2022/07/1

Attachment Salesforceとは?添付ファイルの機能について解説

 
  

Attachment Salesforceとは?

Attachment Salesforceとは、Salesforceで扱う添付ファイル機能のことです。添付ファイルはメール本文の文字以外の画像や動画、音声などを一定の形式のデータにして送ることができます。

Attachment Salesforceの特徴と添付ファイルの仕組み

SalesforceのAttachment(添付ファイル)は2つの形式に分かれています。この2つは構成が違っているため、レコードIDからデータを取得する方法がそれぞれ違います。 添付ファイルのデータ形式は、文字データに添付ファイルのデータが連結されていて、変換方式に沿って文字データへ変換され(エンコード)、受信側では元のデータに復元される(デコード)という仕組みです。 そのため受信側が対応していない形式のデータは、うまくデコードできないことがあります。

Salesforce Classicで扱うAttachment

Salesforceのメールテンプレートの1つであるSalesforce Classicでは、添付ファイルはAttachmentオブジェクトに保存され、アップロードはメモ&添付ファイルで行います。 Classicでは、オブジェクトレコード関連やファイルデータの実態は、すべてこのAttachmentオブジェクトの中に保存されるため、わかりやすく、シンプルな機能です。 Attachmentのファイルサイズ制限は25MGまで、取引先、商談、カスタムオブジェクトなど各レコードに添付され、関連リストに表示されます。

Salesforce Lightingで扱うFiles

Salesforceのもう1つのメールテンプレートであるSalesforce Ligfhtingでは、添付ファイルは「ContentDocument」というオブジェクトに保存され、「Content Document Link」から参照します。アップロードはFilesで行います。 「Content Document」では、文字や図形、画像や動画などのファイルのコンテンツ情報を保持します。 一方、バージョン情報は「Content Version」に保存され、「Content Version」は、ファイルサイズ制限が2GBまで、社内外の文書として公開や共有、バージョン管理が可能です。 オブジェクトレコード関連は「Content Document Link」、ファイルデータの実態は「Content Version VersionDate」で保存するという2段階の複雑な構成になっているのが特徴です。

Attachment Salesforceでのファイル添付の方法

添付ファイルを付け加えるには、オブジェクトにレコードを書き込みます。その際に、添付するレコードのID(参照ID)、ファイル名、ファイルのバイナリデータ(本文)を書き込みます。 IDはデータ読み取り処理(クエリー)などを使用して指定、ファイル名はSalesforce上の拡張子付きファイル名を指定しておきます。 本文にはアップロードしたいファイルを「Base64」と呼ばれるテキストデータに置き換えたデータを本文に入力することが必要です。その場合、「オプション設定」タブから「Base64項目入力形式」を選択し、さらに「ファイルパス」を選択します。

Attachment Salesforceの基本についてしっかりと知っておこう

Salesforceでは、ClassicとLightingの2つで添付ファイルを扱いますが、それぞれ使い方に違いがあります。添付ファイルをスムーズに利用するためにも、Salesforceの解説を参考にして、Attachmentの基本についてしっかり知っておきましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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