2021/05/24

Salesforce SDKとは?機能や特徴など基本的概要をご紹介

 
  

Salesforce SDKとは?

Salesforce SDKとは、Salesforce内で利用できるソフトウェア開発キットであり、サービスクラウドとしての機能をiOSやAndroidのアプリケーションに組み込むためのツールキットのことです。 Salesforce SDKはオープンソース製品なので、必要なインストールや開発環境を整えることで、誰もが無料で使うことができます。

Salesforce SDKの特徴

Salesforce SDKは、開発のためのプラットフォームテクノロジーとして、ナレッジ、ケース管理、チャットなどの機能が装備されています。 ナレッジ記事の知識ベースがアプリケーションに組み込まれているため、顧客がいちいち検索しなくても済み、アプリケーション内でのケース作成が可能なので、アプリ内で質問やコメントができます。 他にもチャット機能により、リアルタイムでのサポートが提供されます。

Salesforce SDKの機能

高いセキュリティ機能によるアクセス安全制御の他、Smart storeの利用で幅広いデータモデルの利用やデータの保存、取得もスムーズに行うことができます。また、暗号化の採用でデータも安全に保護されます。 他にも、Mobile Syncによって、Salesforce内のデータを同期するAPIの提供、位置情報や分析などのサービス提供が可能です。 Salesforceコミュニティとの併用により、顧客向けのアプリケーション構築が可能になります。

Salesforce SDKでのアプリケーションの開発

Salesforce SDKでは、モバイルプラットフォームの開発ツールと言語を使って、iOSとAndroidでのネイティブアプリケーションが開発可能です。 ネイティブアプリケーションは、グラフィックAPI、なめらかなアニメーションといった高度な機能がある他、カメラや位置情報などを機能に組み込むことができるため、使いやすいという特徴があります。 また、iOSアプリケーションであれば、開発ツール「Xcode」でSwift、またはObject-Cというプログラミング言語を使って開発します。

Salesforceアプリケーション開発との違い

Salesforceアプリケーションは、App StoreやGoogle Play Storeから入手後、システム管理者と開発者が従業員に向けて配布されます。 一方、Salesforce SDKではモバイルアプリケーションを構築するためのツールとして開発者に提供されるもので、カスタムアプリケーション作成後はApp StoreやGoogle Play Storeから従業員、顧客、パートナー向けに配布されるという違いがあります。

Salesforce SDKを知って新たな機能を組み込んでみよう

Salesforce SDKを使うことによって、サービスクラウドの機能をiOSやAndroidの既存のアプリケーションに組み込むことが可能になります。 Salesforce SDKを組み込むためには組織の準備が必要です。詳しくはSalesforceの「 SDK開発者ガイド」を参考にしてみましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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