2021/03/1

Salesforce Webassesorとは?登録方法や利用方法についてご紹介

 
  

Webassessorとは?

Webassessorとは、Salesforce.comの認定試験の受験者用ウェブサイトのことです。 試験の申し込みや取得した資格の管理を行うことができる試験予約システムで、認定試験を受験する際には登録が必須になります。 Webassessorでは主に試験の申し込み、試験結果の確認、領収書の発行ができます。他にもSalesforce.comの認定資格は更新が必要なものや、合格結果の確認が必要なものもあるため、受験を考えている方であればWebassessorの利用方法は覚えておくとよいでしょう。

Salesforce.comの認定資格について

Salesforce.comの認定資格は、Salesforce に関する知識・技術を保持していることを証明する、グローバル共通資格です。 認定資格は基本資格と上位資格で構成されており、基本資格の合格後に上位資格の受験が可能になります。コンサルタント向けや開発者向けなどの様々な認定資格があるため、まずはSalesforceのエンジニアとして自分が目指したい方向性に合わせた分野の基本資格の取得を目指しましょう。

Webassessorの登録方法

Webassessorの登録自体は、Salesforceの公式サイトのリンクから簡単に登録できます。 【Salesforce公式サイトからの登録手順】 1.Salesfore公式サイト > サポート&サービス > トレーニングと認定資格 > 認定資格 をクリック(別ウインドウが開きます) 2.画面右上の「Webassessor 試験システムログイン」をクリック 3.Webassessorでアカウントを作成 前述したとおり、Salesforce.comの認定資格を受験するにはWebassessorへの登録は必須になります。 検索エンジンで「Webassessor」と検索して直接登録画面にアクセスすることもできますので、やりやすい手順で登録を行ってみてください。

Webassessorの利用方法

Webassessorの利用方法について、次の4つのシチュエーションに合わせて解説します。 1.受験前 – 試験の申し込み 2.受験時 – オンライン受験 3.受験後 – 試験結果の確認 4.資格取得後 – 資格の更新

1.受験前 – 試験の申し込み

認定試験の申し込みはWebassessor上で行うことができます。 ログイン後「試験の申し込み」タブから申し込みができます。各認定試験の概要を確認し、試験会場で受験する場合は「オンサイト監督」、オンラインで受験する場合は「オンライン監督」を選択してください。 それぞれの認定試験には受験ガイドが用意されていますので、申し込みをする前に試験内容や受験資格について確認しておくことをおすすめします。 【受験料の支払いの際の注意点】 受験料の支払いはクレジットカードを使用できます。使用できるブランドは VISA、MasterCard、American Express、Discover と限られていますので、注意が必要です。 また、銀行振込で支払う「受験バウチャー」というプリペイド方式の電子受験チケットを利用することも可能ですが、こちらは最低購入枚数が決められているため注意が必要です。 「認定アドミニストレータ試験」等の受験料が20,000円(税抜)の試験であれば、12枚以上の購入が必要になります。各試験によって条件が異なるため、受験バウチャーを利用する際は事前に確認するようにしましょう。 【オンライン受験の際の注意点】 オンラインで受験する場合は、オンライン受験者用ガイドを受験前に確認するようにしましょう。 受験に使用するコンピュータで事前にインストールしておくアプリケーション、外部カメラの使用方法や受験する際の環境についても細かく指定されていますので、確認漏れがないよう注意が必要です。

2.受験時 – オンライン受験

オンラインで受験する場合には、試験を受ける際にWebassessorを使用することになります。 「受験スケジュール/履歴」タブから試験を開始できます。試験開始後すぐにテストが始まるわけではなく、注意事項の確認やWebカメラの確認等が行われますので、試験日は時間に余裕を持って受験に臨みましょう。 【ログイン時の注意点】 Webassessorのシステムは5回以上ログイン認証に失敗すると、30分間アカウントがロックされてしまいます。ログイン情報を控えておくか、ロックされる前にパスワードの再設定を行い、ログインできず試験時間に間に合わなかったということがないように注意しましょう。

3.受験後 – 試験結果の確認

試験結果はWebassessor上で管理されています。 「受験スケジュール/履歴」タブの 完了した試験 というセクションに、受験した試験内容と結果が表示されていますので、結果のリンクから成績証明書を確認できます。 成績証明書では試験内容のトピックと正答率が記録されていますので、試験後の見直しに確認してみるのもよいでしょう。合格点については各試験の受験ガイドから確認できます。

4.資格取得後 – 資格の更新

Salesforce.comの認定資格は、資格の維持のために1年ごとに更新する必要があります。 Salesforceは品質向上のため、年に3回メジャーアップデートが行われており、その都度仕様変更が行われています。以前はメジャーアップデートに合わせて資格の更新が必要でしたが、現在は1年に1度、取得した基本資格の更新モジュールを完了すれば資格の継続ができるようになりました。 更新モジュールはSalesforeの無料のオンライン学習プログラム『Trailhead』で受験することができます。更新モジュールの提供終了期日までに完了できなかった場合、資格は失効してしまうため余裕を持って受験するようにしましょう。 【認定証に関する注意点】 資格取得後、認定証はWebassessorに登録しているメールアドレス宛にPDF形式で送信されます。紙媒体での発行はないため、ご注意ください。

Trailheadの更新モジュールを完了するには

更新モジュールの完了には、WebassessorのアカウントとTrailheadのアカウントの両方が必要です。 Trailheadとは、Salesforceが提供する無料のオンライン学習プログラムのことです。資格取得後に受験する必要がある更新モジュールは、Trailheadにて提供されています。 【WebassessorとTrailheadをリンクする】 更新モジュールを完了するには、WebassessorとTrailheadのアカウントをリンクさせ、自分の資格取得状況をTrailhead側に同期させておく必要があります。 アカウントのリンクは以下の3ステップで完了できます。 1.Trailheadのアカウントを作成する(無償) 2.Trailheadのプロファイル画面からSalesforce認定資格を追加 > Salesforce認定資格を接続 3.Webassessorに登録しているメールアドレスを指定 更新モジュールの受験とアカウントのリンクがどちらも完了した段階で更新モジュールが完了となります。アカウントをリンクする前に更新モジュールを受験していても問題はありませんので、やりやすい方から取り掛かりましょう。

Webassessorを利用してSalesforce.comの認定資格を取得しよう

今回は、Salesforce.comの認定試験の試験予約システム「Webassessor」について紹介しました。 Webassessorは認定試験の受験の際はもちろん、取得した資格の更新モジュールの完了する際にも利用する登録必須のシステムなので、ぜひ利用方法を覚えておきましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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