2021/02/24

プログラマーの年収パターン7つを紹介|年収を上げるポイントとは?

 
  

プログラマーの仕事内容って?


プログラマーの主な仕事内容としては、仕様書に基づいたプログラムの作成です。自ら組んだプログラムには単体テストを行う場合もあります。

また、仕様バグの発見と修正もプログラマーの仕事です。仕様書通りにプログラムを組んでも、機能性の実現が不可能な場合があります。その場合、仕様書作成者に連絡し、速やかに修正を行いましょう。

プログラマーの主な活躍の場としては、セガ・任天堂・バンダイナムコ・スクエニ・カプコン・コナミ・コーエーテクモなどの大手ゲーム会社で、ゲームプログラマーとして活躍しています。

プログラマーの年収パターン7つ


プログラマーを目指すのであれば、年収がいくらになるのか気になる人も多いでしょう。生涯プログラマーとして働いていくのであれば、年齢別の年収を把握しておくと将来設計がしやすくなります。

ここでは、プログラマー年収はどれくらいもらえるのか、パターンを7つご紹介します。

1:平均年収

最初に紹介するパターンは、平均年収です。厚生労働省の調べによれば、平均で年間約400万円と言われています。

また、男女で比較した場合では、男性に比べ女性は年収が低めの傾向にあり、年間350万円以上400万円以下との結果が出ています。

日本国内でも県によって年収にばらつきがあり、東京都内よりも福井県や和歌山県などのほうが年収が高い傾向にあります。

出典:プログラマーの年収|年収ガイド
参照:https://www.nenshuu.net/shoku/cnt/shoku.php?shoku_id=7

2:年齢別の年収

次に紹介するパターンは、年代別に分けた年収です。20代前半では男性が300万円程度で、女性が300万円以下となります。26歳からは、男女ともに380万円ほどです。30代では、30歳~35歳は男性が450万円より上で、女性が400万円程度です。

また、年代別で見た最高年収は50代前半であり、男性が590万円程度で、女性が470万円ほどとなります。全体的に、女性のほうがプログラマーとしての年収は低いと言えます。

出典:プログラマーの年収|年収ガイド
参照:https://www.nenshuu.net/shoku/cnt/shoku.php?shoku_id=7

3:雇用体系別の年収

次に紹介するパターンが、雇用体系別に見たプログラマーの年収の種類についてです。所属する企業や扱うプログラミング言語によって年収は変化していきます。また、派遣社員か契約社員、正社員で雇ってもらえるかによっても年収は増減するでしょう。

所属する企業の規模の大きさに伴って、年収にも差が出てきます。中小企業よりも、楽天やGoogle、日立や富士通、ソニーやソフトバンクなどの大手企業のほうが、もらえる年収も高くなるでしょう。

4:文系・理系別の年収

次に紹介するパターンが、文系と理系別で見た年収の差についてです。結論から言いますと、文系と理系で年収に大きく影響することはありません。プログラマーと言えば理系のイメージが強い方が多いでしょうが、実は文系出身のプログラマーも少なからず存在しています。

新卒で入社した場合では、文系よりも理系出身者はやや月収が高い傾向にあります。しかし、実力さえ身に着けることができれば、文系理系関係なく出世することが可能です。

したがって、文系と理系別で見た年収は、最初は差があれど実力によって変化するので、あまり気にする必要はないでしょう。

5:プログラミング言語別の年収

次に紹介するパターンが、プログラミング言語別に見た年収についてです。プログラマーの仕事では、扱う言語によっては年収に大きな差が生じてきます。

プログラマー年収ランキングでも高い順位に存在する言語は、R言語です。R言語とは、ビッグデータの解析や機械学習などで利用されている、統計解析に特化したプログラミング言語となります。大規模なWebサービスを提供している企業などに需要が高まっています。

さらに、Go言語は人気の言語と言われています。2000年代に開発された言語であり、ハードウェアが異なる環境でも実行できるといった特徴があります。さらに、並行処理や高速処理を得意とするなど様々なメリットも存在し、近年需要が高まりつつある言語です。

6:フリーランスの年収

次に紹介するパターンが、フリーランスで活躍するプログラマーの年収についてです。フリーランスとして独立して成功することができれば、多額の年収を得ることができるでしょう。プログラマー年収1,000万円を得ているケースもあります。

企業に所属する会社員とは違い、仕事の依頼によって収入が変わってきます。そのため、確かな実績と信頼を積んでいないまま独立をしても、安定した収入は得られないでしょう。

7:他職種との年収比較

最後に紹介するパターンが、他職種と比較した際のプログラマー年収についてです。ここまで一般的なプログラマーの年収について紹介してきましたが、他の職種で活動した際に得られる年収についても把握しておきたいと考える人は少なくないでしょう。

そこで、エンジニア関係の職種であるシステムエンジニアとWebエンジニアの年収について比較していきましょう。

システムエンジニアの場合

システムエンジニアの年収について紹介していきます。システムエンジニアの一般的な年収の相場は500万円ほどになります。会社の規模によって年収は変動しますので、大規模な企業でしたら年収はさらに高くなるでしょう。

生涯年収で一番多く年収を得られる歳は、50代の男性が700万円ほどであり、50代の女性が600万円ほどとなっています。

出典:システム・エンジニアの年収|年収ガイド
参照:https://www.nenshuu.net/shoku/cnt/shoku.php?shoku_id=6

Webエンジニアの場合

Webエンジニアとは、ウェブ上に存在するシステムやアプリなどのサービスを開発する職業です。平均年収は400万円ほどになります。

Webエンジニアはある程度のプログラミングスキルが必須であり、プログラマーと同様に資格がなくとも働ける職業となっています。

プログラマーへの転職後に年収を上げるポイント5つ


プログラマーは、高卒後に専門学校か大学でプログラミングについて学び、卒業後に企業に就職し、新卒として活動する方法が一般的です。

しかし、転職してプログラマーとして活動していく場合ですと、収入面で不安がある人は多いでしょう。そこで、転職後に年収を上げるポイントを5つご紹介します。

1:上流工程に積極的に介入する

最初に紹介するポイントが、上流工程に積極的に介入することです。上流工程では、システムを構成する初期段階の工程となり、得られる収入が高くなります。

しかし、コードを組む作業がほとんどないため、プログラムを組むことを主流としているプログラマーには向かないでしょう。

2:資格を取得する

次に紹介するポイントが、プログラマーに有利な資格を取得する方法です。一般的に資格はなくともプログラマーになることは可能ですが、取得することで年収アップに繋がる資格も存在します。

オススメの資格は基本情報技術試験です。プログラマーに限らず、多くのIT系エンジニアが取得している資格であり、履歴書に記入することで信頼度が高まり、円滑に業務に取り組むことが可能となります。

3:複数の言語を身につける

次に紹介するポイントが、複数の言語を身につけることです。プログラマーは仕事の案件によって、c言語やJava、Pythonやc#など複数のプログラミング言語を使い分けますが、上記でも述べている通り、身についている言語によっては年収に差が出るでしょう。

複数の言語を習得するためには高いスキルと多くの時間を必要としますが、習得できれば年収アップに繋がります。

4:デザインの技術を身につける

次に紹介するポイントが、デザインの技術を身につけておくことです。通常、デザイン技術を必要とする職種はWebデザイナーになります。

Webデザイナーは、プログラマーと同じく資格が必要な職種ではありません。プログラマーの技術とWebデザイナーのデザイン技術を併せ持つことができれば、フロントエンドエンジニアとして様々な場面で活躍できます。

5:マネジメントスキルを身につける

最後に紹介するポイントが、マネジメントスキルを身につけることです。プログラミングスキルだけでなく、マネジメントスキルも身につけることで、年収が高い上流工程の仕事に関わっているシステムエンジニアを目指すことができます。

また、マネジメントスキルが身についていると、副業で稼いだり、フリーランスとして活躍の場が広がり、年収アップに繋がるでしょう。

未経験からプログラマーを目指せる?


結論から言いますと、中卒や大卒など学歴関係なく、未経験の初心者からプログラマーを目指すことは可能です。スクールや独学で学んで十分な知識を得て、企業に採用されればプログラマーとして活躍することもできます。

また、現代ではIT技術の需要が高く、未経験でもプログラマーとして採用する企業も存在します。採用が決まれば、実績を積んだプログラマーや経験者からプログラミングについて直接教えてもらうことができるでしょう。

プログラマーの年収を把握しておこう


これから職業としてプログラマーを選んだときに、最初に年収が気になる人は多いでしょう。お金に関する心配ごとが解決しないままだと、思わぬトラブルに発展する可能性があります。

今後のことを考え、収入面で後悔しないためにも、平均的な年収をしっかりと把握しましょう。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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