2022/08/30

SalesforceのAdmin資格とは?資格に関する詳細や対策方法を解説

 
  

SalesforceのAdmin資格とは?

SalesforceのAdmin資格とは、Salesforceのシステムの製品知識と、関連する業務知識を証明する世界共通の資格です。 認定資格の種類は部門ごとに分かれています。
  • 管理者/CRMコンサルタント
    • Salesforce 認定アドミニストレーター
    • Salesforce 認定上級アドミニストレーター
    • Salesforce 認定 Community Cloud コンサルタント
  • アプリケーション構築者
    • Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー
  • 開発者
    • Salesforce 認定 Platform デベロッパー
    • Salesforce 認定 JavaScript デベロッパー
  • アーキテクト
    • Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナー
    • Salesforce 認定システムアーキテクト
  • Einstein Analytics
    • Salesforce 認定 Einstein Analytics and Discovery コンサルタント
  • PARDOT
    • Salesforce 認定 Pardot スペシャリスト
  • MARKETING CLOUD
    • Salesforce 認定 Marketing Cloud アドミニストレーター
  • CPQ
    • Salesforce 認定 CPQ スペシャリスト
上記で取り上げた認定資格の種類はほんの一例です。本記事では紹介しきれませんでしたが、ほかにも多くの資格の種類があります。すべての資格について知りたい方は、Salesforc公式サイトをご覧ください。

SalesforceのAdmin資格の構成について

Salesforceの認定資格は、基本資格と、合格後に受験できる上位資格とで構成されています。 Salesforceの認定資格をはじめて受験される方は、必ず基本資格から取得する必要があります。
  • Salesforce 認定アドミニストレーター
  • Salesforce 認定上級アドミニストレーター
また、基本資格を合格したあとに受験できる上位資格は、Salesforce 認定上級アドミニストレーターのほかに、次の資格も受験できるようになります。
  • Salesforce 認定 Community Cloud コンサルタント
  • Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント
  • Salesforce 認定 Service Cloud コンサルタント
  • Salesforce 認定 Field Service Lightning コンサルタント
Salesforce 認定 Field Service Lightning コンサルタントを受験する際は、受験前提資格としてSalesforce 認定Service Cloud コンサルタントの資格を取得しておく必要がありますので注意しましょう。

SalesforceのAdmin資格の費用

Salesforceの管理者/CRMコンサルタントの部で取得できるAdmin資格の受験価格は、1試験ごとに税抜20,000円(2021/03/17時点)です。 SalesforceのAdmin資格を購入する際は、購入する枚数によって購入方法が異なります。
  • 12枚以上の購入は、請求書による銀行振込
  • 11枚以下の購入は、クレジットカード
2020年10月29日以降にチケットの購入方法が変更されたため、チケットはSalesforceのWebassessor (Salesforceの認定試験システム)からクレジットカードで購入できません。 11枚以下の購入は、富士通ラーニングメディアから、クレジットカードでチケットを購入する必要があるので注意してください。

受験するためのアカウントを準備する

SalesforceのAdmin資格を受験する際には、SalesforceのTrailheadアカウントとSalesforceのWebassessorアカウントが必要ですので、事前に登録しておきましょう。 各アカウントの登録が完了したら、SalesforceのTrailheadアカウントと、Webassessorアカウントをリンクさせます。 アカウントをリンクさせる手順は次の通りです。
  • Trailblazer.me プロファイル (https://trailblazer.me/id) にログイン
  • 「成績」項目の右上の編集アイコンを選択
  • 「Salesforce 認定資格を接続」をクリック
  • Webassessor に登録しているメールアドレスを選択
SalesforceのTrailheadアカウントと、Webassessorアカウントは受験を申し込みするために必要ですので登録しておきましょう。また、申し込み方法は変更されることがありますので、申し込みの際は必ずSalesforce公式サイトをご覧ください。

SalesforceのAdmin資格の試験場所について

SalesforceのAdmin資格の試験場所は、テストセンターと、オンラインから選べます。テストセンターは、直営会場か、Kryterion直営(一般)会場があります。
  • セールスフォース・ドットコム直営会場
    • 品川ラーニングセンター
    • 大手町 パソナテキーラ会場
  • Kryterion直営(一般)会場
    • iSERVE 池袋テストセンター
    • iSERVE 八重洲日本橋テストセンター
    • ファーストステップ テストセンター秋葉原昭和通り口
上記の会場名は、一部の会場のみ記載しています。Webassessor(ウェブアセッサー)試験予約システムで申し込みをすると、そのほかの会場の選択が可能です。予約する画面では「オンサイト監督」を選択すると、テストセンターで受験できます。

オンラインで試験を受ける場合

オンラインで試験を受ける場合は、Webassessor(ウェブアセッサー)試験予約システムの申し込み画面で「オンライン監督」を選択すると、オンラインで受験するチケットを購入できます。 オンラインで試験を受ける場合は、Windows. 8.1~10、OS 10.13以降のオペレーティングシステムがインストールされているパソコンが必要です。

SalesforceのAdmin資格の対策

Salesforceでは、Salesforceのスキルを学習するためにTrailheadの中で試験用の学習プログラム(トレイル)を公開しています。 Trailheadを利用すれば、Salesforce認定アドミニストレーターの資格だけでなく、ほとんどの資格を受験するための基本的なスキルが学習できます。 たとえば、Salesforce 認定アドミニストレーターの基本スキルの習得は、公式で以下のトレイルが公開されています。
  • 組織設定(出題率 3%)
  • ユーザの設定(出題率 7%)
  • セキュリティとアクセス(出題率 13%)
  • 標準オブジェクトとカスタムオブジェクト(出題率 14%)
  • 営業アプリケーションとマーケティングアプリケーション(出題率 14%)
  • サービスとサポートアプリケーション(出題率 13%)
  • 活動の管理(出題率 3%)
  • データの管理(出題率 10%)
  • 分析 – レポート&ダッシュボード(出題率 10%)
  • ワークフロー/プロセスの自動化(出題率 8%)
  • デスクトップとモバイル管理(出題率 3%)
  • AppExchange(出題率 2%)
これらのトレイルを完了させることは、基本スキルを学ぶには効果的です。ただし、試験では実践的な内容も出題されますが、あまり本番環境では起こりえない試験上だけで求められる問題が出題されることがあります。 試験場だけで求められる問題への対策は、本やネットなどで公開されている過去問題を繰り返し学習するようにしましょう。

SalesforceのAdmin資格は、まず基本資格の取得を目指しましょう

Salesforceの認定資格は、基本資格と、合格後に受験できる上位資格とで構成されています。 基本資格を受験する際は、Trailheadという学習プログラムと、過去問題を繰り返し学習しましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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