エンジニア未経験でも転職は可能?成功させるために必要なこととは

 
  

「未経験からでもエンジニアに転職することは可能なの?」
「未経験からエンジニアに転職する際に必要なことを教えて欲しい。」
「エンジニア転職にオススメの求人サイトを知りたい。」

未経験の方でこれからエンジニア転職を目指そうと思う人は、そもそも未経験でも可能なのか、エンジニア転職するにはどんなことが必要なのか気になると思います。

結論から言うと、未経験からでもエンジニア転職するのは可能ですが、予めどんな市場なのかや、事前に必要なことを知っておかないと転職活動に失敗します。

これからエンジニア転職を目指す人はぜひ最後までご覧ください。

未経験からエンジニアへ転職は可能?

まずそもそも、未経験からエンジニアへ転職は可能なのかに関してですが、結論から言うと未経験でもエンジニアへ転職することは可能です。

エンジニアと聞くと一見難しそうで、選ばれた人間しか就けない職業だと思われがちですが、日本での深刻なITエンジニアの人材不足と、優秀な学習教材やプログラミングスクールの普及により昔より簡単になっています。

未経験からエンジニアへの転職が簡単な大きな理由として、エンジニアは慢性的な人手不足が挙げられます。

エンジニアは慢性的な人手不足

「日本のIT企業ではIT人材の不足が深刻です。」このようなニュースを見たことがある人は多いのではないでしょうか。

これはまぎれもない事実で、現在日本のエンジニア不足は深刻で、今後もますます深刻化するだろうと言われています。

経済産業省の調査によると、このようなデータが出ています。


出典:https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf

IT人材の供給量は2019年をピークに減少し始めて、2020年現在では約30万人ものエンジニアが不足しています。IT社会が進む2030年には、人材不足数が約59万人まで深刻化になると予測されており、大企業を除くほとんどのIT企業で人材不足に悩まされるでしょう。

つまり売り手市場なので、多くの企業がエンジニアを求めており、そこまで高度なスキルを持っていない未経験の人でも、エンジニア転職できる可能性があります。

また、企業によっては未経験の人材を多数採用し、研修や学習期間を提供し、仕事ができるレベルまで育ててくれる場合もあるので、全くの未経験でもIT企業に転職することも不可能ではありません。

30~40代の場合

「IT企業のエンジニアに転職するのは若い年齢でないと無理?」

IT企業のエンジニアは若いイメージがあり、30代、40代でもエンジニアとして転職できるのか心配に思われる方もいると思います。エンジニアは学歴や年齢、性別は一切関係なく、スキルさえあればエンジニアとして仕事ができるので、30代、40代でも問題ありません。

しかし、30代、40代の人が中途採用で転職する場合は即戦力を求められる場合が多く、ある程度のスキルがないと選考で落とされる可能性もあります。

そのため、転職する前にプログラミングスキルを身につけて実績を作り、自分が企業で即戦力となるスキルを持っていることをアピールしなければなりません。

エンジニアに転職するために必要なこと

未経験からエンジニアに転職するのは可能ですが、何も準備しないでエントリーしても、選考を落とされるのは当然です。一般的な就職活動のように、エンジニアを志望する理由や、履歴書、自分が持っているスキルをアピールする必要があります。

エンジニアは技術職なので総合職と異なり、準備することが多いです。エンジニアに転職するために必要なことや準備するものは以下の通りです。

・働き方を決める
・プログラミングの学習
・求人サイトから探す
・転職の準備

これらのポイントについて詳しく解説します。

働き方を決める

まず始めに、エンジニアとしての働き方を決める必要があります。エンジニアと言っても、以下のようにさまざまな職種が存在します。

・サーバーサイドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・インフラエンジニア
・セキュリティエンジニア
・ゲームエンジニア

このように、開発するプロダクトによってエンジニアの種類が分けられています。このエンジニアの種類によって働き方や収入、仕事内容が異なるので、自分がどんな働き方をしたいかをまず明確にした上で、自分がなるべきエンジニアを決めましょう

自分が目指すエンジニアが決まったら、次にそのエンジニアになるために必要なプログラミング言語の習得をします。

どのエンジニアに向いているか決めれない場合は、収入や将来性を考慮して決めるのもおすすめです。

プログラミングの学習

次に、エンジニア転職するためには、プログラミングスキルを習得しなければなりません。プログラミングの学習に関しては最短で3ヶ月、平均で6ヶ月ほど勉強すれば、エンジニア転職できるレベルまで達します。

プログラミングを学習する方法としては、独学またはスクールで勉強をします。まずプログラミングを独学する場合は、以下のような手順で勉強をします。

・Progateなどの学習サイトでプログラミングの基礎を学ぶ
・参考書籍や動画教材でプログラミングの応用を学ぶ
・既存サービスのクローンを作る
・オリジナルサービスを開発する

このような手順で独学をしていくので、自走力が必要ですが、学習コストを抑えてプログラミングを勉強できるメリットがあります。しかし、プログラミング学習の難易度はかなり高く、独学でするとなると、挫折してしまう確率が非常に高いので、そこがデメリットだと言えるでしょう。

プログラミングスクールで学習する場合に関しては、スクールが準備したカリキュラムに沿って学習をするだけなので、効率よく学習できます。ほとんどのプログラミングスクールでは、現役エンジニアの講師が教えてくれるので、実務で通用するスキルが身につくのがメリットです。

しかし、プログラミングスクールに通うとなると3ヶ月程度のカリキュラムで平均20万円くらいの受講料が必要になってくるので、学習コストが高いのがデメリットだと言えます。

独学とプログラミングスクールの特徴をまとめると、

・独学:学習コストは安くできるが、効率よく学習できず、挫折しやすい
・スクール:受講費用は高いが、現役エンジニアから実践的なスキルを習得できる

このようになり、学習コストを考えつつ、自分に合った方法で学習をしましょう。

求人サイトから探す

プログラミングスキルを習得したら、いよいよ転職活動のスタートです。転職する際には、希望の条件に合う企業を見つけれるかが最も重要なため、求人サイトを活用して自分に合った転職先を探しましょう。

おすすめの求人サイトは以下の4つです。


・doda
・Green
・マイナビAGENT
・type

どのサイトも、未経験からでも可能な求人を取り扱っており、転職活動に有益な情報も提供してくれるので、登録しておいて損はないでしょう。

これらの求人サイトの詳しい情報は、以下の記事をご覧ください。

※関連記事:未経験でもエンジニアに転職できる?エンジニアにおすすめの転職サイト99選紹介

転職の準備

転職したい企業先が絞り込めてきたら、転職の準備をしましょう。未経験からエンジニア転職する際に必要なものとして以下のものが挙げられます。

・履歴書
・職務経歴書
・ポートフォリオ

履歴書は一般的な履歴書でOKで、職務経歴書には未経験の場合はどんな言語を学んだがや、どんなことができるのかを記載するようにしましょう。また、自分のスキルレベルを企業側にアピールするものとして、ポートフォリオが必要な場合があります

ポートフォリオとは、これまでに作った作品や、学習過程で開発したプログラムのソースコードをまとめたものです。

エンジニア転職は学歴など関係なく、スキルが重要視されるので、準備しておきましょう。

まとめ

本記事では、未経験からエンジニア転職する方法や必要なことについてご紹介しました。

まとめると、日本はエンジニア不足が深刻なので、ある程度のスキルを身につければ、未経験でもエンジニアとして転職ができます。

ぜひこの機会に、エンジニア転職を目指してみてはいかがでしょうか?

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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