この記事の目次
- AWS Partner Summitの目的
- AWS Partner Summitの概要5つ
- 2020年に行われたAWS Partner Summitの基調講演の12の詳細
- Summitの基調講演の詳細1:クラウドビジネスの市場規模や成長率
- Summitの基調講演の詳細2:東京・大阪リージョンについて
- Summitの基調講演の詳細3:AWSre:Inventにおけるサービストレンド
- Summitの基調講演の詳細4:国内のAWS年間売上ランレート
- Summitの基調講演の詳細5:国内のAPNパートナー数の推移
- Summitの基調講演の詳細6:AWSの技術認定取得者数の推移
- Summitの基調講演の詳細7:AWSパートナー戦略とソリューション
- Summitの基調講演の詳細8:マイグレーションの促進
- Summitの基調講演の詳細9:エンタープライズワークロードについて
- Summitの基調講演の詳細10:デジタルトランスフォーメーションの価値や課題
- Summitの基調講演の詳細11:インダストリー戦略の領域
- Summitの基調講演の詳細12:クラウドコミュニティの強化
- 2020年にAWS Partner Summitが初のオンライン化
- AWS Partner SummitからAWSの戦略を読み取ろう
AWS Partner Summitの目的

AWS Partner Summitの概要5つ

Summitの概要1:パートナーネットワークのメンバーが対象
AWS Partner Summitは、パートナーネットワークのメンバーが対象のイベントです。 これまではAPNのスタンダードレベル以上のパートナーを対象としていましたが、2020年は全階層のメンバーを対象としています。 そのため、APNのメンバーでない場合は参加することはできず、Registeredパートナーの場合は事前にNDAを締結する必要があります。Summitの概要2:開催頻度
AWS Partner Summitは、年に1回開催されています。 従来のAWS Partner Summitは年に1回開催しており、参加できるAPNパートナーも限定されていました。 しかし2020年は情勢に鑑み、オンラインでの開催となったことから、2020年の3月25日~4月24日まで開催されていました。Summitの概要3:Summitの主な内容
AWS Partner Summitでは、APNパートナーへ新しいビジネス機会に繋がる内容を提供しています。 従来のAWS Partner Summitでは、APNミーティングでの定期APNミーティングやグローバルセッション、ユーザーからのエンドユーザーセッションなどのアジェンダになっていました。 また、会場にはAWSの展示スペースが設けられており、ネットワーキングを目的とした交流会も行われていました。Summitの概要4:AWSの戦略について
AWS Partner Summitでは、AWSの戦略についてのセッションが行われています。 セッションの内容は毎年異なりますが、その年のAWSの戦略に関するセッションなどが含まれています。 たとえば、2020年であれば、APNパートナーとともにクラウドビジネスを成長させ、マーケットをより拡大するためのAWS Japan パートナー戦略や、戦略実現のためのパートナー施策などが基調講演で紹介されました。Summitの概要5:最新テクノロジーの紹介
AWS Partner Summitでは、最新テクノロジーの紹介が行われています。 AWS Partner Summitに参加するAPNパートナーの中には、AWSが提供するテクノロジーに関するセッションを目的としているパートナーも多いでしょう。 AWS Partner Summitに参加することで、AWSの最新テクノロジーについて、いち早く知ることができます。2020年に行われたAWS Partner Summitの基調講演の12の詳細

Summitの基調講演の詳細1:クラウドビジネスの市場規模や成長率
2020年のAWS Partner Summitでは、クラウドビジネスの市場規模や成長率についての基調講演がありました。 国内のパブリッククラウドサービスの市場予測として、2020年~2024年の資料や2024年での成長率の想定が紹介されました。 今後、国内のクラウドビジネスの市場規模は徐々に低下していくと予測されていますが、それでも成長している分野であるため、AWSも成長すると予測されています。Summitの基調講演の詳細2:東京・大阪リージョンについて
2020年のAWS Partner Summitでは、東京・大阪リージョンについての基調講演がありました。 AWSは現在、日本に東京リージョンと機能を限定した大阪リージョンを設置していますが、2021年には新しくフルリージョン化した大阪リージョンを開設する予定となっています。 基調講演では、2019年の東京リージョンで発生した障害についての陳謝も行われました。Summitの基調講演の詳細3:AWSre:Inventにおけるサービストレンド
2020年のAWS Partner Summitでは、AWSre:Inventにおけるサービストレンドについての基調講演がありました。 AWSre:Invent 2019でのサービストレンドについては、「データとプロセスの分離」「レイテンシ対策」「マシンラーニング」という3つについて解説が行われました。Summitの基調講演の詳細4:国内のAWS年間売上ランレート
2020年のAWS Partner Summitでは、国内のAWS年間売上ランレートについての基調講演がありました。 基調講演で紹介された2020年度のAWSのパートナー戦略やビジネスの概況の中では、直近四半期の売上をベースとした年間売上ランレートの発表がありました。Summitの基調講演の詳細5:国内のAPNパートナー数の推移
2020年のAWS Partner Summitでは、国内のAPNパートナーの推移についての基調講演がありました。 現在では、日本国内のAWSパートナーネットワークは、テクノロジーパートナーが335社、コンサルティングパートナーが285社へと拡大したという内容が紹介されました。 また、最上位のプレミアムパートナーも9社になり、マネージドサービスプロバイダープログラムの認定パートナーも12社になりました。Summitの基調講演の詳細6:AWSの技術認定取得者数の推移
2020年のAWS Partner Summitでは、AWSの技術認定取得者数の推移についての基調講演がありました。 基調講演の中では、エンジニア不足が深刻な中でも、AWSの技術認定取得者数は増加傾向にあるという内容が明らかにされました。 また、2019年の日経 xTECHによるIT資格実態調査では、AWSの技術認定が取得したい資格1位に選ばれたという内容も紹介されました。Summitの基調講演の詳細7:AWSパートナー戦略とソリューション
2020年のAWS Partner Summitでは、AWSパートナー戦略とソリューションについての基調講演がありました。 2020年のAWSパートナー戦略としては、「インダストリー」「ソリューション」「クラウドエンジニア育成」などが紹介されました。 また、ソリューションとしては「マイグレーション」「エンタープライズワークロード」「デジタルトランスフォーメーション(DX)」について解説がありました。Summitの基調講演の詳細8:マイグレーションの促進
2020年のAWS Partner Summitでは、クラウドマイグレーションについての基調講演がありました。 近年では既存のシステムをパブリッククラウドに移行するマイグレーションが注目されていることから、AWSでのマイグレーションに関する最新の戦略についての紹介がありました。 また、一方でマイグレーションに関するパートナーのビジネス機会をAWSがどのようにサポートするのかも掘り下げました。Summitの基調講演の詳細9:エンタープライズワークロードについて
2020年のAWS Partner Summitでは、エンタープライズワークロードについての基調講演がありました。 エンタープライズワークロードとしては、引き続き「SAP」「Windows」「VMware」のテクノロジーエリアでAWSを活用してほしいという内容の公演が行われました。 また、導入事例として、日立物流のSAP ERP移行による成功事例などが紹介されました。Summitの基調講演の詳細10:デジタルトランスフォーメーションの価値や課題
2020年のAWS Partner Summitでは、デジタルトランスフォーメーションの価値や課題についての基調講演がありました。 デジタルトランスフォーメーションを推進するには、これまで活用できなかったデータをIoTなどの最新技術に活用できるようにすることが重要であるという内容が紹介されました。 また、機械学習プロジェクトはPoCで終了することが多いため、経営視点から入ることが重要という解説が行われました。DX人材へのシフトの重要性
今後のクラウド人材育成では、デジタルトランスフォーメーション人材へのシフトが重要になります。 DXの推進にはアプリケーションエンジニアが必要になりますが、インフラをコードの中に記述できればより高速化することが可能になります。そのため、今後はアプリケーションエンジニアでもインフラのスキルを持つことが必要になるという内容が紹介されました。Summitの基調講演の詳細11:インダストリー戦略の領域
2020年のAWS Partner Summitでは、インダストリー戦略についての基調講演がありました。 インダストリー戦略の領域については、今後も「金融」「製造」「公共」に注力していくという内容が紹介されました。 また、金融業界においてますますAWSの活用が進んでおり、基幹系での採用も増加しているという内容が解説されました。Summitの基調講演の詳細12:クラウドコミュニティの強化
2020年のAWS Partner Summitでは、クラウドコミュニティの強化についての基調講演がありました。 2020年のパートナー戦略の1つにクラウドコミュニケティの強化がありましたが、AWSは今後も引き続きAPNパートナーのコミュニティへの投資を積極的に行っていくという内容の紹介がありました。 具体的な内容としては、ミートアップやSaaSベンダーのコミュニティ、ブートキャンプなどが挙げられました。2020年にAWS Partner Summitが初のオンライン化

申し込みが必要
2020年のオンラインのAWS Partner Summitには、申し込みが必要です。 申し込みはAWSの「AWS Partner Summit Tokyo オンライン申込ページ」から行うことが可能でしたが、現在は受付を終了しています。また、開催方法変更前にすでに申し込み済みのパートナーの場合、再申し込みの必要はありません。視聴無料
2020年のオンラインのAWS Partner Summitへの参加費用は、無料となっています。 2020年のAWS Partner Summitのオンラインセッションは、視聴に費用はかかりません。申し込み済みのパートナーであれば、基調講演やブレイクアウトセッションを無料で視聴することができます。AWS Partner SummitからAWSの戦略を読み取ろう

この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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