2021/05/24

Salesforceのfindとは?概要や使い方・ワイルドカード・演算子の指定方法

 
  

findとは?

Salesforceのfindとは、SOQLクエリで使用できる構文で、単語や語句を検索するときに使用します。 Salesforceのfindの構文は「{」と「}」で囲みます。
FIND {SearchQuery}
SearchQueryには、検索する単語や語句、ワイルドカード、論理演算子などを指定します。検索は左から右の順番で行われ、文字コードはUnicode(UTF-8)を使用します。また、大文字と小文字は区別されません。

検索語の指定方法

Salesforceのfindの「SearchQuery」には、検索語を指定します。 SearchQueryには、「box」や「test」などの単語の指定、または、二重引用符で囲んだ「”say hello”」などの語句の指定が可能です。

ワイルドカードの指定方法

Salesforceのfindの「SearchQuery」には、ワイルドカードを指定することができます。 ワイルドカードの文字は、「*」または「?」を使用することができます。 「*」は、検索語の途中か末尾で0文字以上の文字の代わりに使用できます。例えば、「太*」を指定すると、「太一」、「太郎」、「太二郎」など「太」で始まる語句が結果として表示されます。 ただし、日本語、中国語、韓国語、タイ語で検索する場合、「*」は検索語の末尾にしか使用できません。 「?」は、検索語の途中か末尾で1文字の代わりに使用できます。例えば、「jo?n」を指定すると、「john」、「joan」などの語句が結果として表示されます。ただし、日本語、中国語、韓国語、タイ語で検索する場合、「?」は検索語の末尾にしか使用できません。 以下は、find句のワイルドカートの記載例です。
FIND {My*}
FIND {Why not\?}

ワイルドカードの注意点

ワイルドカードを使用する場合、いくつかの注意点があります。 1.ワイルドカードの指定は、条件を絞り込むほど検索結果が速く返されます。例えば、「prospect」が含まれる単語を検索する場合、「p*」と指定するよりも、「prospect*」と指定した方が効率的です。 2.検索語句の中に「*」や「?」を含める場合、エスケープ文字「\」を付けます。例えば、「How are you?」を検索する場合は、語句なので二重引用符で囲んで「”How are you\?”」のようにエスケープ文字を付けます。

演算子の指定方法

Salesforceのfindの「SearchQuery」には、演算子を指定することができます。 論理演算子やグルーピング演算子を使用して、複数の単語の組み合わせを検索することができます。例えば、会社名に「東京」または「大阪」のどちらかの単語が含まれる会社を検索するなどが可能です。

演算子「”」「”」

「”」は引用符です。 検索したい単語が複数あり、順序も一致したものを指定する場合、検索語を引用符で囲みます。例えば、「”monday meeting”」を検索した場合、「monday」と「meeting」がこの順番になっているものを検索します。 また、「AND」、「OR」、「AND NOT」を演算子ではなく単語として検索語に含める場合、引用符で囲む必要があります。引用符で囲まないと、演算子として解釈されてしまいます。

演算子「AND」

「AND」は、検索語に指定したすべての項目に一致するものを検索します。 例えば、「john AND smith」を検索語に指定すると、「john」と「smith」両方含むものを検索します。 以下はfind句の「AND」の記載例です。
FIND {MyProspect AND MyCompany}
FIND {MyProspect AND "John Smith"}

演算子「OR」

「OR」は、検索語に指定した項目のうち1つでも一致するものを検索します。 例えば、「john OR smith」を検索語に指定すると、「john」または「smith」のどちらかを含むものを検索します。 以下はfind句の「OR」の記載例です。
FIND {MyProspect OR MyCompany}
FIND {MyProspect OR "John Smith"}

演算子「AND NOT」

「AND NOT」は、検索語に指定した項目が含まれないものを検索します。 例えば、「john AND NOT smith」を検索語に指定すると、「john」が含まれていて「smith」が含まれていないものを検索します。 以下はfind句の「AND NOT」の記載例です。
FIND {MyProspect AND NOT MyCompany}

演算子「(」「)」

「(」は、グルーピング演算子です。 検索語をグループ化して指定する場合に使用します。例えば、「(“Bob” and “Jones”) OR (“Sally” and “Smith”)」を検索語に指定すると、「Bob Jones」または「Sally Smith」と一致するものを検索します。 また、次のように、「(“Bob”) and (“Jones” OR “Thomas”) and Sally Smith」を検索語に指定すると、「Bob Jones」と「Sally Smith」、または「Bob Thomas」と「Sally Smith」が含まれるものを検索します。 以下はfind句の「(」「)」の記載例です。
FIND {MyProspect AND ("John Smith" OR MyCompany)}

Salesforceのfindを活用しよう!

今回は、Salesforceのfindについて説明しました。 Salesforceのfindは、SOQLクエリで使用する構文で、検索する場合に使用します。findは単語や語句の検索、ワイルドカードや演算子を組み合わせた複雑な検索などを行うことが可能です。 ぜひこの機会に理解しておきましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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