2021/10/8

SalesforceのAuraコンポーネントとは?SalesforceのAuraコンポーネントの基本と使用方法を解説!

 
  

SalesforceのAura コンポーネントとは

SalesforceのAura コンポーネントは、Lightning コンポーネントフレームワークに含まれるLightning コンポーネントのひとつです。 Aura コンポーネントはアプリケーションを再利用できる自己完結型のユニットで、テキスト1行からアプリケーション全体に及ぶ範囲で使用できます。

Aura コンポーネントを含むLightning コンポーネントフレームワーク

SalesforceのLightning コンポーネントフレームワークは、モバイルデバイスとデスクトップデバイス向けの単一ページアプリケーションを開発するためのUIフレームワークです。 フレームワークには、Aura コンポーネントなど一連のコンポーネントが含まれています。これらのコンポーネントがLightning コンポーネントと呼ばれます。 Lightning Design Systemスタイル設定に付属するコンポーネントは、lightning名前空間で使用できます。コンポーネントを組み合わせて設定することで、新しいコンポーネントを作成できます。コンポーネントを表示すると、ブラウザにはHTML DOM要素が生成されます。 コンポーネントには、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb対応コードを含むことができ、洗練されたUIでアプリケーションを構築できます。

Aura コンポーネントでサポートされるブラウザ

Aura コンポーネントは、Lightning Experienceと同じく以下のブラウザについて、最新バージョンをサポートしています。 ・MICROSOFT® EDGEE(CHROMIUM以外) ・MICROSOFT® EDGE CHROMIUM ・GOOGLE CHROME™ ・MOZILLA® FIREFOX® ・APPLE® SAFARI®

SalesforceのAura コンポーネントプログラミングモデル

Aura コンポーネントプログラミングモデルは、標準搭載のコンポーネントセット、イベント駆動型アーキテクチャ、デバイスごとに最適化されたフレームワークが実装されています。 Salesforceアプリケーション、Lightning Experience、コミュニティで、業務に対応したコンポーネントを作成、使用できます。また、作成した独自のコンポーネントを公開して、他のユーザと共有することができます。

Aura コンポーネントプログラミングモデルを使用するメリット

Salesforceのアプリケーション構築に、Aura コンポーネントを使用すると、以下のようなメリットがあります。 ・コンポーネントセットにより、アプリケーション構築にすぐに着手できる。 ・デバイス別の最適化はコンポーネントで行われ、最適化の作業を省略できる。 ・標準コンポーネントにより、デスクトップやモバイルデバイスとシームレスに連動する。 ・コンポーネントベースのアプリケーション構築により並列設計が可能になり、開発の効率が向上する。 ・カプセル化されたコンポーネント内部は非公開で、コンポーネント作成者により随時変更され、コンポーネントの利用者はこうした変更を行う必要がなく、公開された形状は参照できる。 ・反応型設計を使用したアプリケーションにより、デバイス対応およびブラウザ間の互換性が保たれ、HTML5、CSS3、タッチイベントなどのブラウザ技術をサポートしている。

SalesforceのAura コンポーネントプログラミングモデルの特徴

Aura コンポーネントプログラミングモデルのマークアップはXMLで、静的HTMLタグとカスタムのAura コンポーネントタグが混合します。 組み込みコンポーネントは、他のコンポーネントと同様に名前空間(aura:)から取得できます。 ・「.cmp リソース」内にマークアップを含むことができる。 ・関連付けられた複数のリソース内にJavaScriptコードを含むこともできる。 ・関連リソースは、相互に自動的に結びつけられ、コンポーネントバンドルを構成する。

Aura コンポーネントとVisualforceの違い

Aura コンポーネントを含むLightning コンポーネントとVisualforce、それぞれに強みがあります。目的や機能に応じて、どちらを使用するのかを選択するべきです。 Salesforceは、Webページを中心とするアプリケーション構築のプラットフォームとしてVisualforceを提供してきました。 Visualforceでも、モバイルアプリケーションの開発は可能ですが、Visualforceのコンポーネントはモバイルに最適化されていないため、追加のコーディングが必要になります。 それに対して、Lightning コンポーネントはモバイルデバイスに最適化されているため、Aura コンポーネントを使用すれば、ノンプログラミングでモバイルデバイス向けのアプリケーションを構築できます。

SalesforceにおけるAura コンポーネントのメリット

今回は、SalesforceのAura コンポーネントについて紹介しました。 Aura コンポーネントは、Lightning コンポーネントフレームワークに含まれ、Salesforceのアプリケーション構築の効率化に役立ちます。他のコンポーネントやWebコードとの組み合わせで、洗練されたUIを最小限の工数で開発できます。 Aura コンポーネントについて理解し、Salesforceのアプリケーション構築に活用しましょう。]]>

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

おすすめの動画

  • 【未経験からIT業界へ転職するなら】相談窓口とスキルの獲得はここで解決!IT転職が一気に有利に!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【費用一切不要】未経験からIT業界へ転職するならまずはここへ相談!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【何のエンジニアになれるのか?】未経験からITエンジニアを目指すとこんな道がある【キャリアチェンジアカデミー】