2022/03/29

Salesforceで使用する相対日付とは?設定サンプルや注意点のご紹介

 
  

Salesforceにおける相対日付とは

Salesforceでは、相対日付と呼ばれる「今日」「今月」「今年」などの文字列をリストビューやレポートの検索条件として使用できます。 「2021/01/01」のような具体的な日付を指定するのではなく、わかりやすい構文を使用して日付項目を絞り込むことが可能です。

相対日付のメリット

Salesforceのリストビューやレポートで具体的な日付を検索条件として指定する場合、絞り込みたい日付を毎回指定する必要があります。 しかし、相対日付値を検索条件として使用する場合、日付項目の条件を「今日」と設定しておけば、いつ見てもその日(今日)のデータを見ることができます。条件を毎回指定し直す必要がありません。

相対日付の使用方法

ここでは、Salesforce上での相対日付の使用方法のサンプルをいくつかご紹介します。 例1)リストビューで「完了予定日」が「今月」である商談の一覧を作成します。 「ステップ2.検索条件の設定」部分で 項目:完了予定日 演算子:次の文字列と一致する 値:今月と指定します。 リストビューの設定を保存すると、完了予定日が今月である商談が絞り込まれます。 例2)レポートの期間条件で「作成日」が「当会計年度」である取引先の一覧を作成します。 レポートの「期間条件」部分で 日付項目:作成日 範囲:当会計年度 と指定します。 標準で用意されている相対日付を指定することで、選択した「範囲」によって「開始」「終了」が自動設定されます。 ※「期間条件」とは、レポートにあらかじめ用意されている日付項目の範囲を指定することができる設定です。 例3)レポートの絞込条件で「作成日」が「過去30日間」かつ「最終更新日」が「今日」である取引先の一覧を作成します。 レポートの「絞込条件」部分で 項目①:作成日 演算子①:次の文字列と一致する 値①:過去30日間 項目②:最終更新日 演算子②:次の文字列と一致する 値②:今日 と指定します。2つの条件に一致する取引先の一覧が表示されます。 レポートの「期間条件」では、1つの日付項目のみでしか範囲を指定することができませんが、「絞込条件」を利用することで複数の日付項目に対して、範囲の指定が可能となります。

Salesforceでサポートされる相対日付値

以下のヘルプページからSalesforceでサポートされている相対日付値の一覧が確認できます。 使用できる相対日付値を把握しておくことで、リストビューやレポートの活用度が高まります。

リストビューやレポートで相対日付を活用しよう!

今回は、Salesforceで利用できる相対日付についてご紹介しました。 Salesforceのリストビューやレポートは、組織内に蓄積されたレコードを一覧で確認できる便利な機能です。事前に検索条件を設定しておくことで、データ参照時の手間を省き、より効率的にレコードの確認や分析ができるようになります。 相対日付はレコードを絞り込む際に便利な機能ですので、上記でご紹介した使用方法のサンプルを参考に活用できるようにしましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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