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クラウドサービスとは?

AWSとは?
AWSとは、Amazon Web Servicesのことで、Amazonが提供するクラウドサービスのことです。 AWSでは、コンピューティングやストレージ、データベースなどのITインフラに関するサービスの他にも、機械学習や人工知能、データ分析やIoTなどのテクノロジーに関するサービスなど、幅広いサービスを提供しています。 AWSにあるサービスでは、高度な機能を備えた便利なツールを利用できます。GCPとは?
GCPとは、Google Cloud Platformのことで、Googleが提供するクラウドサービスのことです。 GCPでは、コンピューティングやストレージ、ビッグデータに関する物など、あらゆるサービスを提供しています。 GCPは、高いセキュリティでデータを守り、優れた人工知能や機械学習機能を使用でき、ビッグデータの分析など、さまざまな場面で活躍することでしょう。AWSとGCPのメリットを比較

AWSのメリット4つ
AWSとGCPのメリットを比較したときに、AWSの方が優れている点は、大きく分けて4つあります。 具体的には、リージョンが多いこと、サービスに柔軟性があること、商用ライセンスのサポート範囲が広いこと、ドキュメントが豊富であることの4つです。 ここではAWSとGCPを比較して、AWSの優れたメリットを4つ紹介していきます。AWSのメリット1:リージョンが多い
1つめのAWSのメリットは、リージョンが多いことです。 AWSでは、世界各国に数多くのリージョンがあり、世界で20のリージョンと61のアベイラビリティゾーンを展開しています。 世界各国に数多くのリージョンがあるので、海外のデータセンターを利用してサービスをグローバルでスムーズに展開できます。また、障害が発生した際にも対応がしやすく、安心して利用できることでしょう。AWSのメリット2:サービスに柔軟性がある
2つめのAWSのメリットは、サービスに柔軟性があることです。 AWSは、サービスの種類が豊富で、さまざまな種類のアプリケーション専用に設計されたデータベースを提供していて、あらゆるビジネスシーンに適したツールを使用できます。 さまざまなサービスを必要な時に必要なだけ利用できるので、アプリケーションやシステム開発などの際に適したサービスを利用してサービスを構築できます。AWSのメリット3:商用ライセンスのサポート範囲が広い
3つめのAWSのメリットは、商用ライセンスのサポート範囲が広いことです。 AWSは長年クラウドサービスを提供しており、実績のあるクラウドサービスです。継続的な技術革新によって、より使いやすいサービスの開発や大規模なサービスの運用を可能にしてきました。 AWSでは、商用ライセンスのサポート範囲が広く、商用の正式なサポートが必要なサービスを選べるので安心して利用できるでしょう。AWSのメリット4:ドキュメントが豊富である
4つめのAWSのメリットは、ドキュメントが豊富なことです。 AWSには、公式のドキュメントやクラウドサービス活用資料集が豊富にあり、AWSの使い方やサービスの構築で困ったときに参考にできます。 開始方法や用語集などの一般的なリソース、SDKとツールキットに関するドキュメント、AWSのチュートリアルとプロジェクトに関する資料、AWSサービスに関するガイドなどがあります。GCPのメリット4つ
GCPとAWSのメリットを比較したときに、GCPの方が優れている点は、大きく分けて4つあります。 具体的には、ビッグデータ解析に優れていること、機械学習の分野の技術が利用できること、AWSと比較するとコストパフォーマンスが良いこと、仮想マシンの起動速度が速いことの4つです。 ここでは、GCPとAWSを比較して、GCPの優れたメリットを4つ紹介していきます。GCPのメリット1:ビッグデータ解析に優れている
1つめのGCPのメリットは、ビッグデータ分析に優れていることです。 Googleは検索エンジンの技術を持ち、ビッグデータ解析において高い技術を誇ります。SQLや自動化ワークフローなどを利用して、高い精度で迅速にビッグデータの解析をします。 ビッグデータの分析情報を利用して、ビジネスにおける市場の把握や予想などができるようになり、さまざまな場面で役立つでしょう。GCPのメリット2:機械学習の分野の技術が利用できる
2つめのGCPのメリットは、機械学習の分野の技術が利用できることです。 GCPでは、Google独自の機械学習関連の高い技術を使ったサービスを利用でき、専門的な知識がなくても機械学習を実装できるようにサポートしています。 GCPが提供している機械学習の技術を利用して、巨大なデータセットでトレーニングを専門的な知識がなくてもできるようになるので、さまざまな場面で役立つことでしょう。GCPのメリット3:AWSと比較するとコストパフォーマンスが良い
3つめのGCPのメリットは、AWSと比較するとコストパフォーマンスが良いことです。 AWSと比べてGCPはサービスの種類が少なく、ひとつひとつのサービスにGoogleの先端技術を注ぎ込めるので、全体的にサービスの価格が安く設定されていて、高いコストパフォーマンスを実現しています。 GCPは、サービスの使用状況に合わせた従量課金制の料金体系なので、サービスにかかる費用を抑えられるでしょう。GCPのメリット4:仮想マシンの起動速度が速い
4つめのGCPのメリットは、仮想マシンの起動速度が速いことです。 GCPでは、Googleの持つ最先端技術を使用できるので仮想マシンの起動速度が速く、あらゆる処理を高速にできます。 仮想マシンの起動速度が速いと、高速な処理が可能になり新しくサービスを構築する際、迅速にサービスを投入でき、あらゆる場面での活躍が可能です。AWSとGCPのデメリットを比較

AWSのデメリット2つ
GCPと比較したときのAWSのデメリットには、大きく分けて2つあります。 具体的には、多くのサービスを利用できるのでシステムが複雑化しやすいこと、さまざまなサービスを追加したりする際のコスト管理が難しいことの2つです。 ここでは、AWSのデメリットについて、2つ紹介していきます。AWSのデメリット1:システムが複雑化しやすい
1つめのAWSのデメリットは、システムが複雑化しやすいことです。 AWSは多くのサービスが提供されているので、大規模なシステムなどを構築する際にサービスを追加して複雑なシステムを作成できます。 複雑なシステムを作成できる反面、多くのサービスを利用するため、システムが複雑になりすぎてシステムの管理・運用が難しくなり、業務の効率が落ちる可能性があります。AWSのデメリット2:コスト管理が難しい
2つめのAWSのデメリットは、コスト管理が難しいことです。 AWSの料金体系は従量課金制なので、サービスを利用した分だけ料金を支払えばよく、無駄なコストや容量不足などのリスクを軽減できます。 無駄なコストを避けられる反面、大規模開発で多くのサービスを利用したり、急な増設が必要になった場合に、コストが高くならないよう適切な管理が必要となります。GCPのデメリット2つ
AWSと比較したときのGCPのデメリットには、大きく分けて2つのものがあります。 具体的には、日本語の情報が少なくサービス利用のための難易度が高いこと、AWSと比べた時にリージョンが少ないことの2つです。 ここでは、GCPのデメリットについて、2つ紹介していきます。GCPのデメリット1:日本語の情報が少ない
1つめのGCPのデメリットは、日本語の情報が少ないことです。 GCPの公式ドキュメントの中には日本語のものもありますが、GCPは英語で提供されているので、日本語訳はあまり多くはありません。 GCPに関する技術的な記事もAWSと比較すると少なく、日本語の記事も少ないので、サービスを利用するための難易度は少々高くなります。GCPのデメリット2:リージョンが少ない
2つめのGCPのデメリットは、リージョンが少ないことです。 GCPのリージョンの数は年々増加していますが、AWSと比較するとリージョンの数は少なく、グローバルなサービスの展開や障害発生時の対応などの際には対策が必要です。 また、利用できるサービスの種類は、リージョンのロケーションによって異なるので注意が必要です。使用目的に合わせてAWSとGCPを上手に活用しよう

この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞