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Salesforceエンジニアの仕事内容

開発
SalesforceエンジニアはSalesforceをクライアントの要望に沿った、企業の事業内容や業務フローに合わせてカスタマイズします。 開発にはApexと呼ばれるオブジェクトの指向のプログラミング言語を用います。Salesforce独自の開発プラットフォームであるForce.comでApexを利用して、導入企業が最適にSalesforceを活用できるようカスタマイズします。運用
クライアントの要望に沿った、企業の事業内容や業務フローに合わせて開発したSalesforceを運用するのもSalesforceエンジニアの仕事です。 ドキュメントの整備やテスト、障害にも対応し、運用していく上で生じるさまざまな問題を解決していくこともSalesforceエンジニアの仕事となります。機能追加
運用していく上で「こんな機能があればもっと使いやすい」という要望は必ず出てきます。その要望に合わせて機能を追加していくことも、Salesforceエンジニアの仕事です。 そのためには、クラアントとのコミュニケーション、クラアントの業務内容や業務の流れなどを把握し、理解する必要があります。導入支援
新しいシステムを導入する際には、トラブルがつきものです。そのため、導入後にシステムが定着するまでSalesforceエンジニアが支援します。 プロフェッショナルサービスでは、専任で導入企業の支援を担当します。さまざまな支援を行うのもSalesforceエンジニアの仕事です。Salesforceエンジニアに必要なスキル3選

1:Apexによる開発経験
Apexというスクリプト言語を用いた開発経験は、スキルとして認められます。ApexはSalesforceのプラットフォームを拡張するための独自のスクリプト言語です。 Apexを使えなければSalesforceエンジニアへの道は厳しいといえるでしょう。しかしApexはJavaによく似ている簡易なスクリプト言語のため、Javaを習得していればApexの習得は可能です。Apexとは?
Apex(エイペックス)とは、Salesforceが独自に使用するオブジェクト指向のプログラミング用語です。Javaのイディオムに基づいています。そのため、Javaを習得していればApexの取得も比較的容易です。 ApexはSalesforceのプラットフォームを拡張するために用いられ、より詳細な記述を可能とします。また、簡潔で記述がしやすく、強力に定型化されているために、正確性に富んでいるなどの利点があります。2:コミュニケーションスキル
Salesforceエンジニアに必要なスキルはプログラミングスキルだけではなく、コミュニケーションスキルも重要となります。Salesforceエンジニアは、Salesforceを導入しているクライアントの担当者との直接的な関わりが外せません。 Salesforceでは開発の他に、運用や導入支援、運用サポートも実施します。その過程で、その企業にあった形にカスタマイズする提案が必要となります。 そのため、クライアントの事業内容や業務フローを把握するため、担当者との密接なコミュニケーションが欠かせないのです。3:Salesforceエンジニア認定試験
Salesforceエンジニア認定試験は、Salesforceの製品知識と業務知識の保持を証明する国際共通資格です。 認定資格には幾つかの種類があり、基本資格と上位資格で構成されています。 詳しい資格の内容については、以下の項目でご紹介します。転職を有利にするSalesforce認定試験資格8種

1:管理者/CRMコンサルタント
SalesforceCRM管理者の認定を得られるのは、管理者/CRMコンサルタントの認定資格です。 管理者/CRMコンサルタントの認定資格では、基本資格として「認定アドミニストレーター」「認定CPQスペシャリスト」があります。 認定アドミニストレーターでは、Salesforce製品の基本的なカスタマイズ設定や管理に必要なスキルが求められます。認定CPQスペシャリストは、CPQプラットフォームを使用した見積もりフローの設計、構築、そして導入に必要なスキルを証明します。 上位資格は5つあり、取得することで各部門のソリュージョンコンサルタントとしてのスキルが証明されるでしょう。2:開発者
開発者のスキル認定が受けられるのが、デベロッパーです。基本資格にplatformデベロッパー、B2C Commerceデベロッパーがあります。 Salesforceplatform上のアプリケーションのカスタムに必要なスキルを証明します。上位資格では、さらに高度なプログラミング機能に関するスキルの証明になるでしょう。 B2C Commerceデベロッパーでは、Commerce C loud Digitalでのコマースソリュージョンの開発のスキルを証明、上位資格ではさらにデザインスキルや知識の証明になります。3:アプリケーション構築者
アプリケーション構築者のスキル証明は、Platformアプリケーションビルダーによりそのスキルが証明されます。 カスタムアプリケーションの設計や構築、リリースのスキルの証明として活用できます。4:アーキテクト
アーキテクトの認定では、Salesforce Platform上でそれぞれの分野における専門的な知識、設計、実装できるスキルを証明します。 アーキテクチャ環境と要件を評価して、それぞれの仕様での問題解決できる知識やスキルが必要です。さらに、クライアントの担当者や技術関係者に問題解決の方法を効果的に伝えることができるスキルも同時に求められます。5:Einstein Analytics
Einstein Analyticsとは、AIを利用した分析プラットフォームです。Salesforceと直接連携して、分析だけではなく次の一手につながる行動を導き出すのに役立ちます。 Tableau CRMに分類され、Tableau CRM and Einstein Discoveryコンサルタントという認定試験でそのスキルが証明されます。6:MARKETING CLOUD
MARKETING CLOUDとは、マーケティングに必要なさまざまな戦略をSalesforceの総合マーケティングツールを活用して効果的に行うためのスキルや知識を証明する認定資格です。 エンドユーザーに提供される機能や構成オプションの知識、戦術的で戦略的なメールを実行するための知識や経験が求められる資格となります。7:PARDOT
PARDOTとはSalesforceと一体化した、営業効果を引き出すためのMAツールです。 PARDOTスペシャリストではPARDOTを使用し、マーケティング施策におけるワークフローの構築や実装のためのスキル、知識を証明します。さらにPARDOTコンサルタントでは、PARDOTの設計・実装のスキルと知識の証明となるでしょう。8:CPQ
CPQスペシャリスト試験は、SalesforceCPQソリュージョンの実装経験がある人が対象の試験です。通常、1年のCPQスペシャリストとしての経験が必要とされます。 SalesforceCPQプラットフォームの経験、CPQ用語の知識、プラットフォームの基本的の問題を解決できる能力が求められます。Salesforceエンジニアに将来性はある?

Salesforceエンジニアに必要なスキルを身に着けておこう
