2021/06/7

Salesforce contract(契約)理解しておきたい事

 
  

Salesforce contract(契約)に至るまでの情報の流れ

Salesforceは顧客管理と営業効率化を図ることができます。Salesforceの基本的な仕組みは、顧客情報としてエントリーされる情報に段階があります。 はじめに「リード(見込み客)」としてエントリー、その後取引に進むと「取引先」へ情報が連携され、契約段階に進むと「取引先責任者」の決定など顧客情報が商談プロセス毎に移行していきます。 この情報はチーム内で情報共有ができます。そのため、いつ見込み客が商談の行程へ進んでいるのか情報の可視化が可能です。 プロジェクトとして稼働するまでの相手の情報が追加でエントリーされていくため、状況にあわせたプロセスをチームで共有できる機能です。 営業をかけている間はリード(見込み客)になり、その後商談が成立した時は、取引先と取引先責任者へ情報が移行します。その後contract(契約)へ移行します。 Salesforce contract(契約)という機能について、理解しておきたい事をお伝えしていきます。

Salesforce contract(契約)とは

Salesforce contract(契約)とは、Salesforceの見込み客の顧客情報を取引先プロセスへ移行した情報をチームで共有化することです。なお契約情報の詳細を管理することが可能です。 商談のプロセスにそって情報がタスクとして移動するイメージです。見込み客から取引先情報へ商談に移行して取引先責任者の情報が追加されます。 その後、契約へ移行時の情報が契約プロセスに合わせて移動し、経過状況をチームで確認できます。 チームで情報を共有することで見える化ができます。契約へ進んだり情報が更新された場合はアラートを設定しておくと、通知を受けとることができます。

Salesforce contract(契約)に必要なインターフェースとエディション

必要なインターフェースは2つあります。 ・Salesforce Classic ・Lightning Experience 使用可能なエディションは3つです。 ・Professional Edition ・Enterprise Edition ・Unlimited Edition(Sales Cloud 付属)

Salesforce contract(契約)の設定

Salesforce contract(契約)では、「契約の設定」を使うことでチーム内の情報共有管理のカスタマイズができます。 必要なユーザー権限は、「アプリケーションのカスタマイズ」です。

Salesforce contract(契約)設定画面と設定履歴の確認

Salesfor cecontact(契約)へのアクセス手順は「設定」→検索ボックス「クイック検索」→「契約の設定」入力→検索→「契約の設定」を指定します。 すべての状況の履歴の追跡ができます。基本設定では「承認処理中」や「有効」の契約の履歴が追跡できます。「すべての状況の履歴管理」選択変更すると、すべての状況の契約の履歴を追跡ができます。

Salesforce contract(契約)を見積や商談画面で表示させる手順

Salesforce contract(契約)を見積や商談へ表示をするためには、項目レベルセキュリティと項目アクセス許可をする必要があります。 表示手順は、契約ページの「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「見積」オブジェクト管理設定→項目領域の「契約」→「項目レベルセキュリティの設定(Set Field-LevelSecurit)」→各見積や商談詳細契約を表示する「参照可能」選択→「変更」を保存します。 その後「項目アクセス許可の参照」→「非表示」→「参照可能」選択→変更内容を保存します。マークがプロファイルの編集可能が表示されるか確認しましょう。 契約側に見積や商談の関連リスト表示する時はページレイアウトを使用します。

Salesforce contract(契約)の管理とは

Salesforce contract(契約)の管理は、各取引先の商談に必要な契約情報の管理や契約書面の文書化、契約の状況を追跡することができます。 管理に関係する契約の有効化、そして契約履歴についてご紹介します。

Salesforce contract(契約)の有効化

Salesforce contract(契約)の有効化とは、その契約が有効な状態であり参照ができることです。Salesforceの必要なエディションとユーザ権限を設定する必要があります。 Salesforce「契約の有効化」および契約に対する「参照」や「編集」が行えるユーザ権限が必要です。必要なユーザ権限設定後に「契約」画面→「有効化」を選択します。

Salesforce contract(契約)の有効化に使用可能なエディション

Salesforceの必要なインターフェースとエディションは上記の契約でご紹介していますのでご参照ください。 その他に契約の有効化には使用可能なエディションが2つあります。 ・Performance Edition ・Developer Edition

Salesforce contractの契約履歴とは

Salesforce contract(契約)の履歴を参照する手順は、「契約の詳細ページ」→「契約履歴」→「関連リスト」を参照します。 有効になっている契約の契約状況を確認する場合や、契約状況の変更をした人や内容の追加修正などを誰がいつどんな内容にしたのか履歴を確認することができる機能です。 基本的な設定では、契約状況の「承認処理中」または「有効」の変更追跡が可能です。契約の履歴が追跡される標準項目またはカスタム項目をチーム内の人が変更した場合は「関連リスト」に追加されます。 それとは別にエントリーとして、変更した日付、時刻、変更内容、変更者が表示することができます。 履歴追跡を設定して契約有効化されている場合に文書化(レポート)するには、「レポート」→「契約と注文」→「契約履歴」を選択します。

Salesforce contract(契約)作成時に必要なこと

Salesforce Contract(契約)の設定時に把握しておくことは、集約に必要なデータを厳選することを念頭におきましょう。それはデータの質を高めることになるからです。 Salesforce Contract(契約)に必要なこと ①「開始日」 ②「契約の有効期間」月単位 ③「終了日」 ただし、契約開始日と契約期間から終了日を計算する設定にした場合は、契約終了日が契約の編集ページに表示されないことを頭に入れておきましょう。 新規契約が関連取引先のディビジョンに設定されるのは、Salesforce Classicのみを使用する場合です。 契約のデータの質を高めることを念頭において、チームで効率化を図りましょう。]]>

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

おすすめの動画

  • 【未経験からIT業界へ転職するなら】相談窓口とスキルの獲得はここで解決!IT転職が一気に有利に!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【費用一切不要】未経験からIT業界へ転職するならまずはここへ相談!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【何のエンジニアになれるのか?】未経験からITエンジニアを目指すとこんな道がある【キャリアチェンジアカデミー】