2021/04/1

Salesforce Einsteinとは?しくみや特徴などを詳しく解説します

 
  

Salesforce Einsteinとは

クラウドWebサービスのアインシュタイン(Einstein)には様々なツールがあります。 – Einstein Activity Capture : MicrosoftまたはGoogleアカウントの間で同期してメール、イベントと連絡先を自動的に取り込む – Sales Cloud Einstein : チームの営業活動とCRMデータから学習し、最良の見込み客を特定し、機会をより効率的に変換して顧客を維持するのに役立つ、独自のデータサイエンス部門 – Einstein Automate : AIを駆使してインテリジェントワークフローを自動的に構築する 等いろいろなツールがあり、営業業務を自動的にインテリジェントに支援して担当者の手作業を減らし生産性を高める事ができます。

Einstein Activity Captureと受信トレイのデータ保持

Einstein Activity Captureと受信トレイのメールおよびイベントデータのどれだけが、Salesforceによって保存されているかを理解することが重要です。 Einstein Activity Captureまたは受信トレイによってキャプチャされたデータは、パブリッククラウドプロバイダーを使用して保存されるため、Salesforceのデータ割り当てには影響しません。

Einstein Activity Captureを設定する

Einstein Activity Captureを稼働し、ユーザーにEinstein Activity Captureおよび関連するダッシュボードへのアクセスを許可します。 アプリケーション間でデータを移動する方法を制御する構成を作成します。 キャプチャされるアクティビティとそれらの共有方法に影響する設定を定義すれば設定完了です。

Einstein Activity Captureを使用する

Einstein Activity Captureは、Salesforceと電子メールおよびカレンダーアプリケーション間のデータを最新の状態に保つのに役立ちます。 アカウントをSalesforceに接続し、共有するアクティビティとその方法を制御可能です。 さらに、アクティビティダッシュボードを確認して、Einstein Activity Captureで追加されたものを含む営業アクティビティの概要を確認できます。

キャプチャのしくみ

ユーザーが送受信するメールとイベントは、Salesforceの関連レコード(顧客名、連絡先、契約、リード、商談、見積り)に自動的に追加されます。 電子メールとイベントは、関連するレコードのアクティビティタイムラインに表示され、イベントは、SalesforceのGoogleまたはMicrosoftのカレンダーにも表示されます。 連絡先データが取得されるのは、接続されたアカウントからです。キャプチャされたデータはパブリッククラウドプロバイダーで保存されます。

同期のしくみ

連絡先とイベントは、Salesforceと接続されたアカウント間で同期されます。 連絡先とイベントがSalesforceに同期されると、それらはSalesforceレコードになり、イベントは、Salesforceのマイイベントカレンダーに表示されます。

Sales Cloud Einstein

重要な予測、インテリジェントな推奨事項、タイムリーな自動化により、販売プロセスのすべてのステップでチームの販売生産性を強化します。 Sales Cloud Einsteinは、チームの営業活動とCRMデータから学習して、最良の見込み客を特定し、機会をより効率的に変換し、顧客を簡単に維持するのに役立つ独自のデータサイエンス部門です。 Sales Cloud Einsteinには、Sales Analyticsアプリと受信トレイも含まれています。

Sales Cloud Einsteinで生産性を向上させる

営業担当者の貴重な時間を解放し、生産性を向上させます。 Einstein Automated Contactsは新しい連絡先と商談連絡先の役割を見つけてSalesforceに追加します。 また、営業担当がメールとカレンダーをSalesforceに接続すると、Einstein ActivityCaptureはメールとイベントを関連するSalesforceレコードに追加します。 この作業はすべて自動的に行われるため、担当者は、この煩雑な手動作業から解放されます。

Sales Cloud Einsteinで日常のワークフローにインテリジェンス

日々の意思決定に影響を与えるインテリジェンスで、アインシュタインを次のレベルに引き上げましょう。 Einstein Insightsは、営業担当者に関連する更新とフォローアップのリマインダーを提供して、より多くの取引を獲得し、担当顧客との関係を育むのに役立ちます。 Einstein Scoringは、見込み客に優先順位を付け、新規開拓顧客と成約の可能性が高い案件に集中できるようにします。

EINSTEIN AUTOMATEを使用して作業速度を上げる

Einstein Automateは、特定の複雑な業界プロセスを構築する場合、AIを使用して過去のデータや実績から適切なソリューションを導いたり、ルーチンワークの申請やワークフロー、事務処理を自動的に処理します。

AIを駆使して過去の経験を紹介し、理想的手順を構築

AIを使用して複雑なプロセスを簡素化し、クラウド、ハイブリッド、またはシステムからのデータと統合されたエクスペリエンスを提供します。また、事前に構築されたテンプレート、ソリューション、およびライブラリを使用して、業界関連のプロセスを作成します。 ケースのルーティングと前処理、回答と解決、サービスの履行、クレーム処理従業員のワークフロー新入社員の承認、従業員の出社/退社、休暇申請ITワークフロー自動インシデント応答、発注書追跡、資産管理販売ワークフロー注文処理、支払い処理、債務回収、等があります。 これらの様々なプロセスの自動化を優先し、手動プロセスを排除可能です。

AIを使用してよりスマートなパイプラインを構築する

予測から””当て推量””を取り除きます。 Einstein Forecastingは、人工知能(AI)テクノロジーを使用して、予測の確実性と可視性を高めます。予測の精度を向上させ、予測を取得し、営業チームの状況を追跡します。

Salesforce EINSTEINでワークフローを自動化

今回はSalesforce EINSTEINについて紹介しました。 EINSTEIN Activity CaptureはMicrosoftまたはGoogleアカウントの間での同期によりイベントを自動スケジュール化し手動作業を排除できます。 EINSTEIN AUTOMATEによるケースのルーティングと前処理、クレーム処理従業員のワークフロー新入社員の承認、従業員のオンボーディング/オフボーディング、休暇申請ITワークフロー自動インシデント応答、発注書追跡、資産管理販売ワークフロー注文処理、支払い処理、債務回収、等多彩なワークフローを自動化します。 このようにEINSTEINで手動プロセスを排除し、AIを駆使したタイムリーな自動化により組織の生産性と効率を高めることができます。]]>

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

おすすめの動画

  • 【未経験からIT業界へ転職するなら】相談窓口とスキルの獲得はここで解決!IT転職が一気に有利に!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【費用一切不要】未経験からIT業界へ転職するならまずはここへ相談!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【何のエンジニアになれるのか?】未経験からITエンジニアを目指すとこんな道がある【キャリアチェンジアカデミー】