2021/03/17

AWS Solution Architect Professionalとは?概要6つ

 
  

AWS Solution Architect Professionalとは?


AWS Solution Architect Professionalとは、クラウドサービスAWS(Amazon Web Services)の認定試験の1種です。

AWSはAmazon社によって運営されているクラウドサービスで、100以上のクラウドコンピューティングを提供しています。

AWS Solution Architect Professionalは、AWS認定試験の中でも難易度の高いテストです。受験推奨レベルは、おもに設計者が対象となっています。

今回は、AWS認定試験のSolution Architect Professionalについて解説しましょう。

証明される能力について

AWS認定試験を取得すれば、AWSに関する専門的知識とスキルの実力を証明することが可能です。

特に、Solution Architect Professionalの場合は、「システム設計や分散アプリケーションにおける高度な専門的知識やスキル」を証明できます。

AWS Solution Architect Professionalの概要6つ


AWS Solution Architect Professionalの試験の概要について解説します。AWS認定試験を受験する前に、試験の概要について理解しておきましょう。

今回はSolution Architect Professionalの概要の中でも、「合格率」「試験時間」「問題形式」「費用」「問題内容」「難易度」といった6点にポイントをおいて説明します。

AWS Solution Architect Professionalの概要1:合格率

Solution Architect Professionalの合格率は公表されていませんが、合格ラインは75%といわれています。1000点満点で評価されるため、合格するためには750点以上の得点が必要です。

AWS認定試験は4つのレベルに分かれており、難易度の低い順に「基礎コース」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「専門知識」となっています。

Solution Architect Professionalは、AWS認定試験の中でも難易度の高いテストの1つで、Solution Architectの内、難易度の高いプロフェッショナルレベルになります。

AWS Solution Architect Professionalの概要2:試験時間

Solution Architect Professionalの試験時間は180分間です。

参考までに、AWS認定試験の実施形式は「試験センターで受験する形式」と「オンライン試験で受験する形式」の2種類あり、受験者はどちらか1つの実施形式を選択できます。

また、対応可能言語は、英語・日本語・韓国語・中国語(簡体字)となっています。

AWS Solution Architect Professionalの概要3:問題形式

Solution Architect Professionalの問題形式は「択一選択問題」と「複数選択問題」となっています。選択肢の中から、複数の解答を選ぶ必要があるため、専門的知識に加えて文章の読解力も必要とされます。

Solution Architect Professionalを取得するために、サンプル問題や模擬試験などを使って問題形式に慣れておきましょう。

AWS Solution Architect Professionalの概要4:費用

Solution Architect Professionalの受験料は30,000円(税別)です(2020年12月22日時点)。

個人で受験する場合は、受験料の支払方法はクレジットカードのみとなっています。また、模擬試験の受験料は4,000円(税別)です。

なお、AWS認定資格試験には、申し込み専用のページがあります。インターネットによる申し込みしか受け付けていませんので、覚えておきましょう。

AWS Solution Architect Professionalの概要5:問題内容

Solution Architect Professionalの問題内容は、新しいソリューションの設計・コスト管理・既存のソリューションの継続的改善などとなっています。

問題内容は広範囲から出題されるため、しっかりと準備しておきましょう。

AWS Solution Architect Professionalの概要6:難易度

Solution Architect Professionalは、AWS認定試験の中でも難易度の高いテストです。

Solution Architectは「アソシエイト」と「Professional」というレベルに分かれており、「Professional」が上級レベルになります。

上級レベルであるSolution Architect Professionalの受験推奨レベルは、AWSのシステム管理・運用経験が2年以上ある設計者向けとなっています。

AWS Solution Architect Professionalの対策3つ


AWS Solution Architect Professionalに合格するためには、効果的な試験対策が必要です。

今回は3つの試験対策として「公式のドキュメントを読む」「サービスを利用」「類似問題をくりかえし解く」を取り上げます。

以下で、それぞれの対策について解説しましょう。

対策1:公式のドキュメントをたくさん読む

Solution Architect Professionalの試験対策として、公式のドキュメントをたくさん読みましょう。AWS認定試験は、公式サイトにたくさんのドキュメントを用意しています。

たとえば、公式サイトの「ソリューション」の中に「AWSホワイトペーパーとガイド」という項目があります。AWSとコミュニティによって作成された資料で、読み込むことでクラウドの知識を深めることが可能です。

対策2:サービスを実際に使用してみる

試験対策として、AWS認定に関するさまざまなサービスを利用する方法があります。

AWS認定の公式サイトには、試験を受けるためのサポートが充実しています。公式サイトには、試験ガイドやサンプル問題、AWSラーニングパスや試験対策トレーニングなどが用意されています。

また、模擬試験を受けることも可能ですので、力試しをしてみるのもいいでしょう。

対策3:似た問題を数多くこなす

Solution Architect Professionalに合格するためには、似た問題を数多くこなしましょう。

Solution Architect Professionalは問題数が多く、短時間で問題を解く必要があります。試験本番を意識して、類似した問題をたくさん解き、短時間で問題を解けるようトレーニングを積むことが大切です。

AWS Solution Architect Professionalを取得しよう


AWS認定試験は基礎レベルから専門レベルまで幅広く用意されています。AWS認定試験を取得すれば、AWSの知識やスキルを体系的に習得でき、実力を対外的に立証することが可能です。

今後のビジネスやキャリアアップへつなげるために、AWS Solution Architect Professionalの取得を目指しましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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