【インフラエンジニアにおすすめの資格】ITILファンデーション試験のすすめ

 
  

多くのインフラエンジニアが取得している資格のひとつが、ITILファンデーションです。
今回は、ITILファンデーション試験の概要について紹介します。

ITILに試験がある?

ITILとはInformation Technology Infrastructure Library(インフォメーション・テクノロジー・インフラストラクチャ・ライブラリ)の略で、「アイティル」と読みます。
安定してITサービスを提供するために必要なITサービスマネジメントの指標となっており、ITILを取り入れることによって顧客満足度の向上につながります。

そして、ITILに関する知識を証明するための世界共通資格の一つが「ITILファンデーション」です。
ITILを採用する企業が増加するとともにITILファンデーションの受験者数も増えており、特にインフラエンジニアやシステムエンジニアにとっては重要な資格だといえるでしょう。

またIT研修大手の米グローバルナレッジが発表した「稼げるIT認定資格Top15 2019年度版」では、ITファンデーションは7位にランクインしています。
前年度のランキングでは圏外だったことからも、現在需要が伸びている注目の資格だといえるのではないでしょうか。

ITILファンデーション試験について

ITILファンデーションはITIL入門認定資格であり、難易度はレベル1に設定されています。
研修コースを受講する人もいますが独学で取得を目指す人も多く、独学の場合は2週間~1ヵ月ほど勉強してから受験する人が多いようです。

ITILファンデーション試験を管理している英国AXELOSのサイトには試験範囲および項目ごとの勉強時間の目安が記載されており、これによると合計の勉強時間は20時間弱となります。
もちろん必要な勉強時間は人によって異なりますが、社会人でも比較的取り組みやすい試験だといえるのではないでしょうか。

なお出題形式は四肢択一で、65%以上の正解率で合格となります。
合格率や合格者数については公開されていませんが、参考書を使ってしっかりと対策すれば対応可能だといえるでしょう。
試験会場はピアソンVUE試験会場またはプロメトリック試験会場の二つから選ぶことができ、自分のスケジュールに合わせて試験日を決められます。
試験日を決めたら、ピアソンVUEまたはプロメトリックのサイトから申し込みをしてください。

ITILファンデーション試験を受けてスキルアップを

IT関連の資格はたくさんありますが、その中でもITILは取得する価値のある資格だといえるでしょう。
インフラエンジニアとしてスキルアップを目指しているのであれば、ぜひITILファンデーションの取得を目指してみてはいかがでしょうか。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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