2021/03/19

世界有数のクラウドサービス「Salesforce」を徹底解説

 
  

世界有数のクラウドサービス「Salesforce」とは何か?

Salesforceとはセールスフォース・ドットコム社が提供するクラウド型ビジネスサービスです。主にCRMやSFAのサービスを提供しています。 CRMは「Customer Relationship Management」の略称で、顧客情報を管理するシステムです。顧客属性はもちろん、過去の商談結果や問い合わせ内容を顧客情報と紐づけて管理することが可能です。 SFAとは「Sales Force Automation」の略称で、「営業支援システム」として訳されます。現在進行中の商談状況や営業活動履歴を管理し、営業プロセスの可視化に役立てることができます。 このように、Salesforceは顧客情報と営業情報を管理しながら、営業を効率的に進めることができるサービスです。

クラウドサービス「Salesforce」の3つの特徴

Salesforce特徴として「SaaS型のクラウドサービス」「様々な業務に適用できるクラウドサービス」「独自アプリケーションが開発可能なクラウドサービス」が挙げられます。 これらの特徴を知ることで様々な業務に利用できます。

SaaS型のクラウドサービス

1つめの特徴は「SaaS型のクラウドサービス」です。 SaaSとは「Software as a Service」の頭文字を取った略称で「サース」と呼びます。PCにアプリケーションソフトウェアをインストールすることなく、インターネット経由でソフトウェアを利用できます。 Salesforceは世界有数の規模を誇るSaaS型のクラウドサービスです。セールスフォース・ドットコム社と契約を締結してアカウントを発行すれば、Salesforceの様々なサービスを利用できます。

様々な業務に適用できるクラウドサービス

2つめの特徴は「様々な業務に適用できるクラウドサービス」です。 Salesforceのサービスは、営業・マーケティング・コールセンターなどの様々な業務で利用できます。 また、AppExchangeで提供されている4,000以上のパートナー企業のアプリケーションを利用することで、人事・勤怠管理などの幅広い業務に適用できます。

独自アプリケーションが開発可能なクラウドサービス

3つめの特徴は「独自アプリケーションが開発可能なクラウドサービス」です。 SalesforceにはApex(エイペックス)とVisualforce(ビジュアルフォース)という開発環境が用意されています。 Apexとはビジネスロジックを開発できるJavaに似た簡易スクリプト言語です。また、Visualforceとは画面インターフェースを開発することができるフレームワークです。 ApexとVisualforceを利用することで、業務に合わせた独自アプリケーションを開発することができます。

クラウドサービス「Salesforce」の製品紹介

Salesforceには営業やマーケティングを対象にした様々な製品が提供されています。ここではSalesforceの代表的な製品を5つ紹介します。

Sales Cloud

Sales Cloud(セールスクラウド)はSalesforceの代表的な製品の1つです。顧客情報や商談情報を1つのプラットフォームで管理し、部署全体で情報を共有しながら商談を進めることが可能です。 顧客情報管理、商談管理、リード管理、売上予測などのCRM・SFA機能はもちろん、レポートやダッシュボードなどのデータ分析機能もあります。 企業の規模を問わず、顧客管理や営業支援のためのツールとして多くの企業で導入されています。

Pardot

Pardot(パードット)はB2Bマーケティング向けのマーケティングオートメーション(MA)ツールです。見込み客の獲得、育成、マーケティング施策の分析など、マーケティング活動を支援します。 Webアクセス状況やメールの開封率などから見込み度合いを表示するスコアリング機能や、一定の条件でメールを自動送付するメールマーケティング機能などがあります。 また、ランディングページやエントリーフォームもテンプレートを利用することで簡単に制作可能です。

Marketing Cloud

Marketing Cloud(マーケティングクラウド)は、One to Oneマーケティング実現を目的としたBtoC向けのマーケティングオートメーション(MA)ツールです。 カスタマージャーニーの作成やオムニチャネルの設定など、デジタルマーケティングに必要な機能が用意されています。 メルマガの自動配信はもちろん、SMSやLINEでのメッセージの自動配信も可能です。また、ソーシャルメディア広告の作成や配信機能もあります。

Service Cloud

Service Cloud(サービスクラウド)はコンタクトセンター向けのサービスです。問い合わせ管理や問い合わせの自動振り分けなど、コンタクトセンターに必要な機能が用意されています。 オペレーターが問い合わせに対応しやすいよう、顧客情報や過去の問い合わせ情報を1つの画面で見ることが可能です。 また、CTI(Computer Telephony integration)と連携することで、顧客からの電話着信で顧客情報を自動的に表示する機能もあります。

Experience Cloud

Experience Cloud(エクスペリエンス クラウド)は企業と顧客、あるいは企業とパートナー企業を結びつけるためのサービスです。かつてはCommunity Cloud(コミュニティ クラウド)という名称でした。 例えば、企業担当者とパートナー企業の社員がExperience Cloudを通じて情報を共有しながら商談を進めるといった利用ができます。 また、ナレッジ機能を利用することで、製品やサービスのナレッジをFAQとして公開することができます。

まずは無料トライアルでSalesforceを利用しよう

この記事ではクラウド型ビジネスサービスSalesforceの特徴、製品を紹介しました。 Salesforceは世界有数のクラウドサービスです。特にCRMやSFAの分野でSalesforceは導入検討の対象に上がるほど有名です。Salesforceの代表的な製品には、Sales Cloud・Pardot・Marketing Cloud・Service Cloud・Experience Cloudがあります。 Salesforceには30日間無料で利用できる環境が用意されていますので、興味のある方は、是非試してみてください。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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