フリーランスエンジニアの案件獲得方法6選|注意点やコツとは?

 
  

フリーランスエンジニアが案件を獲得する方法

フリーランスが案件を獲得する方法として最もメジャーな手段が「エージェントの活用」です。営業にかかる労力が削減できるうえ、報酬も確実に支払われるのでフリーランスにありがちな「納品後のディスカウント」や「未払い」などのリスクを回避できます。また、契約関係もエージェントが代行してくれるので案件に集中しやすいというメリットもあります。デメリットとしてはマージンを支払う必要があることが大きいのですが、マージン率は各社によって異なり、10%以下の会社もあるので自身の費用感に合わせて選ぶことでより活用するメリットは大きくなるでしょう。

ほかには、直接営業をかけるのも常套手段です。エージェントの活用と比べると、仲介手数料がかからないことが大きな魅力です。しかしその分労力がかかりますし、資料を作成する必要もあることも考慮しておく必要があります。
また、縁故受注やSNS・ブログなどを通じて案件を獲得する方法もあります。SNSやブログは問い合わせがあるまで粘り強くコンテンツや情報を発信する必要がありますが、その分コンテンツが充実すると強力な宣伝媒体になるので、フリーランスを目指すエンジニアはまずブログなどで作成しておくことをおすすめします。

フリーランスが案件獲得をする際の注意点5選

フリーランスエンジニアは個人で活動しているので、自分自身で仕事を獲得する必要があります。しかし、個人で案件獲得することは、非常に難しく、なかなか思うように案件獲得ができないという場合もあります。

そのようなときでも、焦って案件を受注するようなことをしてはいけません。フリーランスエンジニアとして良い仕事を続けていくためには、案件獲得する際にいくつか注意すべき点があります。

作業範囲を明確にする

最初はフォームの構築という約束だったのに、いつの間にかコーディングまで同じ単価でやらされていた…。というようなケースはフリーランスの大きな悩みになっています。
このような本来の単価での仕事範囲を徹底するために、作業範囲について事前に書面に残して確認しておきましょう。

自分のスキルに見合った仕事を受ける

できないことまで受注することは、客先からの信用の低下につながります。自分のスキルに見合った仕事を受けることを心がけましょう。

単価を下げすぎない

今すぐ仕事がほしい、という思いを優先しすぎて単価が折り合わない(低すぎる)案件を受注してしまうことは極力避けましょう。継続的な案件になっても価格交渉をする必要がありますし、単価が低いとモチベーションの低下にもつながってしまい、成果物も中途半端な品質になってしまう可能性が高くなります。

クライアントからの信頼を大切にする

クライアントはフリーランスエンジニアの仕事に対して報酬を支払います。そのため、案件獲得を目指す場合、能力や実績、接し方などでクライアントからの信頼を得ることは重要です。また、そのクライアントが信頼できる企業であるかを見極めることも重要です。

もし、案件に対する質問をした際に的確な回答がもらえなかったり、契約内容が曖昧などであったりする信頼できない企業から案件獲得してしまうと、仕事でのコミュニケーションがうまく取れない、支払いを期日通りに行ってくれないなどのトラブルが起こってしまう可能性があります。そのため、このような信頼のできない対応をする企業からの案件獲得は避けるべきでしょう。

常にマインドセットを意識する

フリーランスエンジニアは個人で活動するため、案件獲得するだけでもそのハードルが高くなってしまうことがあります。そのため、フリーランスエンジニアとして案件獲得できるように、常に成長するためのマインドセットを意識しておくことが必要です。

フリーランスエンジニアに求められるマインドセットには、新しいことを吸収し続ける好奇心を持つことや、学んだことを積極的に活用すること、継続的な努力を続けることなどがあります。

フリーランスエンジニアの案件獲得方法6選

フリーランスエンジニアは個人で活動しているため、会社員の場合と違って営業が案件獲得してきてくれたり、会社が仕事を用意してくれたりなどはしません。そのため、フリーランスエンジニアは自分で案件獲得していかなければなりません。

しかし、フリーランスエンジニアとして独立するために、エンジニアとしてのスキルや知識は身につけてきたが、営業は行ったことがないという人もいます。そのようなフリーランスエンジニアは案件獲得の方法で悩んでしまうことがあります。

フリーランスエンジニアが案件獲得するための方法はいくつかあるので、自分にとって適した方法を探してみましょう。

フリーランスの案件獲得方法1:エージェントに依頼する

フリーランスエンジニアの案件獲得方法がわからないという人は、まずエージェントに登録しても良いでしょう。エージェントサービスの中にはフリーランスエンジニア向けのエージェントもあったりします。

エージェントを活用すれば、企業とエンジニアの条件をうまくマッチングしてもらうことができます。また、フリーランスとして必要な複雑で面倒な手続きをサポートしてくれたりなどもするので、フリーランスエンジニアとしての働き方を学ぶことができるでしょう。

フリーランスの案件獲得方法2:クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングを活用すれば、フリーランス向けの案件を手軽に探すことができます。自分で条件を絞って案件を探すことができるので、簡単な案件をこなして実績を作る際におすすめです。

また、クラウドソーシングを活用する場合は、案件登録している企業の評価を確認することができます。その評価を確認したり、メッセージでやりとりなどをすることで、案件獲得しても良い信頼できる企業がどうかを判断することが可能です。

フリーランスの案件獲得方法3:自ら営業を行う

シンプルでわかりやすい案件獲得の方法は営業活動を行うことです。営業活動では自分がフリーランスエンジニアとして、どのようなことができ、クライアントはどのような結果が得られるのかなどをアピールして、売り込みする必要があります。

売り込みする際の材料として、実績を示したり、ポートフォリオでスキルを確認してもらったりなどする必要があります。実績やスキルがあるということを証明できることで、案件獲得の可能性を高めることが可能です。

フリーランスの案件獲得方法4:知人からの紹介

フリーランスエンジニアとして活動を続けていて、良い仕事ができていると、クライアントから別のクライアントを紹介されることがあります。また、友人や知人を通して案件獲得ができる場合もあります。

フリーランスエンジニアは個人で活動するため、1人での営業活動には限界があるでしょう。そのため、人脈を広げながら、良い仕事をして口コミや紹介によって案件獲得することも重要な営業活動となります。

フリーランスの案件獲得方法5:ポートフォリオを作成する

フリーランスエンジニアが案件獲得するためには、自分のスキルをクライアントに明確に伝える必要があります。その際には、ポートフォリオがあると非常に効果的です。

ポートフォリオとは、自分で開発したソフトウェア、Webプログラムなどの成果物のことです。実際に自分が作ったものを見てもらうことで、クライアントにスキルレベルを明確に伝えることができ、証明することもできます。

フリーランスの案件獲得方法6:セミナーに参加する

フリーランスエンジニアが案件獲得するためには、人脈を広げておくことも重要です。そのため、セミナーや勉強会などに参加して、いろいろな人と出会っておくようにしましょう。

エンジニアやフリーランスに関するセミナーや勉強会でなかったとしても、その参加者の中にはエンジニアを探しているという人がいる可能性もあるので、積極的に名刺を渡してアピールしておくようにしましょう。

フリーランスエンジニアで成功するコツ3選

フリーランスエンジニアは会社員のように会社から仕事を与えられるわけではありません。そのため、ただやみくもに毎日仕事を頑張れば結果が出るというものではありません。

フリーランスエンジニアは自分で案件獲得していくという大きなハードルがあり、なかなか思うように案件獲得することができないという人もいます。フリーランスエンジニアとして案件獲得して成功していくためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。

フリーランスエンジニアのコツ1:コミュニケーションスキルを磨く

エンジニアの仕事は1人で黙々と作業するイメージを持つ人もいますが、実際には1つのプロジェクトには多くの人が関わっているので、仕事はチームで連携をとって進める必要があります。そのため、情報共有や正確な伝達などを行うためのコミュニケーション能力が必要です。

コミュニケーション能力がないと、良い仕事をすることができず、次の仕事につなげることができません。また、営業活動を行う際にも自分のことをしっかりとアピールするためにコミュニケーション能力が必要になります。

フリーランスエンジニアのコツ2:実践を繰り返し行う

フリーランスエンジニアとなるために必須となるような資格はないので、独学でもしっかりとスキルや知識を身につければ、フリーランスエンジニアになることはできます。

しかし、勉強して学んだことと、実践で身につくことは違います。もし、実務経験が少なければ、フリーランスエンジニアとして信頼を得ることができなかったり、受注できる仕事の幅が狭くなったりなどします。

そのため、フリーランスエンジニアとして活躍していくためには、まずは実践を繰り返して、実績とスキルを身につける必要があるでしょう。

フリーランスエンジニアのコツ3:相談できる相手を作る

会社員であれば、仕事で悩んだり、困ったりなどしたときに職場の仲間に相談することができます。しかし、フリーランスエンジニアの場合は1人で活動しているため、仕事で悩んだり、困ったりなどしても近くの人に相談することができません。

また、フリーランスとしての悩みは会社員をしている人には理解できないこともあります。そのため、フリーランスエンジニアを続けていく場合には、悩みを相談できる同じフリーランス仲間を作っておきましょう。

同業の相談できる相手を作っておくことで、悩みや困ったことがあった場合にすぐ頼ることができたり、情報交換したりなどすることができます。

自分に見合った稼ぎ方を構築しよう

フリーランスの強みは自分で仕事を選べることです。その強みを十分に活かすために、自分にあった仕事の探し方と注意点を事前に把握しておきましょう。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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