2022/02/25

SalesforceのSetup前に知っておきたい機能や特徴について紹介!

 
  

Salesforceとは?

Salesforceは、顧客獲得に向けたサービス、セールス、マーケティングや分析を設計できるプラットフォームクラウドサービスです。 SalesforceをSetupして使いたくなるプラットフォームクラウドサービスとは、どんな特徴やメリットがあるのか、そしてSalesforceのSetupに準備しておきたいことがあるのかについてお伝えします。

SalesforceはCRM(顧客管理システム)なの?

SalesforceはただのCRM(顧客管理システム)機能だけでは収まりません。Salesforceのクラウドプラットフォームは、顧客データ管理はもとより、顧客を中心にして情報を一元に管理することができます。 カスタマイズやデータ分析を使って次回につながる見込み客獲得に向けたプロセスをつくり、チームで情報や企画を共有できるツールです。

SalesforceはSFA(営業支援システム)なの?

SalesforceはCRMとSFAの機能を兼備えています。SFA(営業支援)とはSalesforceAutomaitionの総略です。 Salesforceの顧客データを活用し、担当者またはチームや顧客との間で営業活動をより効率的にできるよう支援するサービスのことです。

SalesforceをSetupしたくなる機能とは?

Salesforceは標準機能が豊富で、すぐにビジネスに活用できる機能が魅力です。また必要な機能を有料で加えることも可能です。 顧客管理と顧客獲得をよりスムーズにできる魅力的な機能についてご紹介します。

Salesforceの機能①標準オブジェクト

Salesforceは取引先や取引をする予定の企業の情報や、取引先に所属する方々の名刺情報を保存管理できます。 リードというサービスや商品に興味をもっている見込み客層の情報や活動状況を管理し、顧客になる可能性が高いと予想される場合は、取引先や取引先責任者として情報を変更したり商談プランを立てることが可能です。 その他に「キャンペーン」「商談」「ケース」など標準オブジェクトが用意されています。

Salesforceの機能②分析

Salesforceは集計したデータを分析して進行状況や異常値を視覚化できます。 Salesforceの機能の一つ「ダッシュボード」を使って操作性よく蓄積したデータ集計やプロジェクトの進行状況、異常値をリアルタイムで確認ができ、さらにレポートを出力することが可能です。

Salesforceの機能③自動化

Salesforceで蓄積したデータから構築したデータベースに対し、更新データが発生した時は、自動的にレコードを生成し新しいデータが更新されるなど自動化の設定ができます。 今まで人の手を介して行われていたデータ処理にかかる時間を自動化することで、効率的になり、時間を生み出すことが可能です。 Salesforceプロセスビルダーでは、自動化の条件設定を簡単なマウス操作で行うことができます。

Salesforceの機能④データ一括操作

Salesforceには複数のデータを一括で処理するデータローダという機能があります。他のシステムからデータを移行や抽出して活用することができる機能です。データ一括操作は、データの抽出や追加、更新、削除することができます。 もう一つの機能はインポートウィザードです。データをCSVへ変換して保存でき、データの登録や更新ができます。データの対象にあわせてカスタマイズしたデータを登録や更新することができます。

SalesforceをSetupする前に決めておきたいこと

Salesforceの機能を活用していくには、チームでプラットフォームを使用する場合に使用する権限を、どの部署で何人が何をするか明確にする必要があります。 そしてSalesforceのSetupをしてどんな使い方をするのか活動ベースで計画を立てましょう。改善点が見つかった時は、誰が改善するのか役割を決めておくと円滑に進行できます。

Salesforceを導入する目的を決める

Salesforceの機能を理解した後に導入する目的を決めて、Setup後にSalesforceの使用を予定しているメンバーと目的を共有しておきましょう。 最終的にどういう使い方をしたいかゴールを決定→Setup後に達成したい結果を明確化→定期的な期間ごとに取り組む内容を明確化→日々の具体的な処理内容はどんなことか等を決めて進めていきましょう。

SalesforceのKPI設定

Salesforceの最終目標を決定後にKPIを設定します。KPI(Key Performance Indicatorの略称)は最終目標の達成割合を確認するための指標のことです。 最終目標を決めた後は、期日を定めた目標と結果、戦略と結果を検証して達成率を数値化し、実際に目標と戦略を実行する行動と活動内容の進捗度を数値化して、目標達成に向けて行動プランを設定します。

Salesforceを運営する役割分担を決める

Salesforceを活用するには、一人で決定せず規模にもよりますがチームで役割分担しながら進めます。ステータスにより権限や役割を決めておくことが大切です。 プロジェクト責任者を筆頭に「推進チーム」と「利用チーム」に分類します。「推進チーム」では「SalesForce設定担当者」と「システム部門」そして「各部署の担当者」で情報共有し、体制を組み立て安全に運営するための権限を決めていく必要があります。 「利用チーム」では各部署の推進チームと連携をとり改善点などを共有します。

SalesforceのSetup前に最終目的にあった製品を選ぶ

SalesforceのSetup前に、最終目的に見合うSalesforceの製品を決定し購入するか、30日間の無料トライアルがあるので試験的に利用する手もあります。 こちらでは30日間の無料トライアルに申し込む場合をお伝えします。

無料トライアル用アカウント作成

無料トライアルに申し込む場合は、公式サイトにある無料アカウント入力フォームから作成が可能です。 利用規約、マスターサブスクリプション契約を確認して、30日の無料期間がいつまでなのか確認をしておきましょう。また有料製品に切り替えた時点で無料期間ではなくなる場合もあります。その場合は月額料金の発生がいつからなのか確認しておきましょう。

SalesforceのSetup後に設定すること

ブラウザで公式サイトログインページよりアカウントとパスワードを入力しログインします。ブックマークに登録しておくと便利です。 SalesforceのSetupは公式URLのログインページから、アカウントとパスワードを取得するだけで標準的な機能を利用できる環境になります。

Salesforceのレイアウトを確認

Salesforceのログイン後のホーム画面には、「検索ボックス」と「ナビゲーションメニュー」があり必要なメニューをカスタマイズして操作性を高めることが可能です。 Salesforce管理者が設定画面から必要な機能を検索し、ホーム画面上にカスタマイズでき、より使いやすい環境にできます。

Salesforceのアクセス権限の設定

Salesforceの「ロール」機能を使ってデータアクセス権限を設定しましょう。「ロール」はSalesforceのホーム画面から「設定」→「管理」→「ユーザ」→「ロール」を選択します。 「ロールの理解」のページ画面から「ロール設定」→「ロールの追加」→「表示ラベル」と「ロール名」を入力し「このロールの上位ロール」項目にはロールの選択をします。「レポート表示のロール名」と商談アクセス権の権限を選択し保存しましょう。 もしくは、保存&新規を押すと、ツリー型に新規のロールを作成することができます。

Salesforceの運用ルールを決めてやってみよう

Salesforceを運用する人の権限や担当を決めた後は「運用フロー」と「入力、更新ルール」を決めて業務を分担し、誰がいつ何を入力し確認をするのか明確にしておきましょう。 チームで運用し始めてからはSalesforceの定着化を数値で見える化して定着率をあげることもできます。例えばSalesforceのログイン率や入力件数を数値で表示、更新もれの件数などから定着率を確認することが可能です。 有料のSalesforceの機能でTrailblazer.meアカウントを取得すると、Salesforce関連サービスのさらに便利な機能として、Salesforceのアプリ「サクセスダッシュボード」を活用する方法もあります。 お試し無料アカウントからSalesforceを使って機能を試してみましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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