転職エージェント利用するメリット・デメリット23選|利用しない転職の注意点

 
  

この記事の目次

転職を考えている人は多い?


日本では少子高齢化に伴う労働人口の減少により、人手不足である企業も多くなっています。終身雇用の制度も崩れてきており、一つの職場で定年まで勤めることが良いとされていた時代は古くなりつつあります。

転職市場が売り手市場であると言われていることもあって、今より良い条件になるのなら転職したいと考えている人は多いでしょう。

この記事では、転職エージェント利用するメリット・デメリット23選、転職エージェントを利用しない転職の注意点についてなど紹介していきます。これから転職活動をする方は参考にしてみてください。

転職エージェントとは?


転職エージェントとは、今とは違う新たな活躍の場を探す人と、新たな人材を探している企業とを結ぶものです。

転職を考えるときに頭に浮かぶのは、ハローワークなどの公的な職業紹介事業や、新聞の折込求人広告、また最近ではインターネット上の転職サイトなどが一般的でしょう。これらの転職方法と、転職エージェントとはどこが違うのでしょうか。

ハローワークとの違い

ハローワークも転職したい人と、人材が欲しい企業とをマッチングさせる点では同じですが、より良い転職先を探すためには何度も足を運び、就職相談を重ねていく必要があります。

人材を探す企業にとっては無料で求人募集がかけられるメリットがありますが、求職者側としては自分で条件の良い企業を探さなくてはならないというデメリットが発生します。

転職サイトとの違い

転職サイトには、転職希望者が自分の都合の良いときにいつでも求人を手軽に検索できるというメリットがありますが、ハローワーク同様、自分で希望する条件に見合った企業を探し出さなくてはいけないというデメリットが存在します。

求人情報の選別は自分で行うことが前提であり、そこがエージェントとの大きな違いといえるでしょう。

転職エージェント利用するメリット13選


転職エージェント利用するメリット・デメリットについて紹介していきますが、まずはメリットから見ていきましょう。

転職を考えている人にとって、転職エージェントはたくさんのメリットを受けられる可能性の高い転職方法であるといえます。ハローワークなどの従来の転職サービスでは得られない利点がありますので、じっくりと見ていきましょう。

1:無料で利用できる

転職エージェントのサービスは、人材を探している企業側が料金を負担する仕組みをとっており、転職希望者の利用料は発生しません。転職活動にお金がかかってしまっては、行動に移すのが難しくなる人もいるでしょう。

すべてのサービスが無料で受けられるのであれば、利用してみようという気になります。利用するのに資金面を気にしなくてよいのは大きなメリットです。

2:履歴書などの書類作成が簡単

転職をするときに必ずといっていいほど必要になる履歴書や職務経歴書といった書類ですが、通常は転職の希望先ごとに作成する必要があり、しっかりした書類を作ろうとするとかなりの手間となります。

転職エージェントを利用すると、企業ごとに書類を作成する必要がなく、エージェントあてに提出することになります。そのため何枚も作成する手間がなくなりますし、テンプレートを使用して簡単に作成することも可能です。

3:非公開求人に応募できる

転職エージェントでは求人の約80%が非公開求人であると言われています。魅力的な求人は公開にしてしまうと応募が殺到してしまう可能性があるので、非公開で条件にマッチした人に紹介しているのです。

優良企業の求人はほとんどが非公開で募集されており、こうした求人に応募できるのは転職エージェントを利用するメリットの一つといえるでしょう。

出典:非公開求人とは
参照:https://mynavi-agent.jp/service/term_private_recruitment.html

4:日程調整をしてくれる

転職活動では、書類を送付したり面接を受けたりといった企業との接触が必要な場面がありますが、在職中だと企業との都合が合わず調整に時間がとられることがあります。

転職エージェントを利用すると、面倒な日程調整も引き受けてくれるので、双方の都合に合わせた面接の日取りや初出勤日の調整などもしてくれます。自分の都合のつく日を伝えればよいだけなので、忙しい身にはとても助かるサービスです。

5:企業との条件交渉を任せられる

転職エージェントは、転職希望者と企業の間に入ってくれるので、直接は言い出しにくい雇用条件のすり合わせなどもお願いできます。特に給与などの繊細な部分は、直接企業に言いにくい部分でもあります。

しかし転職後の雇用条件は今後の人生を決める大事なものですから、しっかり納得できるよう交渉することが必要です。自分では言いにくい待遇や条件の交渉を頼めるのは転職エージェントを利用する大きなメリットといえるでしょう。

6:自分の適性に合った職場を紹介してもらえる

転職エージェントを利用するメリットとして、自分のそれまでの職歴や実績をもとに適性を判断し、転職先を探してもらえることが挙げられます。自分の適性を判断することは、自分自身でするよりもプロのエージェントに頼んだ方が客観的な意見が得られてよいこともあるでしょう。

7:職場の雰囲気を事前に聞くことができる

エージェントは企業と直接交渉し、要望に合う人材を紹介することを目的としているため、直接企業を訪れる機会も多いです。転職には少なからず新しい環境への不安が付きまといますが、エージェントが間に入れば転職先の雰囲気を事前に聞けるので、参考にできるでしょう。

8:応募書類や面接についてアドバイスが受けられる

転職につきものであり採用決定に大きな影響を与える履歴書などの書類や面接ですが、一般的には添削してもらう機会はあまりありません。転職エージェントを利用すると、履歴書の書き方や採用面接の受け方などを採点してもらえます。

やみくもに面接を受けても、自分の悪いところが分からないと回数だけが増えてしまいます。採用されるための的確なアドバイスをもらえるのは、メリットの一つです。

9:選考落ちなどで悩んだとき相談できる

転職活動中は今の職場の人に相談することもできず、内緒で行動することも多いため、孤独になりがちです。特に不採用が続いたり、希望の職場がなかなか見つからなかったりすると、モチベーションを保つのも難しくなってしまうでしょう。

転職エージェントを使うことのメリットは、独りではなく、エージェントと協力して転職活動を続けられるところにもあります。相談しながら進められるのは、他の転職方法にはないメリットです。

10:在職中でも活動しやすい

こちらの条件をきちんと提示すれば、それに見合う企業をマッチングしてくれます。仕事をしながらの転職活動は忙しいものです。

本業が疎かになると私生活にも影響が出ますし、職場での評価も下がる可能性があります。円満な転職を成功させるためにも、このメリットを生かしてよい転職先を見つけましょう。

11:推薦状を添付して送ってくれる

推薦状とは、転職エージェント経由で選考先企業に応募するときに提出されるものです。推薦状の内容には、転職者の転職理由や経歴概要、希望年収や最低希望年収、転職エージェントで面談した際に感じた人柄についてなどが書かれています。

「このような理由から御社に適していると考えられます」という内容が推薦する理由が書かれているため、合否へのサポートとして考えても良いでしょう。

12:面接後に結果のフィードバックがもらえる

面接後に結果のフィードバックが面倒、と考えてしまう人にとってはデメリットですが、軌道修正や次に活かすアドバイスをもらうためには、エージェントからのフィードバックは大切です。

今回受けた企業は転職者に合っていたのか、という点を含めて、エージェントと話すことは意味があります。今後面接を受ける企業のための対策にもなるでしょう。

13:優良企業・ブラック企業を見分けてもらえる

転職エージェントを利用すれば、あらかじめ、離職率の高い企業や評判の悪い企業を調べてもらうことが可能です。

ハローワークや転職サイトのデメリットになりますが、可能性としてブラック企業が潜んでいるケースがあります。ブラック企業は、求人を見ただけではブラックと分からない企業が多く、実際にブラック企業と気が付かないまま就職してしまった、という方は多いです。

転職エージェントを利用するデメリット10選


次は、転職エージェントを利用するデメリット10選について紹介します。転職成功の力強い味方となってくれる転職エージェントですが、メリットだけではなくデメリットといえるものもあります。

転職エージェントの使い方によってデメリットになってしまうこともあるため、利用には注意した方が良いでしょう。

転職エージェントを利用するデメリットには、応募できる企業の幅が狭い場合がある・企業の紹介が遅い場合がある・エージェント都合で仕事を紹介される場合がある・エージェントによってサポートに差がある・転職時期が決まっていないと不利になる、などがあります。

以下で、転職エージェントを利用することのデメリットを挙げていますので、転職エージェントする前に検討しておきましょう。

1:応募できる企業の幅が狭い場合がある

転職エージェントを利用するデメリットは、応募できる企業の幅が狭い場合があることです。転職エージェントを利用するからといって、どの転職エージェントでも自分に利点があるとは言えません。

転職エージェントは企業側が料金を払って人材紹介のサービスを受けるものです。応募できる企業は、その転職エージェントが契約をとれている企業のみになります。そのため、利用してみると、自分が希望した企業系の求人を持っていないということもあるでしょう。

利用する転職エージェントによって持っている求人数にばらつきがあり、結果として選択できる企業の幅が狭まるのは、大きなデメリットでしょう。

2:企業の紹介が遅い場合がある

転職エージェントを利用するデメリットは、企業の紹介が遅い場合があることです。特殊で珍しい職種の場合は、その求人自体が少なく、転職エージェントであっても求人を持っていないケースもあります。

また、「年収は×××万円以上」「休日は○日以上」など、希望している内容のハードルが一般的相場よりも高いと、紹介できる企業が少なくなってしまうため、企業紹介が遅れてくることもあるでしょう。

自分で探さず依頼する形なので、楽というメリットもありますが、自分の望んだ速さで返答がこないことはデメリットでしょう。あまりにも企業の紹介が遅いと「一人で自由に転職活動をした方がスムーズで良いかも」ということになります。

3:エージェント都合で仕事を紹介される場合がある

エージェント都合で仕事を紹介される場合があるというのも、転職エージェントを利用するデメリットでしょう。転職エージェントは、転職者の味方というわけではありません。

企業の採用活動を成功させないと、エージェントとしての仕事は成功しないため、転職者の希望よりも、企業の採用活動目線で勧めてくるケースがあります。

希望に合わない内容の求人を断ることも可能ですが、自分の希望ではない企業を勧められてしまうのは、不快に感じることもあり、転職エージェントのデメリットと言えるでしょう。

ただ、人によってはこれをデメリットとは捉えず、自分では選ばなかった企業との出会いと感じることもあります。

4:エージェントによってサポートに差がある

転職エージェントを利用するデメリットは、エージェントによってサポートに差があることです。エージェントも人間なので、仕事の進め方にも個人差あり、手厚いサポートができなかったというケースもあるでしょう。

エージェントは複数の転職者を担当しているため、優先度が低い転職者であれば、サポートは手薄になってしまいます。期待していたよりも、エージェントのサポート力を感じないと、転職エージェントとの面接ややりとりの時間が無駄になったというデメリットが出てくるでしょう。

5:転職時期が決まっていないと不利になる

転職エージェントを利用するデメリットは、転職時期が決まっていないと不利になることです。今すぐに仕事を辞めたい気持ちはあっても、仕事内容的に転職時期の目途が立ちにくい職業の人もいるでしょう。

しかし、転職時期がある程度見えていないと、転職エージェントとしては就職を成功させる計画が立てられません。転職がかなり先の話であると認識されれば、後回しの案件として片づけられてしまうでしょう。

転職エージェントは短期決戦型です。転職時期が定かではないと、その人に対してエージェントも力を入れにくく、あまり対応してもらえないデメリットがあります。

6:転職エージェントによって業種の強みが異なる

転職エージェントによって業種の強みが異なることも、転職エージェントのデメリットです。転職エージェントには、特定分野に特化している点を意識して利用先を探しましょう。

自分の希望している業界を強みとしている転職エージェントを利用しなければ、スムーズな転職活動にはならないことも、転職エージェントを利用する上での落とし穴的デメリットです。

7:希望求人に応募できない場合がある

転職エージェントを利用するデメリットは、希望求人に応募できない場合があることです。転職エージェントで、希望の求人への応募お願いしても、企業応募の前段階で精査され落とされてしまうことがあります。

転職エージェントとしても、企業からの信頼を得るために応募者にスクリーニングをかけるのが一般的です。良い人材を企業に紹介できないと転職エージェント側としての信用が落ちてしまうため、仕方のない部分もあるでしょう。

応募をしたふりをして、実際には企業に応募せず落とされているケースも大いにあるので、希望企業に挑戦してみたい方にとって、大きなデメリットになります。

8:サポート期間が決まっているエージェントもある

転職エージェントを利用するデメリットは、サポート期間が決まっているエージェントもあることです。無期限でサポートしてくれるエージェントもありますが、3カ月や半年程度、サポート期間が定められている会社もあります。

実際には、無期限であっても3カ月経過した時点から、「なかなか転職が決まりにくい人材」として扱われ、対応を後回しにされてしまうケースも多いでしょう。

ずっとサポートしてくれると勘違いしてしまい、転職エージェントを宛てにしすぎてしまうと、状況が何も変わらない時間を無駄に過ごしてしまった、というデメリットがあります。

9:転職エージェント都合で活動が進められる場合がある

転職エージェント都合で活動が進められる場合があることも、転職エージェントのデメリットでしょう。転職エージェント都合というのは、内定が取りやすい企業を勧められたり、条件の兼ね合いから、一般的に他の転職者に紹介しにくい転職先を勧められたりすることがあります。

転職のプロということもあり、エージェントの意見に流されてしまうと、自分では全く希望していなかった企業に就職していた結果を招いてしまうでしょう。自分の意思決定が弱い方にとっては、大きなデメリットになります。

10:地方希望ができない転職サービスがある

転職エージェントを利用するデメリットは、地方希望ができない転職サービスがあることです。転職エージェントの多くは、大都市に拠点を構えていることが多いため、地方企業につながりが薄く、利用する意味があまりない点がデメリットでしょう。

地方での転職の場合は、地元のハローワークや地元にある求人誌、求人チラシを使用した方がスムーズな転職活動になるケースも多いです。

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点8つ


転職エージェントには、メリット・デメリットがありますが、どちらの内容も理解した上で、「転職エージェントを利用しない方向で転職活動しよう」と考える方もいるでしょう。

評判や利点から利用した方がいいと思われがちな転職エージェントですが、人を挟んでいるため面倒な部分がデメリットとして引っかかるという方もいます。

次は、転職エージェントを利用しない転職活用の注意点8つについて紹介します。転職エージェントを使わない場合は、これから紹介する内容については気を付けましょう。

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点には、履歴書や職務経歴書書類、自己PR内容を自力で作成・面接対策情報の収集・公開求人しか知ることができない・年収交渉がしにくい・転職活動期間が長くなる・退職トラブルに巻き込まれても対処しにくい、などがあります。

1:履歴書・職務経歴書書類を自力で作成

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として1つ目は、履歴書・職務経歴書書類を自力で作成です。履歴書・職務経歴書書類は、自分で書けると思っていてもいざ書いてみると「これでいいのかな」と不安になってくる部分でもあります。

実際に企業を受けた時に何社か、書類選考で落ちてしまうと、書類の記載に原因があるのか不安になるでしょう。「添削してもらえる転職エージェントを利用した方が良かったのではないか」と感じることもあります。

2:自己PR内容を自力で作成

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として2つ目は、自己PR内容を自力で作成です。履歴書・職務経歴書以外に、力を入れなければいけないのが、自己PR内容です。

転職エージェントを利用することで、エージェントとの面接があり、そこで自分では気が付かなかった自分のPRポイントを伝えてもらえます。転職のプロからのアドバイスになるので、自己PRとして非常に役立つでしょう。

3:面接対策情報を自力で収集しなくてはならない

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として3つ目は、面接対策情報を自力で収集しなくてはならないことです。面接対策のための企業研究は、何社設けていると大変になってくることはありませんか。

転職エージェントが求人を持っている会社は、その転職エージェント会社とつながりがあるため、紹介企業に関しても詳しい情報を持っています。

ざっくりとこんな会社です、と説明もしてもらえますし、過去にどのような人がこの会社を受けて、受かったのか、逆に落ちたのかなどのデータも持っています。

企業情報だけではなく、面接担当者に関しても知っていることがあるので、好む人物像についても教えてもらえるケースもあるでしょう。

4:公開されてる求人しか知ることができない

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として4つ目は、公開されてる求人しか知ることができないことです。転職サイトやハローワークのデメリットになりますが、非公開求人は転職エージェントに流れる応募枠です。

転職エージェントにしか流れない理由としては、企業にとって非公開求人は、事業戦略に直結しているためこっそり人を採用したい狙いがあるためです。非公開求人は、給与やポジションなどがグレードが高い傾向があり、好条件で転職したい方におすすめです。

5:年収交渉がしにくい

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として5つ目は、年収交渉がしにくいです。転職活動では、ボーナスなど、自分の給与に関しての話は、実際しにくいというのが本音ではないでしょうか。

面接中、度のタイミング年収交渉に入っていいかわからず、最後に「質問はありますか」と採用担当者に言われて、「年収についてですが」と話してしまうと、いかにもお金に関して以外興味がない印象になります。

転職エージェントを利用すれば、年収交渉をしてもらうことが可能です。好条件で転職をしたい、自分から条件を提示しにくい方は転職エージェントの利用が望ましいでしょう。

6:転職活動期間が長くなる

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として6つ目は、転職活動期間が長くなることです。

年齢が若いうちは面接の予定が入ってもある程度休みも取りやすいですが、ある程度の地位についていると、マネジメント業務などもあり、時間の融通が付きにくいケースが出てきます。

交渉を肩代わりしてくれる転職エージェントが入ってくれると、面接日も都合を付けてくれますが、自分一人では調整がつけられないこともあるでしょう。そうなってくると転職活動が伸びていき、転職成功も難しくなっていきます。

7:退職トラブルに巻き込まれても対処しにくい

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として7つ目は、退職トラブルに巻き込まれても対処しにくいです。転職では、現在勤めている仕事の引き継ぎや、退職に関するスケジュールについても考えておかいないと、退職でのトラブルが発生する可能性があります。

稀に、退職を一切取り合ってもらえないというケースもあるため、自己判断による迂闊な行動は気を付けた方が良いでしょう。退職交渉が揉めてくると、精神的にも辛くなります。退職に関しても転職エージェントで相談すると、状況に応じたアドバイスをもらえるでしょう。

8:面接で失敗したら挽回できない

転職エージェントを利用しない転職活用の注意点として8つ目は、面接で失敗したら挽回できないことです。転職エージェントとの大きな利点でもあるのが、面接後に人事担当者と連絡をとっていることです。

そこで、面接では伝えきれなかったスキルなど、あなたのおすすめポイントについて第三者として話してくれます。上手くアピールできなかったところも、きちんと後押ししてくれているため、面接が苦手な方には特におすすめです。

転職エージェントを利用のおすすめポイント3つ


転職エージェント利用するメリット・デメリットを把握したところで、自分はデメリット面を理解した上でも、「転職エージェント利用した方がいいのかな」と感じた方もいるでしょう。

最後に、転職エージェントを利用する場合のおすすめポイント3つについて紹介していきます。転職エージェントは、効率的に転職活動ができる・応募書類や面接に自信がない・転職が初めてで進め方が分からない、など転職活動で困っている方にはおすすめです。

1:効率的に転職活動ができる

転職活動を一人でする上でデメリットといえるのが、スケジュールの調整でしょう。まだ仕事を続けている場合は、企業側の面接日程の要望に、必ずしも応えられないことがあります。

転職エージェントを利用すれことで、企業との日程交渉はエージェントが行ってくれます。面倒なスケジュールの調整負担を請け負ってもらえるので、その分他の時間に充てられ、非常に効率的です。

また、条件交渉など直接言いにくいことも、エージェントが交渉の代行を行ってくれるため、精神的な負担を軽くすることも可能です。

2:応募書類や面接に自信がない

転職エージェントは、履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれるところが多いでしょう。面接に関しても、慣れていないと本番で上手く答えられないこともあるため、模擬面接を実施してもらえる転職エージェントを利用しておくことがおすすめです。

これまで多くの求職者を転職させてきたエージェントであれば、応募書類・面接に関して的確に不足している点を言ってくれるでしょう。

3:転職が初めてで進め方が分からない

転職が初めてで進め方が分からない方にも転職エージェントはおすすめです。転職活動が始めてな場合、何から進めていいのか、何社程度応募すべきか、書類選考の結果はどの程度かかるのか、退職についていつ会社に伝えるべきか、など分からないことが多いでしょう。

転職エージェントを利用すれば、転職の進め方を聞けるため安心して転職活動を進めることが可能です。

転職エージェントを上手に活用して転職を成功させよう


転職エージェント利用するメリット・デメリット23選、転職エージェントを利用しない転職の注意点についてなど紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

転職活動では転職エージェントのほかにも、転職サイトやハローワーク利用など、さまざまな方法がありますが、どの方法もメリットとデメリットが存在します。メリットとデメリット、それぞれの特性を見極めて使い分けることが必要です。

今回紹介したとおり、転職エージェントを利用すると強力なサポートを受けられる可能性は高いでしょう。自分に合った就職先を見つけて転職活動を成功させるため、転職エージェントを利用するメリット・デメリットを理解して上手に活用していきましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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