2021/01/28

Salesforce認定資格とは何?資格を得る3つの利点や資格の部類を解説

 
  

Salesforce認定資格とは何?

Salesforce認定資格とはSalesforce製品を扱うスキルを保有していることを証明できる資格です。 Salesforceは世界トップシェアの顧客関係管理(CRM)システムで、使用ユーザーを対象としたSalesforce認定資格があります。 Salesforce認定資格には大きく分けて基本資格と上位資格があり、基本資格を取得することで上位資格を受験できるようになります。

Salesforce認定資格を得る利点3つ

Salesforce認定資格を得る利点をご紹介します。 そもそもSalesforce製品を使ったことがない方や、Salesforceの製品を使っていたとしても資格についてはよく知らないという方も多いでしょう。 ここではSalesforce認定資格を得る利点3つをご紹介しますので、どのようなメリットがあるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

Salesforce認定資格を得る利点1:転職に役立つ

Salesforce認定資格を取得することで転職に役立ちます。Salesforce認定資格を取得しておけば、Salesforceを使用するために必要なスキルを持っていることを客観的に示せるようになります。 また、転職市場においてもSalesforceを得意としている開発会社も多くなってきているため、Salesforce認定資格は転職でも有利に働くでしょう。

Salesforce認定資格を得る利点2:仕事の効率が上がる

Salesforce認定資格を取得することで、実際の仕事の効率アップに役立ちます。 Salesforce認定資格はSalesforceを使用しているユーザー向けの資格で、Salesforceを利用するためのスキルを認定するものです。そのため、資格取得のために勉強することで、実際のSalesforceを利用した業務にも役立つ知識が得られるでしょう。

Salesforce認定資格を得る利点3:顧客の信頼を得やすくなる

Salesforce認定資格を取得することで、顧客に信頼されやすくなるでしょう。Salesforce認定資格に限らず、資格を取得していることで一定のスキルを持っていることが示せるため、周りからも信頼を得やすくなります。 また、Salesforceは世界的に高いシェアを獲得しており、日本でのシェアも高いことから、ある程度の価値がある資格だと言えるでしょう。

Salesforce認定資格の部類4つ

Salesforce認定資格の部類をご紹介します。 Salesforce認定資格とはSalesforceが認定している資格の総称なので、実際には専門分野ごとに分かれた複数の資格が用意されています。 ここではSalesforce認定資格の部類4つをご紹介しますので、どのようなジャンルの資格があるのか参考にしてみてください。

Salesforce認定資格の部類1:開発者/アーキテクト

Salesforce認定資格の開発者/アーキテクトは、Salesforceの機能開発者向けの資格試験です。 開発者向けの基本資格には「認定Platformデベロッパー」などの資格があり、アーキテクト向けの基本資格には「認定Development Lifecycle and Deploymentデザイナー」などの資格があります。 また、上位資格は4種類あります。

Salesforce認定資格の部類2:Einstein Analytics

Salesforce認定資格のEinstein Analyticsは、AIを使用するデータサイエンティスト向けの資格試験です。 「Einstein Analytics」とは、Salesforceが提供しているAIサービスです。Einstein Analyticsの資格としては、「Salesforce 認定 Einstein Analytics and Discovery コンサルタント」があります。

Salesforce認定資格の部類3:CMR管理者/コンサルタント

Salesforce認定資格のCRM管理者/コンサルタントは、Salesforce管理者やコンサルタント向けの資格試験です。 Salesforce製品を自社に導入したり、設定などを行ったりする管理者のための資格となっています。基本資格は「Salesforce 認定アドミニストレーター」や「Salesforce 認定 CPQ スペシャリスト」という2種類の資格があり、上位資格は5種類あります。

Salesforce認定資格の部類4:マーケター/コンサルタント

Salesforce認定資格のマーケター/コンサルタントは、マーケターやコンサルタント向けの資格試験です。 BtoB製品などを利用するマーケターやコンサルタントのための試験です。基本資格には「認定Marketing Cloudアドミニストレーター」や「認定Pardotスペシャリスト」など4種類の資格があり、上位資格は「認定Pardotコンサルタント」などの3種類の資格があります。

Salesforce認定資格の注意事項3つ

Salesforce認定資格の注意事項をご紹介します。 Salesforce認定資格にはいくつかの注意点があります。そのため、事前に注意点についても押さえておきましょう。 ここではSalesforce認定資格の注意事項3つをご紹介しますので、どのような注意点があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

Salesforce認定資格の注意事項1:再受験に限りがある

Salesforce認定資格は再受験に申し込み制限があります。 試験に落ちた場合は再受験を申し込むことも多いでしょう。Salesforceは製品のリリースに合わせて1年で3回のバージョンアップが実施され、Salesforce認定資格もそれに合わせて3回まで受験することが可能です。 しかし3回不合格になってしまった場合は、次回のバージョンアップまで再受験ができなくなります。

Salesforce認定資格の注意事項2:更新が必須

Salesforce認定資格は資格の更新が必要です。 Salesforce認定資格には定期的な更新が必要となるため、期限までに更新できなければ資格は失効されてしまいます。Salesforce認定資格の資格更新要件を満たすには、Trailheadでの定期的な学習が必要になるため注意が必要です。

Salesforce認定資格の注意事項3:勉強をしにくい

Salesforce認定資格は試験勉強をすることが難しいです。 Salesforce認定資格には公式の問題集などが存在しないため、勉強しにくい資格だと言えます。しかし推奨教材は用意されているため、Salesforce推奨教材を使って学習したり、Salesforceが実施している研修を受講することで試験勉強を行うことができます。

Salesforce認定資格の難易度は?

Salesforce認定資格の難易度は高いと言われています。 Salesforce認定資格は出題される問題の範囲が広く、専門用語も頻出します。また、公式の問題集なども存在しないため、勉強しにくいです。 もともとSalesforceを利用している経験者を対象としていることから、実務経験のない人には非常に難易度の高い試験だと言えるでしょう。

Salesforce認定資格の試験勉強のコツ4つ

Salesforce認定資格の試験勉強にはコツがあります。 前述のとおりSalesforce認定資格は公式問題集などが存在しないことから、他の資格試験よりも資格勉強をするのが難しいです。しかし、あらかじめどのような勉強方法があるのか知っておくことで、十分な勉強をして試験に臨むことも可能です。 ここではSalesforce認定資格の試験勉強のコツ4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

資格の試験勉強のコツ1:Salesforceを実際に操作する

Salesforceを実際に操作しておくことで、試験問題の内容が理解しやすくなります。 Salesforce認定試験はSalesforceの実務経験がある人を対象として作成されているため、実際にSalesforceを使ったことがなければイメージしにくい問題も多いです。そのため、普段からSalesforceを使用して、操作に慣れておきましょう。

資格の試験勉強のコツ2:Salesforceを学べる教材を利用する

Salesforceが推奨している教材を利用して学習しましょう。 公式の教本はなくても、「Trailmix」や「Trail」などSalesforceの使い方を学べる推奨教材はあります。推奨教材は英語表記されていますが、日本語に翻訳しながら学習すると良いでしょう。

資格の試験勉強のコツ3:過去問を確認する

Salesforce認定資格受験者が作成した過去問を解いて学習しましょう。 Salesforce認定資格には過去問題集はありませんが、個人で作成した過去問サイトはインターネット上にあります。そのため、過去問サイトを利用して学習を行いましょう。 実際の試験では試験でしか出ないような内容も存在するため、どのような問題が出たのか知っておくことは重要です。

資格の試験勉強のコツ4:Salesforceのセミナーを受ける

Salesforceが定期的に実施しているセミナーを受講しましょう。 Salesforceでは公式の研修やセミナーが実施されているため、セミナーを受講することで試験対策を行うことも可能です。セミナーは主に東京の会場で実施されており、高額な受講料もかかるため、余裕がある場合は受講してみると良いでしょう。

Salesforce認定資格が役立ちやすい職種は?

どのような職種にSalesforce認定資格は役立つのでしょうか。 せっかく苦労して資格勉強を行い、Salesforce認定資格を取得しても、Salesforce認定資格があまり役立たない職種では意味がありません。また、Salesforceは中小企業での利用が多い傾向にあることも加味しておきましょう。 ここではSalesforce認定資格が役立ちやすい職種をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

システム関連の職種

システム関連の職種に就いている人の場合、Salesforce認定資格が役立つでしょう。 Salesforceは営業支援や顧客管理などの機能の他に、さまざまなシステムを利用できます。そのため、システム関連の業務を行っている人であればSalesforce認定資格は役立つでしょう。 また、アプリの開発、設計、構築、リリースといったスキルを証明することができるので、プログラマーやシステムエンジニアにおすすめです。

マーケティング関連の職種

マーケティング関連の職種に就いている人の場合、Salesforce認定資格は役立つでしょう。 Salesforceは企業のマーケティング部署に役立つアプローチの最適化やROIの可視化などの機能も備えています。そのため、Salesforce認定資格を取得することで、そういったマーケティングに関する機能を効率的に利用できるようになるでしょう。 マーケティング関連の中でも、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーといった職種に役立つでしょう。

Salesforce認定資格の取得を検討してみよう

Salesforce認定資格はさまざまな職種に役立つ資格です。 また、Salesforceは世界的なシェアを獲得しており、日本でも人気の高い様々な機能を持ったビジネスアプリケーションです。 ぜひこの記事で紹介した内容を参考に、Salesforce認定資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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