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Salesforceにおけるmdtとは?

Salesforceにおけるmdtの概要

Salesforceのシステムとmdtの関係
Salesforceのシステムには、主に以下の定義データがあります。 ・メタデータ ・オブジェクトデータ ・ページレイアウト定義データ ・ワークフロー定義データ 他にも多数ありますが、これらによってアプリケーションは構築されています。 それぞれが特化したものであるため、今までのやり方では一緒の構造体で管理するのは不可能でした。つまり別々に管理していく必要があり、手間や負担がかかります。 ただし、Salesforce内にmdtができたことで、オブジェクトにレコードが作成できたため、手間や負担がかかる問題を解決する手段として使われるようになっています。Salesforceにてmdtを使う利点

Salesforceにてmdtの作成方法

カスタムメタデータ型
手順4.のカスタムメタデータ型にてレコードを作る場合、選択するものが3つあります。 1.異なるカスタムメタデータ型 2.エンティティ定義(標準のオブジェクトかカスタムオブジェクト) 3.項目定義(2.のオブジェクトの標準項目かカスタム項目) 上記などの特定の項目を選択することで、最適なカスタムメタデータ型にてレコードを作ることができます。 作成方法としては、オブジェクトを作る時と同じ過程です。値を登録する際は「Manage」ボタンをクリックして行いましょう。Salesforceのmdtの注意点や制限

必要なエディションがある
カスタムメタデータ(mdt)を使用するには、必要なエディションを備えておく必要があります。使用可能なエディションは、以下となります。 ・Professional Edition ・Enterprise Edition ・Performance Edition ・Unlimited Edition ・Developer Edition 正常な動作を促すためにも、使えるエディションにて使用しましょう。データのサイズに制限がある
Salesforceのmdtは、10MBまでのデータサイズが上限となっています。ほとんどの場合10MBを超えて使い切ることはありませんが、上限を考慮して開発するように注意しましょう。サポートしない管理ツールがある
Salesforceのカスタムメタデータは、「Tooling API」と「開発者コンソール」の管理ツールをサポートしません。そのため上記などの管理ツールが関係する場合は、注意して作業する必要があります。ライセンスが強制適用されない
Salesforceのmdtにおいて、ライセンスが強制適用されないケースがあります。それが拡張パッケージに定義されたライセンスのことです。 パッケージにデータ型がある場合は別になりますが、その他は適用されません。Salesforceにてmdtを活用しよう!
