエンジニアに少しでも興味があるなら、ぜひ一度「無料面談」をご予約いただき、疑問や不安なことなど何でもご相談ください。

科学・食品系の職業のうち、現在とは異なる職種

現職で得た経験やスキルが活かせることがあるため、科学・食品系の職業のうち、現在とは異なる職種へのキャリアチェンジもおすすめです。

例を挙げると「食品の生産職」から「食品の開発職」や「科学薬品の開発職」から「科学薬品の管理職」など、同系統の製品関係の職業にキャリアチェンジすることで、前職の知識や経験を生かしたキャリアチェンジが可能です。

営業職

3つ目は営業職です。

営業職の中でも特に科学・食品関係の会社の営業職を推奨します。

前職が科学・食品関係の職業ということで、化学・食品関係の商品に関する知識が豊富なのではないでしょうか。

その知識や経験を活かした働き方ができる為、営業という職種が未経験であっても即戦力として活躍できるはずです。

前職での経験や知識を活かしたキャリアチェンジをしたいとお考えなら営業職はいかがでしょうか。

科学・食品系の職業からのキャリアチェンジはアンケートを参考によく検討して行動しよう

科学・食品系の職業に限らずキャリアチェンジする際には、ただ「なんとなく興味がある」「今の仕事から抜け出したい」という理由だけではなく、キャリアチェンジした後のこと(メリット・デメリットや将来性)も想定して行いましょう。

また、転職を伴う場合は事前の準備も大切です。

ぜひ本記事を参考に、あなたにとってベストなキャリアチェンジができますように。

なお、職種を問わずキャリアチェンジを経験した人への詳細な調査結果や、他職種の調査結果などは下記記事に詳しくまとめています。気になる方は合わせて呼んでみてください。

※関連記事:キャリアチェンジとは?転職理由・年齢・タイミング・注意点

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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