2021/06/28

Salesforceのライセンスの形態は?主な製品とエディションを紹介

 
  

そもそもSalesforceとは?

Salesforceとはセールスフォース・ドットコム社が提供しているクラウド型のビジネスプラットフォームです。Salesforceは営業支援や顧客管理などの機能を中心にしており、導入することで企業内のすべての部署で顧客の情報を一元管理できるようになります。 現在中小企業から大手企業まで15万社以上の企業が導入しており、Salesforceでビジネスを拡大しています。

Salesforceの機能

Salesforceでは取引先企業や担当者の管理、リードの管理、商品管理、承認やワークフローなどの機能を備えています。 また、お客様からの問い合わせ内容を登録して問い合わせ管理を行ったり、Webサイトの問い合わせフォームやメールからの問い合わせを登録することもできます。

Salesforceのライセンスは製品とエディションの組み合わせ

Salesforceのライセンス形態は、「Service Cloud」や「Sales Cloud」、「Marketing Cloud」などの製品と、「Essentials」や「Professional」などの各エディションの組み合わせによって決まります。 たとえば、エディションごとに提供されている機能が異なり、機能は「オブジェクトアクセス」「ユーザー機能」「ユーザー権限」などの種類ごとにさまざまな種類があります。

ライセンスに関わるSalesforceの製品4選

前述のとおりSalesforceでは選択した製品とエディションの組み合わせによってライセンスが決まり、料金や利用できる機能が変わります。 それでは、Salesforceの製品にはどのようなものがあるのでしょうか。ここではライセンスに関わるSalesforceの製品4選をご紹介しますので、どのような製品があるのか参考にしてみてください。

1:Service Cloud

Service Cloudはカスタマーサービスやデジタルサービス、フィールドサービスを連携させる包括的なプラットフォームです。サービス担当者は働く場所を選ばず、いつでも顧客に対して最高のサービスを提供することができます。 また、組み込みAIを活用したサポートチャネルの連携によって、サービスの幅を広げて高い顧客満足度を実現できるでしょう。

2:Marketing Cloud

Marketing Cloudはデジタルマーケティングによって顧客との信頼関係を構築する統合マーケティングプラットフォームです。顧客のさまざまな情報を一元管理することで、顧客に関連性が高いメッセージを届けることができます。 また、マーケティングデータとビジネスデータを統合して分析することにより、予算や効果などを最適化することが可能です。

3:Sales Cloud

Sales Cloudはデジタル営業を成長させるための営業支援プラットフォームです。Sales Cloudを導入することにより、リードの管理やパイプラインの把握をより最適化することができます。 また、Sales Cloudで管理業務を自動化することによって、営業担当者はより多くの商談に時間をあてることが可能になります。さらにトレーニングやコーチングなどの機能により、営業チーム全体のスキルアップも行えます。

4:Salesforce Platform

Salesforce Platformはさまざまなテクノロジーやサービスを組み合わせることができるインテリジェントなビジネスプラットフォームです。企業毎のニーズに合わせてカスタマイズし、Salesforceを強化することができます。 Salesforce PlatformはCRMが持つパワーをすべての従業員、アプリケーション、ビジネスプロセスに利用することができます。

ライセンスに関わるSalesforceのエディション4つ

Salesforceが提供しているエディションは製品によってさまざまな種類がありますが、Sales CloudとService Cloudに用意されている代表的なエディションとして「Professional」「Unlimited」「Enterprise」「Essentials」の4種類があります。 ここではライセンスに関わるSalesforceのエディション4つについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

5:Professional

Professionalはあらゆる規模の企業にマッチした企業向けのCRMです。月額費用は9,000円(税抜き)となっています。 たとえばSales Cloudの場合、Professionalのライセンスを取得することで、セールスリードや商談などはもちろん、マーケティングキャンペーンや契約、注文の管理もできるようになるため、営業サイクルを一括管理できるようになります。 出典:最 適 な Salesforceエディションの選択方法 参照:https://www.salesforce.com/content/dam/web/ja_jp/www/documents/pricing/DS_SalesCloud_EdCompare.pdf

6:Unlimited

Unlimitedはすべてのサポートや機能を利用することができる無制限のCRMです。月額費用は4つのエディションの中でも最も高い36,000円(税抜き)となっています。 たとえばSales CloudのUnlimitedであれば、無制限のオンライントレーニングや100種類以上のアドミンサービス、24時間365日利用できるフリーダイヤルサポートといったサポートを受けられ、Salesforceのカスタマイズも可能です。 出典:最 適 な Salesforceエディションの選択方法 参照:https://www.salesforce.com/content/dam/web/ja_jp/www/documents/pricing/DS_SalesCloud_EdCompare.pdf

7:Enterprise

Enterpriseは自社に合わせて細かいカスタマイズが可能なもっとも人気のあるCRMです。月額費用は18,000円(税抜き)となっています。 たとえばSales Cloudの場合、Enterpriseのライセンスを取得することで、業務プロセスの自動化や独自のカスタマイズなどProfessionalよりも包括的で幅広い機能を利用することができます。 出典:最 適 な Salesforceエディションの選択方法 参照:https://www.salesforce.com/content/dam/web/ja_jp/www/documents/pricing/DS_SalesCloud_EdCompare.pdf

8:Essentials

Essentialsはシンプルに始められる小規模チームや中小企業向けのCRMです。月額費用は3,000円(税抜き)となっています。 たとえばSales CloudのEssentialsはユーザー数が10名までに制限されますが、セットアップや利用を開始する際にもガイドやチュートリアルが利用できます。そのため、難しい設定をすることなく、すぐに小規模チームでのCRMの利用を開始できます。 出典:最 適 な Salesforceエディションの選択方法 参照:https://www.salesforce.com/content/dam/web/ja_jp/www/documents/pricing/DS_SalesCloud_EdCompare.pdf

Salesforceの各製品・エディションの違いは?

Salesforceの製品は利用する目的が異なっており、エディションは提供する機能や利用人数、サポートなどが異なっています。たとえばService Cloudはサービス担当者、Sales Cloudは営業担当者を支援するCRMです。 また、エディションによって料金も異なるため、自社に合ったエディションを選ぶ必要があります。

Salesforceのエディションは1つしか選べない?

Salesforceは利用する製品によってエディションも異なります。そのため、Service Cloudは「Essentials」、Salesforce Platformは「Lightning Platform Starter」といった風に異なるエディションを選ぶことも可能です。

Salesforceのライセンスの性質を理解しよう

Salesforceは製品とエディションの組み合わせによってライセンスが決まります。ぜひ本記事でご紹介したSalesforceの機能やライセンスに関わるSalesforceの製品、エディションなどを参考に、Salesforceが提供しているライセンスについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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