2021/06/7

SalesforceのURLFOR関数とは?概要と使用例についてご紹介

 
  

URLFOR関数とは?

「URLFOR」関数とはSalesforceで提供されているマークアップ言語であるVisualforceで利用できる関数です。ここでは、「URLFOR」関数について簡単にご紹介していきます。

概要

「URLFOR」関数を利用することでVisualforce ページにある静的リソースアーカイブ内のアクション、Visualforce ページ、Sコントロール、ファイルへの相対URLが作成されます。 URLFOR関数はVisualforceページ内で以下のように記述することで利用できます。
{!URLFOR(target, [id], [inputs], [no override])}
target: URL またはアクション、Sコントロール、静的リソースマージ変数を指定します。 id:レコードへの参照を指定します。 inputs:追加のパラメータを指定します。 no override:標準のSalesforceページへの対象に適用されます。デフォルトは「False」ですが、標準のSalesforceページを表示する場合は「True」を指定します。 id、inputs、no overrideはいずれも省略可能です。

URLFOR関数の使用例

ここからはVisualforceページにおける「URLFOR」関数の使用例についてご紹介していきます。いくつか例を挙げますので、簡単なものから覚えていきましょう。

Visualforceページで使ってみよう

今回は、Visualforceページへアクセスする場合のURLFOR関数の使用例を確認していきます。 まずは、単純にVisualforceページへアクセスするための記述です。Salesforce組織に「TestPage」というVisualforceページが存在するとします。あるVisualforceページのボタン押下で「TestPage」へ遷移する例です。 <apex:commandButton value=”ボタン” action=”{!URLFOR($Page.TestPage)}”> 記載の通り「$Page」に続けて、アクセスしたいVisualforceページ名を入力します。 次に、Visualforceページへアクセスする際にパラメータを付与する場合の例になります。 <apex:commandButton value=”ボタン” action=”{!URLFOR($Page.TestPage)}?prm=abc” /> パラメータ名と値を{}外に記載し、付与します。 また、Visualforceページだけでなく、Salesforceの標準ページへのアクセスも可能です。「$Action」に続けて、オブジェクト名、遷移したい画面を指定、[id]部分にアクセスしたいレコードのIDを指定します。 <apex:outputLink value=”{!URLFOR($Action.Account.View, <レコードID>)}” /> 上記では、取引先レコードの詳細画面へアクセスできます。 詳細画面以外への記載は以下の通りです。 タブ画面:Tab 新規画面:New 編集画面:Edit いずれも「$Action.オブジェクト名.」の後に続けて記載します。 Visualforceページへのアクセス方法として、以下のような記述もあります。 {!URLFOR(‘/apex/TestPage’)} Visualforceページにアクセスするだけでも、記述方法が複数あるので、使用時は確認して利用しましょう。

URLFOR関数を活用してみよう

URLFOR関数はSalesforce内の別ページやファイルへアクセスするために利用される関数です。 URLFOR関数の使い方も複数ありますので、今回ご紹介した以外の使用方法も活用してみてください。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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