2020/11/30

AWSとは?AWSを解約する手順4つと解約するときに覚えておきたいこと4つ

 
  

AWSとは

AWSとは、AmazonWebServicesの頭文字の略称で、豊富な機能と高度なセキュリティ性をもつクラウドプラットフォームです。 最新のテクノロジーの活用により、革新的なビジネス変革を起こすことができます。 例えば、Amazon Sage Makerにより、機械学習の日常的な使用が可能になりましたし、AWS Lambdaにより、サーバーレスコンピューティングスペースを開き、サーバーのプロビジョニングや管理をせず、コードの実行が可能になりました。

解約とは

AWSを解約することで、いくつかデメリットが生じる場合があります。 例えば、継続的に支払いの義務が発生するサブスクリプションの購入をしていた場合、解約後もプラン期間の終了まで、サブスクリプションに課金されてしまいます。 他にも、解約以前発生していた使用料が、指定されていた支払い方法に課金されてしまったり、90日間以内に再開をした場合は、解約以前に終了していないサービスが課金されてしまったりします。

AWSを解約する手順4つ

AWSを解約するには、4つの手順を踏みます。 はじめに、データのバックアップを取ります。次に、ログインをします。その次に、解約手続きをし、解約完了をして終了です。 では、具体的にどのような方法をとるのでしょうか。また、バックアップの必要性は何なのでしょうか。バックアップをとらなかったときのデメリットは何なのでしょうか。 以下、これらの疑問に答えていきます。

AWSを解約する手順1:データをバックアップする

AWSにおいて、アカウントを解約した後にアカウントのデータ、またはリソースを復旧、復元することができません。 したがって、データのバックアップをしていないと、データ紛失の恐れがあります。バックアップをしていないことによるデメリットはこのようなものがあります。AWSを解約する前には、きちんとバックアップをとるようにしましょう。

AWSを解約する手順2:ログインする

AWSを解約するときのログインでは、AWS IAMユーザーやロールを使用したログインではなく、AWSマネジメントコンソールにルートユーザーとしてログインします。そうでなければ、アカウントを解約することができません。 AWS Organizationsを利用して作られたメンバーアカウントに対しては、ルートパスワードが与えられることはありません。ルートユーザーパスワードのリセットの必要があります。

AWSを解約する手順3:解約手続きをする

解約の流れを説明します。 ルートユーザーとしてAWSマネジメントコンソールにログインします。その後、マイアカウントをクリックし、解約のセクションまでいきます。アカウント解約の条件を読み、内容を確認します。そして、チェックボックスをすべてオンにして、確認したら解約を押します。 大まかな解約手続きの流れは以上のとおりです。

AWSを解約する手順4:解約完了

これまで述べてきた手順を踏んで、解約することができます。解約を完了したかどうか確かめる方法はあるのでしょうか。 結論を述べると、解約を完了したかどうか確認する方法はあります。 解約手続きをした段階で、最終的にチェックボックスをすべてオンにし、解約ボタンを押しますが、その後数分以内に、解約の確認メールが届きます。これで、解約が行えたかどうかを確かめることができます。

AWSのアカウントを解約するときに覚えておきたいこと4つ

ここからは、AWSのアカウントを解約するときに覚えておきたいことを4つ紹介します。 4つの覚えておきたいこととは、解約後のサインインに関することと、解約できない場合に関することと、再開できる場合に関することと、困ったときの相談窓口に関することです。 解約するときには、これらの情報を覚えておくようにしましょう。それでは説明していきます。

解約したときに覚えておきたいこと1:90日間はサインイン可能

AWSアカウントを解約した後でも、90日間はサインインすることが可能です。では、なぜサインインすることができることを覚えておかなければならないのでしょうか。 90日間のサインイン可能期間で、アカウントを解約した後でもサポートケースを送信したり、AWSサポートに対して問い合わせをしたりすることができます。 万が一の問い合わせのために、90日間サインインをすることができることを覚えておきましょう。

解約したときに覚えておきたいこと2:アカウントを解約できない場合がある

AWSアカウントを解約しようとしても、解約できない場合があります。その場合について、解決策を紹介します。 ルートユーザーしか解約の手続きはできません。ルートユーザーでサインインするか、ルートユーザーにお願いしてアカウントを解約してもらいましょう。 マスターアカウント解約には、メンバーアカウントをすべて削除した後にしましょう。 別のブラウザで解約してみましょう。 それでもダメなら問い合わせましょう。

解約したときに覚えておきたいこと3:アカウントを再開できる場合がある

解約した後でも、アカウントを再開することができる場合があります。ここでは、その条件と注意点を紹介します。 方法は、サインインし、サポートケースを選択します。そして、アカウントおよび請求サポートを選び、必要な情報を入力します。緊急時には電話でも可能です。 再開の条件は解約後90日間以内であることで、注意点は以前使用していたメールアドレスでは新しいアカウントを作れないので別のメールアドレスを使うことです。

解約したときに覚えておきたいこと4:困ったときはサポートセンターに相談する

困ったときはサポートセンターに連絡し、相談するようにしましょう。 AWSアカウントを解約した後でも、90日間以内であればサインインしてサポートセンターに連絡することができます。 特に、解約できないときのトラブルシューティングのヘルプには、サインインしてのサポートセンターへの連絡が非常に有効です。困ったときはすぐ連絡しましょう。

AWSと比べてみたいサービス2つ

AWSの解約には様々な理由があると思いますが、比較して別のサービスに移行したいと思っている方もいるのではないでしょうか。 ここでは、AWSと比べてみたいサービスとして、Google Cloud PlatformとMicrosoft Azureを紹介します。 それぞれどのような特徴があるのでしょうか。比べてみましょう。

Google Cloud Platform

Google社によるクラウドサービスが、Google Cloud Platformです。 特徴としては、機械学習やビッグデータ分析、AIの分野などに強いことです。 中核的なインフラストラクチャとソリューションには、AIと機械学習に関する機能が含まれています。こういった機能を活用し、エンタープライズ全体に対して簡単に展開することができます。

Microsoft Azure

Microsoft社によるクラウドサービスが、Microsoft Azureです。 特徴としては、環境をハイブリッドに、かつシームレスに運用することができることです。 オンプレミスにおいても、複数のクラウドにおいても、エッジにおいても、状況に対応します。ハイブリッドクラウドに対して作られたツールとサービスで、環境の統合や管理が可能になります。

AWSの解約方法を知っておこう!

以上、AWSのアカウント解約に関することや、比較したいクラウドサービスを紹介してきました。 特に、AWSのアカウント解約については、今まで紹介してきたとおり、解約することでサブスクリプションや終了していないサービスに課金が生じるといったデメリットが生じる場合があります。 きちんとAWSの解約方法を知り、解約に関するデメリットを発生させないようにしましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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