2021/04/27

SalesforceのFinancial Services Cloud(FSC)とは?

 
  

そもそもSalesforceとは?

ここではSalesforceという言葉は聞いたことあるけど、詳しくは知らないという方向けにSalesforceについて簡単にご紹介します。 Salesforceとは、顧客情報をベースとして関連するあらゆる情報を顧客に紐づけデータを一元管理することができる統合CRMプラットフォームです。実はSalesfoceを提供する株式会社セールスフォース・ドットコムは2000年に設立された比較的新しい企業です。 今回ご紹介するFinancial Services Cloud(FSC)でも顧客として企業の他に個人のお客様も顧客として扱います。この顧客に対してあらゆる情報を登録することで、顧客に対する情報を一元管理することができます。 今回はSalesforceの中でも銀行系業務に特化したFinancial Services Cloud(FSC)について簡単に紹介します。

Financial Services Cloud(FSC)とは?

こちらではSalesforceの製品の一部であるFinancial Services Cloud(FSC)についての概要を簡単にご紹介します。 Financial Services Cloud(FSC)とは、金融業界をターゲットにしたSalesforceの製品でSummer ’17(2017年)に登場しました。 金融業界をターゲットとしているため、取引先などのオブジェクトに加えて、金融口座や資産や、取引先と個人のリレーション、家族間のリレーション、など細かな管理ができるオブジェクトが用意されています。 また、Financial Services Cloud(FSC)には、Financial Services Cloud 管理パッケージデータモデルの他にもFinancial Services Cloud 住宅ローンデータモデル、アクションプランのデータモデルといった金融業界に特化したデータモデルも用意されています。

Financial Services Cloud(FSC)のデータモデルについて

こちらでは2017年に登場したFinancial Services Cloud(FSC)のデータモデルについて簡単にご紹介します。 データモデルがわかればどのようなデータを管理できるのか、ということが理解できるので、まずはFinancial Services Cloud(FSC)のデータモデルについて簡単にご紹介します。 Financial Services Cloud(FSC)のデータモデルの中心には、「Financial Service Cloud Managed Package Data Model」があります。 さらに「Insurance Data Model」と「Mortgage Data Model」が「Financial Service Cloud Managed Package Data Model」に紐づいています。 このようにFinancial Services Cloudの管理データに保険や住宅ローンが紐づいていることがわかります。

Financial Services Cloud(FSC)の管理パッケージデータモデルについて

こちらではFinancial Services Cloud(FSC)の管理パッケージデータモデルについて主要なデータに絞って簡単にご紹介します。 Financial Services Cloud(FSC)の中心である管理パッケージデータモデルについて理解することで、データ管理の方法が理解できるので簡単にご紹介します。 まず、管理パッケージデータモデルの中心には「Account」と「Contact」が存在します。つまり、取引先と取引先責任者を中心にデータを管理する、ということがわかります。 さらに、「Account」と「Contact」にはそれぞれ「Account Account Relationship」と「Contact Contact Relationship」が紐づきます。 つまり、取引先間およびの取引先責任者間のリレーション(ここでのポイントは、家族間の情報が紐づく点)が管理できるということがわかります。

Salesforceで家族間のリレーションを管理できるメリットは?

ここではSalesforceで家族間のリレーションを管理できることによるメリットをご紹介します。 家族間のリレーションを管理できるということは、独身なのか、2人家族なのか、子どもはいるのか、などの家族構成の管理や、家族内でどのような金融資産を誰がどれだけもっているのか、ということを一元管理することができるということです。 例えば家族構成を管理することができることで、保険商品を紹介するときの参考になりますし、個人ではなく家族としてどれだけ資産をもっているのかを把握できれば、住宅ローンの紹介時になどにも参考になります。 このようにFinancial Services Cloudでは従来のSalesforceのメリットを活かしながら、金融業界に特化したデータモデルを用意している製品だということがわかります。

Financial Services Cloud(FSC)の概要を理解して使いこなそう

今回はFinancial Services Cloud(FSC)についてご紹介してきました。 Financial Services Cloud(FSC)は、金融業界特有の金融口座や家族とのリレーション情報など金融業界に特化したデータを管理することができるということがわかりました。 ぜひ、Trailheadなどで詳しく学習をしてFinancial Services Cloud(FSC)を正しく理解して使いこなしていきましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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