2020/12/17

AWSエンジニアの雇用形態別の年収|年収アップに繋がる認定資格11選を紹介

 
  

AWSとは


AWSは、Amazon Web Servicesの略称であり、Amazonが提供している世界中で最も広く包括的に採用されるクラウドコンピューティングシステムです。世界各国のデータセンターから175以上のフル機能のサービスを展開しています。

大きな企業や政府の機関など、様々な利用者がAWSを用いることでコストの削減、俊敏性の向上、イノベーションの加速を成功させています。

AWSのスキルは需要が高い

AWSなどのクラウドサービスを構築するには、クラウドサービスとオンプレミスを中継するネットワーク技術や仮想化技術、IDフェデレーションのための認証認可サービス技術、事業を継続していくためのクラウドマイグレーションの多くの技術が必要です。

これらの技術を獲得するには時間がかかるため、現在AWSのスキルは需要が高まっている傾向にあります。需要が高い分、高い年収も期待することができます。

AWSエンジニアの年収についての詳細4つ


近年注目されているAWSを扱うスキルを持ったAWSエンジニアは、多くの企業で求められている人材です。それでは、AWSエンジニアはどのくらいの年収を得られる職業なのでしょうか。

ここではAWSエンジニアの年収について詳細にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:AWSエンジニアの単価相場とは

AWS案件はAWSエンジニアの開発経験の年数によって差がありますが、平均では77万円程度になるでしょう。また、単価の中央値は約75万円、最高単価は約170万円となっています。

出典:AWSのフリーランス求人・案件一覧

2:AWSエンジニア全体の平均年収

AWSエンジニア全体の年収は570万円ほどとなっています。ただし全体での給与幅は360~900万円と広く、勤務地やスキル、経験年数などによって年収が大きく異なりますが、特に東京都の場合は年収水準も高い傾向にあります。

出典:正社員 AWS の求人

3:雇用形態別から見る平均年収

AWSエンジニアとひと口に言っても、正社員として勤務しているAWSエンジニアもいれば、フリーランスとして働いているAWSエンジニアもいます。ここでは雇用形態別のAWSエンジニアの平均年収をご紹介します。

正社員の場合

正社員のAWSエンジニアの場合、平均年収は580万円ほどだと言われています。そのため、他のエンジニア職の平均年収と比較しても正社員のAWSエンジニアの平均年収は高い水準にあると言えるでしょう。

出典:正社員 AWS の求人

フリーランスの場合

フリーランスのAWSエンジニアの場合、平均月単価は81万円ほどだと言われています。正社員のAWSエンジニアの収入と比較しても、フリーランスエンジニアの月単価は非常に高い水準にあると言えるでしょう。

出典:フリーランス AWS の求人

4:他エンジニアとの比較

AWSエンジニアの平均年収は日本での一般的な職業の平均年収よりも高い水準にあると言えますが、他のエンジニア職と比較した場合はどのような違いがあるのでしょうか。ここでは他エンジニアとAWSエンジニアの年収比較をご紹介します。

インフラエンジニアとの年収比較

正社員のAWSエンジニアの平均年収が580万円であるのに比べて、インフラエンジニアの平均年収は500万円ほどとなっていました。AWSエンジニアの場合はインフラエンジニアと違い、クラウド周りのスキルが必須となるため、その分年収も高くなる傾向があります。

出典:インフラエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報

Azureを使用するエンジニアとの年収比較

案件単位で比較した場合、AWSの案件の平均単価が81万円であるのに対して、Azureの案件の平均単価は77万円ほどとなっています。そのため、AWSエンジニアの平均年収の方がわずかに高い水準にあると言えるでしょう。

出典:Azureのフリーランス求人・案件一覧

GCPを使用するエンジニアとの年収比較

案件単位で比較した場合、AWSの案件の平均単価が81万円であるのに対して、GCPの案件の平均単価は75万円ほどとなっています。そのため、AWSエンジニアの平均年収の方が高い水準にあると言えるでしょう。

出典:GCP 求人・案件一覧

AWSエンジニアの年収アップにつながるAWS認定資格11種


AWSエンジニアになるために資格が必ずしも必要な訳ではありません。しかし、AWS認定資格を獲得すれば年収のアップや専門知識やスキルの証明ができたり、顧客からの信頼度が上がったり、転職にも有利だったりとさまざまなメリットがあります。

特にAWS認定資格は年収アップにも関わるものです。それぞれの資格に特徴があるので、一つずつ紹介していきます。AWS認定資格を獲得することで年収アップを狙いましょう。

1:クラウドプラクティショナー

クラウドプラクティショナーは、AWSやクラウドについての知識を効果的に説明することができる技術者ではない方向けの資格です。半年程度、基礎レベルのAWS経験とクラウド業界の知識を持つ方を対象にしている資格です。

開発は行わずに、営業や採用を行うといった外部の方と接する機会が多い方は取得を検討してみてください。このような資格を一つずつ取得していくことが年収アップへの第一歩です。

2:ソリューションアーキテクト

AWS認定のソリューションアーキテクトは、1年ほどのAWS利用によるクラウド建築などの経験者や設計者の方を対象にした、AWSの技術を駆使したアプリケーションを構築して、公開する知識を証明する資格です。

この資格は初級版のアソシエイトレベルと上級版のプロフェッショナルレベルに分かれているため、自身に合ったレベルを受験しましょう。

3:SysOpsアドミニストレーター

AWS認定のSysOpsアドミニストレーターは、1年ほどのAWS利用によるクラウド建築などの経験者や運用担当者の方を対象にした、AWS上に構築されているアプリケーションを管理する知識を証明する資格です。

この資格も初級版のアソシエイトレベルと上級版のプロフェッショナルレベルに分かれているため、自身に合ったレベルを受験するのが好ましいです。

4:デベロッパー

AWS認定のデベロッパーは、1年ほどのAWS利用によるクラウド建築などの経験者や開発者で、最低1つの開発言語に精通した方を対象に、AWSを用いてクラウドベースのアプリケーションが開発できる知識を証明する資格です。

この資格も初級版のアソシエイトレベルと上級版のプロフェッショナルレベルに分かれているため、自身に合ったレベルを受験するのが望ましいです。

5:ソリューションアーキテクト

ソリューションアーキテクトはアソシエイトとプロフェッショナルの2つのレベルに分かれます。プロフェッショナルレベルは2年ほどのAWS利用によるクラウド建築などの経験者や運用・開発者の方を対象に、高度な技術や専門知識を証明する資格です。

AWSに関する仕事に慣れてきて、更なるステップアップを目指している方にお勧めです。アソシエイトレベルを取得し、プロフェッショナルレベルに関心があったり年収アップを狙う方は検討してみましょう。

6:DevOpsエンジニア

DevOpsエンジニアという資格は、デベロッパーとアドミニストレーターの上位の資格です。2年ほどのAWS利用によるクラウド建築などの経験者や運用・開発者の方を対象としています。

AWS上のアプリケーションの構築のうえで高度な開発・運用知識を持っていることや開発・運用を担える技術力を証明する資格です。開発・運用に携わるITエンジニアを目指す場合はこの資格取得を目指しましょう。

7:セキュリティ

「AWS認定セキュリティ 専門知識」とは、AWS上でのセキュリティ強化に関する専門知識について問う資格です。この資格はAWSに限らず、セキュリティに関連した難易度の高い問題が出題されますが、様々な経験が豊富な方には取り組みやすい資格です。

専門知識という点から見たAWSの資格は、AWSだけではなく、他所でも通用する専門的なスキルを認定する資格ですので、年収アップにもつながりやすいです。

8:ビッグデータ

「AWS認定ビッグデータ 専門知識」は、AWSのビッグデータ関連サービスや複雑なデータ分析のスキルと専門知識を証明します。データ取集、格納、処理、分析などのビッグデータの扱いが出題されます。

この資格も経験が豊富であったり、AWSを利用して普段からビッグデータを扱うような活動を行っている方であれば、比較的取り組みやすい資格であるといえます。

9:高度なネットワーキング

「AWS認定高度なネットワーキング 専門知識」は、AWSや規模の大きなハイブリッドITアーキテクチャの設計や実装の技術的専門知識を証明する資格です。

AWSのネットワークの設計や構築、実装だけでなくアプリケーションと環境の連携やセキュリティ、コンプライアンスの設計や実装についての問題が出題されるのが特徴です。

アーキテクチャの設定と実装の実務経験が豊富な方は取り組みやすい資格です。

10:Alexaスキルビルダー

AWS認定のAlexaスキルビルダーは、Amazon Alexaのスキルの構築、テストや公開に関する技術について問われる試験です。

カスタムスキルの概要はきちんと把握し、AWSサービスでは、AWS LambdaやAWS S3、AWS DynamoDbなどを学ぶことで対策を行いましょう。

AWSの認定の専門知識の中でも難易度が比較的低いと言われており、Amazon Alexaの知識やAlexaスキルを構築した経験がある方は取り組みやすい資格です。

11:機械学習

「AWS認定機械学習 専門知識」は、AWSを用いて、ビジネス上の問題に対処するための機械学習ソリューションを設計や実装、デプロイ、維持する能力を証明する資格です。試験では、AWSサービスだけでなく、一般的な機械学習に関連した知識も出題されます。

機械学習は新しい技術分野なので、AWS関連サービスを含めて試験内容や難易度が更新されることが予想されます。

資格以外でAWSエンジニアの年収アップを目指す方法


より高い年収のAWSエンジニアになりたいのであれば、資格取得以外にも年収アップを目指す方法はあります。特に幅広いAWS案件に参画できるようなスキルがあれば、収入を増やすことも可能になるでしょう。

ここでは資格以外でAWSエンジニアの年収アップを目指す方法をご紹介します。

インフラをコード化できるようにする

インフラをコード化することを「Infrastructure as Code(IaC)」と呼びます。IaCを実現することで、インフラ管理のコストや時間を削減し、より効率化することが可能になるでしょう。

ツールや手法の知識・導入・推進経験を身に付ける

幅広いAWS案件に対応できるようになるためには、需要の高いツールや手法に関する知識、スキルは重要です。たとえば、開発担当者と運用担当者が協力して開発を行う「DevOps」、システム運用を自動化する「NoOps」などを押さえておきましょう。

AWSエンジニアが活躍できる業界3選


現在、様々な業界でクラウドサービスの利用傾向が高まっています。IT業界をはじめとして、オンプレミスからクラウドサービスへの変化が盛んになっている今、特にAWSスキルを活かすことができる業界について紹介していきます。

年収アップのためのAWS認定資格を獲得し、活躍できる業界を知り、自身の年収のアップを狙いましょう。

1:IT・WEB業界

IT・WEB業界はAWSスキルで活躍することができる業界の一つです。クラウドサービスの需要は伸びている一方で、AWSスキルを持った人材は不足している傾向にあります。

AWSスキルを持つ人材はIT・WEB業界から重宝され、高い年収も期待することができます。AWSスキルを活かすのにIT・WEB業界は、年収面でもやりがいの面でもうってつけの業界の一つです。

2:ゲーム業界

ゲーム業界もAWSスキルで活躍することができる業界の一つです。ゲーム業界は現在も成長を続けている業界で、日本の国内の重要な産業の一つです。

近年のゲームには、専用サーバーやマッチメイキング、リーダーボードといった新機能があり、これらを円滑に運用していくためにはAWSスキルの活用が求められています。AWSスキルを活用することで、年収のアップも見込めます。

3:広告・メディア業界

広告・メディア業界もAWSで活躍することができる業界の一つです。広告・メディア業界の規模は拡大を続けており、インターネット広告やメディアの普及によってAWSスキルの受容も増えています。

広告・メディア業界でもAWSは注目されており、AWSエンジニアのニーズは高まっているといえます。AWSスキルを持っていると高い年収を期待することもできます。

IT業界で求められているAWSエンジニアを目指してみよう!


AWSは現在非常に注目されているサービスであり、AWSエンジニアはIT業界やその他の業界でニーズが高まっています。紹介したようなAWS認定資格を持ってAWSとして働くことができれば、高い年収を得ることができます。

特にIT業界は基本の年収も高く、AWSの需要も非常に高いので、IT業界で求められるようなAWSエンジニアを目指してみましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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