【どの言語が高収入？】プログラミング言語別の年収ランキング！

プログラミングの言語によって、提示される年収は変わってきます。
今、最も年収提示の高い言語はどの言語になるのでしょうか。
求人検索エンジン「スタンバイ」の情報をもとに年収の高いプログラミング言語について、2018年の調査結果をご紹介します。

CやJavaなどの年収は？

「C」は、1972年に開発されて以降50年近くの年月が流れた現在も人気のある言語です。
提示年収の中央値を比較したプログラミング言語別の年収ランキングでは、Cは10位となっています。
提示年収の中央値は525万円、最大提示年収は1,000万円、求人数は9,347件となっており、Cは根強く需要のあるプログラミング言語だと言えるでしょう。

では、1995年にサンマイクロシステムズによって公開されたプログラム言語、「Java」の年収を見てみましょう。
Javaの年収中央値は500万円でランキングは14位となっています。
求人数は34,000件と他の言語と比べても決して少なくはありません。
しかし、一年前と比較すると求人数は約30%も減少しており、近年、Javaに代わる言語として「Kotlin」の普及が進んでいることが要因と考えられています。

年収の多いプログラミング言語トップ10

まずは、提示年収の中央値ランキングのトップ3をご紹介します。

1位　GO

1位は、年収中央値600万円、最大提示年収1,600万円、求人数2,202件の「GO」となっています。
GOは2009年に登場以来、世界中で人気を博している言語で、C言語に代わるものとして基盤ソフトウェアの開発に採用されています。
また、実用性が高く、ツール開発やWebサーバーなど幅広い分野で活用されています。
習得しやすい言語であることも人気の要因と言われおり、日本においても急速に普及が進み、求人件数は一年前と比較して1.9倍にも増加しています。

2位　Scala

2位は、年収中央値600万円、最大年収提示1,300万円、求人数1,489件の「Scala」でした。
Scalaは2003年に登場した言語で、オブジェクト指向言語と関数型言語の双方の特徴をもった言語です。
TwitterやLinkedlnが利用している言語として認知されています。
日本においても、Scalaを採用する企業が増えているものの、Scalaを扱える人材の数が少ないことが、年収を引き上げる要因になっていると言われています。

3位　Python

3位は、年収中央値575.1万円、最大年収提示1,499万円、求人数9,344件の「Python」となっています。
Pythonは機械学習に強い言語で、研究機関において研究者やデータサイエンティストによく利用されている言語です。
今後もさらなる需要が見込まれており、求人数は一年前より1.7倍に伸びています。

プログラミング言語別年収ランキング

ここまで紹介した言語も含めて、10位までのプログラミング言語別の年収ランキングを見ていきましょう。

順位	言語	年収中央値（万円）
1	Go	600
2	Scala	600
3	Python	575.1
4	Kotlin	575
5	TypeScript	575
6	R	574.8
7	Ruby	550
8	Swift	550
9	Perl	525
10	C	525

※年収中央値が同じ場合は最大提示年収が高く、求人数が多いものの順位を上位とする

年収ランキング1位はGO

最も年収中央値が高いプログラミング言語は、C言語に代わるものとして世界中で活用されているGOとなりました。
GOは、習得しやすく、汎用性も高いことから、日本だけでなく世界的にエンジニアからの人気も高い言語となっています。
今回のお伝えした内容をもとに、新たな言語を勉強してみてはいかがでしょうか。