建築・土木系の職業からキャリアチェンジした人へアンケート【職業・理由・メリット】

 
  

本記事では建築・土木系の職業からキャリアチェンジをした人100人以上にアンケートを実施した結果をご紹介します。

  • キャリアチェンジを考えた理由
  • どんな職業にキャリアチェンジしたのか?
  • キャリアチェンジして感じたメリット・デメリット
  • なぜその職種を選んだのか?

などをランキング形式でご紹介していますので、「建築・土木系の職業からキャリアチェンジしたい!」と考えている方、転職活動を始めている方はぜひご参考になさってください。

【アンケートの調査概要】
  • 調査期間:2023年8月25日~9月7日
  • 調査機関:アイブリッジ株式会社
  • 調査対象:キャリアチェンジを経験した人131名
  • 調査方法:インターネット上のサービスを活用した調査

※複数回答可の設問では、回答数の合計が131にならない場合があります。

 

キャリアチェンジとは?

当サイトのキャリアチェンジの定義は「未経験の職種へ転職すること」とします。同じ職種のまま業種を変えたりなどの転職はキャリアチェンジと呼んでいません。

以下はその前提での考察となっていますので予めご了承ください。

※関連記事:キャリアチェンジとは?転職理由・年齢・タイミング・注意点

建築・土木系の職業からキャリアチェンジした職業ランキング

順位選んだ職業回答数
1企画・管理・事務27
2サービス・販売・接客・営業18
3技術:建築・土木17
4クリエイティブ系15
4技術:IT・ソフトウェア15
6技術:化学・食品13
7技術:電気・機械12
8金融・不動産7
8経営・コンサルティング7

建築・土木系の職業からのキャリアチェンジで最も選ばれた職業は、27回答で「企画・管理・事務」となり、2位は「サービス・販売・接客・営業」となっており18回答。

他の職種のアンケートでは、「企画・管理・事務職」から「企画・管理・事務職」、「クリエイティブ系」から「クリエイティブ系」、「サービス・販売・接客・営業」から「サービス・販売・接客・営業」など、同じ系統で前職のスキルや経験を活かせる職種を選択した人が1位となっていました。

同じ系統の「建築・土木」は3位となっており、建築・土木の職業の方は他の職業と違い前職の経験やスキルを活かせる同じ系統の職業を選んでいる人が他の職種の方より少ない結果となりました

建築・土木系の職業からキャリアチェンジした理由ランキング

順位キャリアチェンジした理由・きっかけ(複数回答可)回答数
1新しいことに挑戦してみたかったから27
2雇用形態を変えたかったから21
3現在の職業に限界を感じたから20
4専門知識・技術を習得したかったから18
5業界・会社の先行きが不安だったから11
5幅広い経験、知識を積みたかったから11

キャリアチェンジした理由ランキングの1位は他の職種でも1~2位の上位に来ている「新しいことに挑戦してみたかったから」で27回答となりました。

やはり職種に関わらずキャリアチェンジとは「何か新しいこと・自分の興味のあることへ挑戦してみたい」と思うことが一番のきっかけになると考えられます。

また、2位が「雇用形態を変えたかったから」となっており、こちらは他の職種の方へのアンケートでは、比較的低い3位より下が多い傾向だったので意外な結果となりました。

建築・土木系の職業からキャリアチェンジした後の職種を選んだ理由ランキング

順位職業を選んだ理由(複数回答可)回答数
1興味と情熱: 自分の興味や情熱に合致しているから。24
2給与と報酬: 給与水準や報酬が自分の生活目標に合っているから。22
3スキルと能力: 自分のスキルや能力にマッチしているから。18
4ワークライフバランス: 仕事とプライベートのバランスを取りやすいから。17
5市場の需要: 職業が市場で求められているから。15
6成長とキャリアパス: 職業が成長機会やキャリアパスを提供しているから。12
7学習と成長: 新しいスキルや知識を習得し、自己成長が促されるから。9
7業界と企業の選択: 働く業界や企業が自分に合っているから。9
9専門知識とトレーニング: 職業に必要な専門知識やトレーニングが適切だから。7
9将来の展望と安定性: 職業の将来の展望と安定性が良いから。7

建築・土木からのキャリアチェンジでキャリアチェンジ後の職業を選んだ理由ランキングの1位は「興味と情熱」で24回答となりました。キャリアチェンジした理由ランキングの結果からも読み取れるように「新しい・興味のあること」を次の職業として選択している人が多いと言えます。

2位は「給与と報酬」で22回答、3位は「スキルと能力」で18回答となりました。

前者は「前職と比較して給与はどうか?」、後者は「自分のスキルや経験を活かせる職業かどうか?」という点を重視して職業を選択したことがわかります。

建築・土木系の職業からキャリアチェンジして感じたメリット・デメリットランキング

続いて、キャリアチェンジして感じたメリット・デメリットをそれぞれ多い順にご紹介します。

メリット

順位メリット回答数
1やりたい仕事ができる26
2ライフワークバランスの向上(残業時間が減った、休暇を取得しやすくなった)22
3専門的な技術やスキルが身に付いた16
4未経験からのスタートだが、給与が上がった15
5自身のスキル、能力を活かせる10

メリット1位は「やりたい仕事ができる」2位は「ライフワークバランスの向上」となりました。

ここまで見てきた「キャリアチェンジのきっけか」や、「キャリアチェンジ後の職業を選んだ理由」の結果との関連性が見て取れます。

デメリット

順位デメリット回答数
1今までの経験やスキル、能力を活かせない20
2イメージしていた仕事と違った10
3仕事内容が自分に合わないと感じる6
4働きにくくなった(残業時間が増えた、休暇を取りにくい)5
5未経験からのスタートの為、給与が下がった3

デメリット1位は「今までの経験やスキル、能力を活かせない」となりました。

建築・土木関係の職業のスキルや経験は他の職種では活かしづらいことが読み取れます。

しかしメリットランキングの最下位ではあるもの「自身のスキル、能力を活かせる」の回答が一定数存在していることから、建築・土木関係のスキルや経験を活かせる場合もあるようです。

建築・土木系の職業からキャリアチェンジするために必要なことランキング

順位必要なこと(複数回答可)回答数
1将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い。27
2自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい。25
3未経験からのスタートになる為、基本的には現職よりも給与が下がることを考慮すべきだ。22
4選択した職業で活かせるスキルや資格のを取得しておくべきだ。20
5キャリアチェンジする目的、理由を明確にしておく。14
6選択した職業の将来性や安定性について、調べておく。11
7普段から自分の業務内容や成果を職務経歴として、残しておいた方がよい。10
7本当にやりたい仕事かどうか事前によく調べておく。10

建築・土木系の職業からキャリアチェンジする為に必要なことランキングでは、「将来のキャリアプランをしっかり考えた上で、職業を選択した方が良い」が1位、「自分のスキルや経験を活かせる職業を選択した方がよい。」が2位となりました。

この2つは建築・土木以外の職業のランキングでも同様に上位1位2位となっており、職種に関わらずキャリアチェンジの際に、抑えておかなければならないポイントであることがわかります。

建築・土木系の職業からキャリアチェンジするのにおすすめの職種3選

キャリアチェンジしたい人のための情報を厳選して発信している当サイトが、キャリアチェンジを本気で考えている「建築・土木系の職業」の方におすすめの職種をご紹介します。

  • ITエンジニア
  • 建築・土木系の職業で、現在とは異なる職種
  • 営業職

上記3つです。順に詳しくご紹介します。

ITエンジニア

当社が最もおすすめする職種は「ITエンジニア」です。

ITエンジニアの利点は、

  • 需要の高い職業である
  • 未経験からでもスキルを身につけられる
  • 将来的に高年収を期待できる
  • 働き方の自由度が高い

など多くあり、未経験からキャリアチェンジするハードルが低く、努力した分だけきちんと成果が得られる職種と言えます。

当社・株式会社オープンアップITエンジニアは未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジ支援に特化しており、資格取得を前提とした「手に職をつける」研修と充実のサポート(個人にサポート営業と技術マネージャーがつく)で、ITエンジニアへキャリアチェンジを目指す方を全力支援しています。

もしあなたがITエンジニアに少しでも興味があるなら、ぜひ一度「無料面談」をご予約いただき、疑問や不安なことなど何でもご相談ください。

建築・土木系の職業のうち、現在とは異なる職種

現職で得た経験やスキルが活かせることがあるため、建築・土木系の職業のうち、現在とは異なる職種へのキャリアチェンジもおすすめです。

キャリアチェンジ後に選択する職種によっては、キャリアチェンジしつつキャリアアップのようなことも可能ではないでしょうか。

また、共通して土木・建築関係の仕事なので、働き方のスタイルも大きく変わらないこともメリットとなります。

営業職

3つ目は営業職です。

営業職と言ってもここでは建築・土木関係の会社の営業職をおすすめします。

前職が建築・土木系の技術者であることから、営業は未経験であっても技術的な知識は他の営業よりも詳しいという強みを活かして、技術系出身の営業として重宝される人財になることも可能です。

建築・土木系の職業からのキャリアチェンジはアンケートを参考によく検討して行動しよう

建築・土木系の職業からキャリアチェンジする際には、ただ「なんとなく興味がある」「今の仕事から抜け出したい」という理由だけではなく、キャリアチェンジした後のこと(メリット・デメリットや将来性)も想定して行いましょう。

本記事の内容をぜひ参考にしていただき、あなたにとって理想のキャリアチェンジができますように。

なお、職種を問わずキャリアチェンジを経験した人への詳細な調査結果や、他職種の調査結果などは下記記事に詳しくまとめています。気になる方は合わせて呼んでみてください。

※関連記事:キャリアチェンジとは?転職理由・年齢・タイミング・注意点

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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