2021/03/17

Web系エンジニアとは?必要とされる5つのスキルやおすすめの資格を紹介

 
  

Web系エンジニアとは?


Web系エンジニアとは、Web開発に必要なシステムやアプリケーションの設計、開発を行うエンジニアです。

エンジニアはさまざまな物を開発しますが、WebサイトやWebアプリケーション開発を行うエンジニアのことをWeb系エンジニアと呼びます。近年ではスマートフォンの普及やSNSの発展などによって、Web系エンジニアの需要が高まっています。

Web系エンジニアの年収について

Web系エンジニアの平均年収は、456万円ほどとなっています。

エンジニアの平均年収は、日本の労働人口全体での平均年収よりも比較的高い水準となっています。IT業界の中でも比較的高い年収と言えるでしょう。個人のスキルや企業によって異なるため、1つの目安として把握しておくと良いでしょう。

Web系エンジニアの需要について

Web系エンジニアは、今後需要が高まっていくと言えるでしょう。

Web系エンジニアは、Webサイトだけでなくスマホサイトの機能を開発する職種ですが、近年ではスマートフォンが普及したことで、Web関連の技術の需要が高まってきています。

そのため、今後もさまざまな分野でWebエンジニアの需要が高まっていくと予想できます。

Web系エンジニアの仕事内容


Web系エンジニアは、Web系の企画や要件定義、開発、保守運用などを行います。

Web系の仕事としては、大きく分けて「企画・要件定義」「開発」「運用・保守」の業務があります。また、Web系エンジニアの中でも担当する分野によって、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアなどの種類にわかれます。

Web系エンジニアに必要とされる5つのスキル


Web系の幅広い業務を担うWeb系エンジニアには、さまざまなスキルが必要となります。Web系エンジニアを目指している方の中には、どのようなスキルを伸ばせばいいのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。

ここではWeb系エンジニアに必要とされる5つのスキルをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:プログラミングスキル

Web系エンジニアには、プログラミングスキルが必須です。

Web系エンジニアに限らず、ITエンジニアであれば基本的に一定レベル以上のプログラミングスキルが求められます。また、Web系の開発ではHTMLやCSS、JavaScript、Python、PHP、Rubyなどの言語が特に使用されるケースが高いため、これらの言語を押さえておくと良いでしょう。

2:論理的に考える力

Web系エンジニアには、効率的なプログラムを組むための論理的に考える力が必須です。

プログラミングを行うエンジニアに必要なのが、論理的に考える力です。論理的に考える力があれば、プログラムを開発する際にも順序立てて考えることができます。

また、論理的に考える力があれば、プログラミング以外の普段の仕事でも効率的に進めることができるでしょう。

3:コミュニケーション能力の高さ

Web系エンジニアには、円滑に仕事を進めるためのコミュニケーション能力が必須です。

Web系エンジニアは、プロジェクトの上流工程ではクライアントと打ち合わせや会議を行う必要があるため、コミュニケーション能力が必要とされます。

コミュニケーション能力の高さは、クライアントからの印象が変わるだけでなく、その後クライアントとの良い関係を築けるかどうかにも関わってくるでしょう。

4:想像力や読解力

Web系エンジニアには、クライアントの意図を読み取る想像力や読解力が必須です。

クライアントの方全員がITに詳しいわけではありません。また、希望している内容を的確に言葉にすることができるわけではないため、Web系エンジニアは読解力や想像力を働かせて、クライアントの気持ちをくみ取る必要があります。

また、それらの能力があれば、よりクライアントのニーズを満たせるプログラムが作れるでしょう。

5:自主的に学ぶ姿勢

Web系エンジニアには、日々新しいことを自主的に学ぶ姿勢が必須です。

IT業界は情報の移り変わりが激しく、日々新しいトレンドが生まれています。また、その中でも特にWeb系は少し前まではスタンダードだった技術がすぐに古くなるので、Web系エンジニアとして働くのであれば最新のトレンドを押さえておく必要があります。

そのため、自分から積極的に勉強することが大切です。

Web系エンジニアに向いている人とは?


プログラミングが好きで人と関わることも好きな人が、Web系エンジニアに向いています。

前述のとおりWeb系エンジニアは、プログラミングのスキルだけでなくコミュニケーション能力も求められる職種となっているため、Web系のプログラミングが好きで人とコミュニケーションを取るのが苦ではない人におすすめの職種です。

また、最新のITトレンドに敏感な好奇心旺盛な人であれば、より良いでしょう。

Web系エンジニアのキャリアパス

Web系エンジニアのキャリアパスとしては、プロジェクトマネージャーやスペシャリストなどがあります。

Web系エンジニアとしてキャリアを積み上げることで、将来的には開発チームのプロジェクトマネージャーになれる可能性があります。

また、Web系エンジニアのスキルを磨き続けることで、高い技術を持ったスペシャリストになることもできるでしょう。

未経験からWeb系エンジニアを目指すには?


Web系エンジニアの求人には未経験可となっているものもあるため、努力次第で未経験からでもWeb系エンジニアになることは可能です。

現在IT業界は人材不足の状態のため、プログラミングスキルを身につけることで未経験からでもWeb系エンジニアになることはできるでしょう。また、特にWeb系で開発言語として採用されている言語を中心に習得すると良いでしょう。

Web系エンジニアにおすすめの資格3選


未経験から目指すのであれば、IT系の資格を取得することでスキルを客観的に証明できるようにするのがおすすめです。それでは、具体的にどのような資格がWeb系エンジニアに適しているのでしょうか。

ここでは最後にWeb系エンジニアにおすすめの資格3選をご紹介しますので、資格取得の参考にしてみてください。

1:基本情報処理技術者試験

基本情報処理技術者試験は、ITエンジニアであれば取得しておきたい国家資格です。

情報処理技術者試験の1つで、スキルレベル2に相当する資格です。試験範囲としてはコンピューターシステムやシステム開発と運用、ネットワーク、データベース、セキュリティ、経営など非常に幅広い内容が出題されるため、ITの知識全般を網羅することができます。

そのため、Web系エンジニアに限らずIT人材におすすめの資格だと言えます。

2:応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、ワンランク上のエンジニアを目指す人におすすめの国家資格です。

基本情報処理技術者試験を合格した人が次に取得を目指す位置づけの資格で、情報処理技術者資格のスキルレベル3に相当します。

試験範囲としては基本情報処理技術者試験と同じですが、より応用的な内容について問われます。ITエンジニアとしてよりレベルアップを目指す人におすすめです。

3:ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITの基本知識を有していることを証明できる国家資格です。

ITパスポート試験はエンジニアに限らず、社会人として必要になるITの基礎的な知識について問う試験です。そのため、Web系エンジニアに限らずIT知識を押さえておきたいという人におすすめです。

Web系エンジニアへの理解を深めて目指そう


Web系エンジニアは、Webサイトやスマホサイトなどの開発に必須の職業です。これからも需要が高まっていく職種と言えるでしょう。

ぜひこの記事でご紹介した、Web系エンジニアの概要や、必要とされるスキル、おすすめの資格などを参考に、Web系エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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