Salesforceでの一括削除とは?
Salesforceのデータ管理の機能の1つである一括削除は、不要となった情報を効率的に整理することができる便利な方法です。100件~1000件単位の整理も簡単に行えます。
ファイル使用量の圧迫を防ぐためにも定期的に不要なデータを削除する必要があります。ここではSalesforceの中で行ういくつかの一括削除の方法をお伝えします。
Salesforce データローダ
Salesforceでは、データローダというアプリケーションを使用しています。
データローダには、ソフトウェア内外でのデータの読み込みを可能にする形へ変換したり、ファイル保存を可能にしたりといった、インポートやエクスポートのための機能があります。
ファイルの一括削除
データローダを使うと、Salesforce内で管理するファイルの一括削除が可能です。
Salesforceではファイルをエクスポートし、それぞれ古くなったり不要になったりしたファイルを一括削除できます。
ここでは大まかな流れをお伝えします。詳しくはSalesforce HPを参考にしてみてください。
エクスポート方法
1. データローダを開き「EXPORT」をクリック
2. ログイン後、「Next」をクリック
3. 「Show All Saleceforce Object」をオンにして、「コンテンツ」を選択する
4. 「Browse…」ボタンでエクスポート先を選択し「Next」をクリック
5. IDとCreate Dateのみを選択し「Finish」をクリック
この方法で、ファイルをエクスポートしてから一括削除を行うことで、保存されたもの以外のファイルを一括削除することが可能です。
コンテンツのファイルの一括削除の方法
1. データローダを開き「DELETE」をクリック
2. 「Show All Saleceforce Object」をオンにして、「コンテンツ」を選択する
3. 「Browse…」でファイルを選択し、「Next」をクリック
4. 「Create or Edit a map」をクリック後、「Auto-match fields to column」→「OK」をクリック
5. 「NEXT」→「Browse…」で保存先を選択
6.「Finish」を押すと警告が表示されますが、そのまま「はい」をクリックして一括削除終了
その他の一括削除機能
Salesforceでは、その他にも一括削除する機能があります。
コンテンツ配信や連絡先の一括削除も可能です。
データローダを使用すればコンテンツ配信の一括削除が、Marketing Cloud Contact Builderアカウントを使えば連絡先の一括削除が可能です。
それぞれ画面の指示に従って選択し、削除ボタンをクリックすることで一括削除ができます。詳細はSalesforce HPを参考にしてみてください。
一括削除を使って効率的に作業しよう

いかがでしたか。Salesforceでは、データ管理の中でさまざまな一括削除を行うことが可能です。
業務の時短にもつながるので、一括削除を使って効率的な業務を行いましょう。]]>
この記事の監修者・著者
-
株式会社オープンアップITエンジニア
-
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞