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AWS認定資格ソリューションアーキテクトはどんな資格?
AWS認定資格ソリューションアーキテクトとは設計者を対象とした試験です。
AWS認定資格には12種類あり、基礎コースの上位資格として設計者向けのソリューションアーキテクト、運用管理者向けのSysOps、開発者向けデベロッパーの3種類があります。
また、ソリューションアーキテクトには中級の「アソシエイト」と上級の「プロフェッショナル」の2つのレベルがあります。
資格の取得を検討した方がいい人は?
AWS認定資格ソリューションアーキテクトは設計者としてAWSのスキルを身につけたい人におすすめです。
システムの設計や構築、運用を行う上でのベストプラクティスに沿った問題が出題されるため、AWSを使用したシステム設計を行いたい人は取得すると良いでしょう。
また、一般的にAWS認定と言えばソリューションアーキテクトを指すため、スキルの証明としてAWS認定を取得したいという人にもおすすめです。
AWS認定資格ソリューションアーキテクト−アソシエイトの試験概要
AWS認定資格ソリューションアーキテクト−アソシエイトはアソシエイトレベルの試験です。
AWSを使用した分散システムの可用性やコスト効率、高耐障害性、スケーラビリティの設計などの1年以上の実務経験を持った設計者向けの試験となっています。
ソリューションアーキテクト−アソシエイトを取得することにより、AWSサービスを使用したベストプラクティスな設計や構築、提案ができるスキルが認定されます。
AWS認定資格ソリューションアーキテクト以外の資格4選
AWS認定資格ソリューションアーキテクト以外の資格をご紹介します。
AWS認定資格には設計者向けのソリューションアーキテクト以外にもさまざまな資格があります。
ここではAWS認定資格ソリューションアーキテクト以外の資格4選をご紹介しますので、AWS認定資格に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
ソリューションアーキテクト以外の資格1:クラウドプラクティショナー
AWS認定クラウドプラクティショナーは基礎レベルの資格です。
AWS認定の中ではもっともやさしいレベルの資格で、他の特定の技術を認定する試験と違い、基礎コースとして独立しています。
また、クラウドプラクティショナーではAWSにおけるクラウドの概念とセキュリティ、テクノロジー、請求と料金などが問われます。取得することで、AWSに関する基礎的な知識を保有していることを証明できる試験です。
ソリューションアーキテクト以外の資格2:デベロッパー
AWS認定デベロッパーは開発者向けの資格です。
ソリューションアーキテクトと同様にクラウドプラクティショナーの上位にあたる試験で、システム構築において拡張性やコストを考慮するための手法やサービスについて出題されます。
デベロッパーを取得することで、AWSを利用したアプリケーション開発のスキルを証明することができます。また、レベルはアソシエイトのみとなっています。
ソリューションアーキテクト以外の資格3:SysOps アドミニストレーター
AWS認定SysOps アドミニストレーターは運用担当者向けの資格になります。
クラウドプラクティショナーの上位資格で、高い可用性を持つシステムの開発や管理、運用のためのAWS技術やサービスについて問われます。
また、SysOpsもデベロッパー同様にアソシエイトレベルしかなく、上位試験はデベロッパーと共通のDevOps エンジニアプロフェッショナルとなっています。
ソリューションアーキテクト以外の資格4:DevOps エンジニア
AWS認定DevOps エンジニアは運用担当や開発者向けの資格です。
デベロッパーとSysOps アドミニストレーターの上位資格で、2年以上のAWS環境の運用や管理の実務経験を持つ担当者を対象としています。
AWSを使用した高い可用性や自己修復機能を搭載したシステム構築ができるDevOpsエンジニアとしてのスキルを証明することができます。
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強方法6個
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強方法についてご紹介します。
これからAWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強を始めるという方の中には、どのようにして勉強すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ここではAWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強方法6個をご紹介しますので、どのような勉強方法があるのかぜひ参考にしてみてください。
ソリューションアーキテクトの勉強方法1:試験範囲を把握する
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強を始める場合は、まずは試験範囲の確認を行いましょう。
AWS認定試験は試験の種類ごとに範囲が決まっていますが、内容が被っているものも多いです。そのため、まずは公式のAWS認定ソリューションアーキテクトのページで試験範囲を確認しておきましょう。
ソリューションアーキテクトの勉強方法2:参考書や動画学習サイトを使って勉強する
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強をするなら参考書や学習サイトを活用しましょう。
AWS認定の書籍にはさまざまな種類があるため、ソリューションアーキテクト対策用の参考書を使って学習を行いましょう。
また、動画でAWSの学習ができるドットインストールのような動画学習サイトもあるため、特に勉強しはじめのタイミングで活用すると良いでしょう。
ソリューションアーキテクトの勉強方法3:問題集を解く
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強をするなら問題集をこなしましょう。
問題集は紙の問題集でも良いですが、WEB問題集を活用するのもおすすめです。WEB問題集は有料プランに登録しないと見られない問題もありますが、無料でもある程度利用することができます。
ソリューションアーキテクトの勉強方法4:公式サイトのサンプル問題を解く
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強をするなら公式のサンプル問題をこなしましょう。
AWSの公式サイトにはサンプル問題も用意されているため活用しましょう。特にAWSの問題は英語をそのまま日本語に翻訳したような独特の文体になっているため、試験に備えて文章にも慣れておく必要があります。
そのためサンプル問題を繰り返し解いて、実際の試験の雰囲気などを掴んでおきましょう。
ソリューションアーキテクトの勉強方法5:模擬試験を受ける
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強をするなら模擬試験を受験しましょう。
AWS公式で受験できる模擬試験は受験料がかかりますが、本番の試験の雰囲気を掴むのに最適です。また、本番を想定して解けなかった問題がわかるため、模擬試験の問題はスクリーンショットなどで保存して、後からしっかりと復習に活用するようにしましょう。
ソリューションアーキテクトの勉強方法6:分からない点を相談できる相手を見つける
AWS認定ソリューションアーキテクト試験の勉強をするなら相談できる相手を見つけましょう。
一緒にAWS認定を受ける同僚や先輩など、AWS認定試験について相談できる相手がいるとベストです。勉強方法の相談などもできるため、モチベーションを保ちながら学習を進めることができるでしょう。
AWS認定ソリューションアーキテクト−アソシエイトの上位資格はある?
AWS認定ソリューションアーキテクト−アソシエイトの上位資格はプロフェッショナルです。
プロフェッショナルレベルは2年以上のAWSを利用したシステムの管理や運用の実務経験を持つ設計者を対象としています。
主に動的なスケーラビリティや高可用性、高い信頼性を持つアプリケーション設計やデプロイなどの知識とスキルが問われる試験で、AWSを使用した分散アプリケーションやシステム設計の高度なスキルを証明できます。
AWS認定資格ソリューションアーキテクトを取得してキャリアアップしよう
AWS認定ソリューションアーキテクトを取得することで、AWSを使用したベストプラクティスなシステム設計のスキルを証明できます。
ぜひこの記事でご紹介したAWS認定資格ソリューションアーキテクトについての概要やソリューションアーキテクト以外の資格、勉強方法などを参考に、AWS認定ソリューションアーキテクトの取得を目指してみてはいかがでしょうか。