2022/02/24

Salesforce Producerとは?パートナーとしての役割とメリット

 
  

Salesforce Producerとは?

SalesforceProducerとは、Salesforceの導入業務代行や定着支援、Salesforceのプラットフォーム上で利用できるアプリケーションの提供を行うSalesforceの代理店のことです。 Salesforceでは代理店という呼称は使わず、Salesforceパートナーと呼ぶのが一般的です。ライセンスや、自社ソリューションと組み合わせてSalesforceを活用したSaaSアプリケーションを販売することができます。 顧客をあらゆる側面から把握し、その全体像の提供が可能なSalesforceの機能を活用して、収益のさらなる拡大の可能性が高まります。 現在、様々な企業がSalesforceのパートナーとして登録しています。

パートナーの種類とその内容

主なSalesforceProducer(パートナー)は大きく分けて2種類あります。1つはコンサルティングパートナー、もう1つはAppExchangeパートナーです。 Salesforceを活用することで、業務改善につなげることを主な目的としているのがコンサルティングパートナーです。これにはライセンスの販売代理や、プラットフォームをベースにした業務支援、コンサルティング業務が含まれます。 一方、AppExchangeパートナーとは、 Salesforceプラットフォーム上で使う便利なアプリケーションを提供している企業のことです。

コンサルティングパートナーとは?

SalesforceProducerであるコンサルティングパートナーは、Salesforce製品のカスタマイズや導入に伴う各種サービスを主に行っています。 Salesforceでは、教育プログラムを提供しているので、Salescloudの標準機能への理解を深め、活用方法を学ぶことができます。これにより、自社での使い方と共に顧客への最適な提案や課題解決が可能になります。 またSalesforce認定資格保持者を増やすことで、顧客企業への支援という重要な役割を担います。的確な提案をするためには顧客とのコミュニケーションを大切にし、ニーズに合った提案をするための知識、技術力、経験をつけることが重要です。

コンサルティングパートナーにはどんな企業がある?

多種多様な企業がコンサルティングパートナーとしてSalesforceと連携しており、大手一流企業も数多く提携しています。 自社内システムにおけるSalesforceのプラットフォーム導入はもとより、顧客企業の業務に最適なSalesforce導入支援、企画立案、構築、保守サポートまで幅広いサービスを提供しています。

コンサルティングパートナーになるメリットとは?

コンサルティングパートナーは、自社独自の特徴を生かしつつ、幅広い分野でのSalesforceの有効活用が可能です。 Salesforceを通じたネットワークは企業同士の商談をスムーズに進められ、営業目標や製品情報、マーケティング活動といったビジネス上の重要な情報共有も安全に行うことができます。 共通のプラットフォーム上で、今まで以上に多くの商談をスピーディーに進めていくことが可能です。 また、認定資格者や開発技術者が多数在籍していれば、提携企業に対して最適なシステムと幅広いサービスを提供できます。

7つのベネフィット

Salesforceのホームページには、パートナーになることで得られる7つのベネフィットが表示されています。 パートナーコミュニティーの利用が可能になること、パートナー企業としてホームページに企業名が掲載されること、ニュースメールによる情報、営業活動に有益な情報の入手、ロゴの利用、イベントへの出展、有料トレーニング受講料の割引特典です。 Salesforceのパートナーとしての特典が数多く受けられるのも大きなメリットと言えます。

コンサルティングパートナーになるには

様々なメリットのあるコンサルティングパートナーになるには、5つの参加要件を満たす必要があります。 まず、ビジネスプランアンケートの記入を求められます。また、自社でのSalesforceの活用実績が条件となっています。 パートナー基本契約への同意と各種書類の提出、年会費の支払い、対象になる認定資格を2つ取得する必要があります。 認定資格には8種類がありますが、そのうちの2つを6か月以内に取得することが必須条件です。

AppExchangeパートナーとは?

AppExchangeとは、Salesforceのアプリストアで、多種多様なアプリが提供されているのが特徴です。 SalesforceProducerでもあるAppExchangeパートナーは、Salesforceプラットフォームと連携しているアプリケーションを提供している企業です。 Salesforceを利用する数多くの企業がこうしたアプリケーションを活用して自社の課題解決を行っています。

AppExchangeの特徴

AppExchangeのアプリケーションはインストールが簡単で活用しやすく、開発不要なのが特徴です。 Salesforceの機能を拡張することで生産性が上がります。また、アプリの安全性が保障されているので、安心して利用できます。AppExchangeパートナーによって継続的にアプリをアップデートすることができ、ニーズに合わせた機能改善が継続的に行われます。

AppExchangeパートナーにはどんな企業がある?

AppExchangeパートナーとしても多くの企業が提携しています。 Salesforceの活用で自社の特性を活かしたアプリケーションを開発し、業務改革や業績アップを図った経験なども掲載されています。 紙文化からの脱却により、効率化を図り、経費の削減にも成功し、目標や成果を実感できる結果を出した経緯や実績などを知ることができます。

AppExchangeパートナーになるメリット

AppExchangeパートナーの主なメリットとして、顧客に対してSalesforceの機能拡張ができることや、顧客の課題に対して不足している解決方法、自社の専門性を活かすことで業界に特化した解決方法を提供できることが挙げられます。 Salesforceプラットフォームを使えばアプリをスピーディーに、より簡単に構築することが可能です。構築した自社アプリはAppExchangeのマーケットプレイスでの販売が可能です。

AppExchangeパートナー企業からの評価

Salesforceのホームページでは、潜在的なアイデアを実現するための企業間の協同がスムーズになった事例やコロナ禍にあってもビジネスパートナーシップを得られたこと、企業がテクニカルサポートの支援を得て、短い期間でアプリから機能を構築できたことなど、パートナープログラムの魅力が動画などでも紹介されています。 実際にアプリを提供している企業の声として、Salesforce本社の厳密なセキュリティレビューによるサービスの品質向上やブランド力、勉強会でのフォローなどにも賞賛の声があがっています。

Salesforce Producer(パートナー)に関する知識を深めよう

SalesforceProducer(パートナー)は、顧客企業にSalesforceのライセンス販売だけでなく、トータルなサポートを行うことができるため、関係強化、相互利益をもたらすことを可能にします。またアプリケーションによる幅広い業務の効率化を進めることが可能です。 代理店の仕組みや具体的な内容を知っておくことで、Salesforceパートナーとして顧客企業と共にSalesforceを活用しながら相互利益を得る可能性が高まるでしょう。SalesforceProducerへの知識を深めて、資格取得を目指すのもおすすめです。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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