エンジニアの面接前に準備すべきこと4つ|想定問答5つもあわせて紹介

 
  

エンジニアの面接で必要なことは?


転職活動を行っているエンジニアの場合、書類選考の後、希望企業での面接を受けることになります。
面接は自己アピールをしたり採用担当者に直接質問したりできる貴重な機会でもあります。
そのため、面接を受ける場合は十分な準備を行っておくことが重要です。

本記事ではエンジニアの面接で必要なことや、面接前に準備しておくべきことなどをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

多くのエンジニアが面接前に準備していることとは?

面接を受けに行く際には事前の準備が必須です。
エンジニアにおいては、技術的なことも含めて企業に関してしっかりと調査しておかなければなりません。

意識調査によると、エンジニアが面接前に準備していることとしてもっとも多かったのは「会社HPで事業内容やプロダクトについて調べる」でした。
次に「会社HPで採用情報について調べる」と続き、いずれも6割から7割のエンジニアが回答しています。
こうした準備はエンジニア以外の職種でも面接前にはたいてい行うでしょう。

そして、3番目の「技術ブログを読む」と5番目の「社員エンジニアの情報を見る」が特徴的です。
特にエンジニア歴が3年から9年程度の人は技術ブログを重視する傾向が強く見られます。
技術ブログを重視する人の割合は6割程度と多めです。

社員エンジニアの情報のチェックは、WEB系エンジニアの4割近くの人が重視しています。
会社がHPなどで公式に発信している情報だけでなくQiitaやTwitterなども見てみることで得られる情報も多いです。

エンジニアの面接前に準備すべきこと4つ


エンジニアとして面接を受ける場合、事前に十分な準備を行うことで面接の合格率を向上させることができます。
それでは、具体的にどのような準備を行っておけばよいのでしょうか。

ここではエンジニアの面接前に準備すべきこと4つをご紹介しますので、どのような準備が必要なのかぜひ参考にしてみてください。

1:自己分析を行う

エンジニアに限らず、採用面接の際には企業側も応募者を知るためにさまざまな角度から質問をします。
そのため、面接での質問にしっかりと答えるためには事前準備として自己分析を行う必要があります。
自己分析によって、自分の性格や長所や短所、転職活動での軸や転職後にどのような仕事をしたいのかなどをはっきりと伝えられるようになるでしょう。

2:業界研究を行う

他業界からエンジニアへ転職を検討する場合は特に業界研究をしっかりと行いましょう。
エンジニア未経験であっても、実際に転職すれば理解があることを前提として仕事を任されるようになります。
そのため、面接準備として十分な業界研究を行い、業界について理解を深めておきましょう。

3:志望動機を考える

面接の際に注目されるのが志望動機です。
どれだけ優秀な人材であっても、志望動機が企業にマッチしていなければいざ入社しても早期退職へ繋がる可能性があるため、採用を見送られる可能性があります。
逆に、志望動機が明確でやる気がある人材だと評価してもらえれば、そのまま採用に繋がるケースも多いです。
そのため、志望動機は会社の方針についてもよく確認した上で考えるようにしましょう。

4:自分が持っているスキルを把握する

あらためて自分が保有しているスキルの棚卸を行いましょう。
この場合、どのプログラミング言語のスキルがあるかといった単純な内容ではなく、具体的にどのような経験を得てスキルを獲得したのかといった詳しい内容を洗い出し、改めて把握しておくようにしましょう。
また、現在勉強している資格や言語がある場合は、たとえエンジニア未経験であってもポテンシャルのある人材だと判断してもらいやすくなります。

面接前に準備しておきたい想定問答5つ


エンジニアの面接では、面接官から質問される内容にもいくつか決まったパターンがあります。
そのため、想定される質問に対してはあらかじめどのように答えるか準備しておきましょう。
ここでは面接前に準備しておきたい想定問答5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:自己研鑽をしていること

自己研鑚していることについて質問された場合は、現在自分が励んでいる勉強や自己啓発などについて答えましょう。
ただし、この質問には仕事に関係のある内容を回答することが大切です。
たとえばエンジニア職の面接で「司法書士の勉強をしている」などと答えてしまうと、入社してもすぐにまた転職してしまうのではないかと思われてしまうため、注意が必要です。

2:なぜその企業を選んだのか

同じ業界内には応募企業以外にもさまざまな企業があるため、なぜその企業を選んだのかは明確に答えられる必要があります。
そのため、十分な企業分析を行い、応募企業の業界内での強みなどを把握しておきましょう。
その企業の提供するサービスやトレンドなどを把握し、自分の転職の軸と重なる部分について洗い出したうえで、その企業で働くことで何が実現できるのかを答えることが重要です。

3:自分のスキル・強み

自分のスキルや長所について問われた場合は自己アピールのチャンスです。
入社後にその企業で自分が活かせるスキルやキャリアなどを答えるようにしましょう。
特に職種に関係なくアピールできる「マネジメント力」や「提案力」、エンジニアに関連したテクニカルスキルを長所として答えましょう。

4:将来何をやりたいか

入社後何をしたいのか、将来何をやりたいのかも面接でよく聞かれる内容です。
企業側は入社後のミスマッチがないかや仕事への理解度を知りたいため、事業内容を理解した上で自分のスキルや強みが活かせる内容を答えるようにしましょう。

5:IT系の業務に携わったことがあるか

他業種や他職種からの転職の場合、IT系の業務に携わったことがあるかと聞かれる可能性があります。
ある場合は自分が携わった業務内容について具体的に回答すると良いでしょう。
ない場合も、仕事に活かせるようなIT知識や経験について答えると良いでしょう。

エンジニアに転職する前に行っておくべきこと


未経験からエンジニアに転職する場合、何も準備せずに転職活動を始めてもうまくいかないでしょう。
ここでは最後にエンジニアに転職する前に行っておくべきことをご紹介しますので、転職準備の参考にしてみてください。

ITパスポート試験を受験する

ITパスポートはITに関する基本的な知識があることを証明できる国家資格となっています。
ITパスポートを取得しておけば、ITの基本知識を網羅できるためおすすめです。
また、エンジニアだけでなく非エンジニアや学生でも受験する人の多いエントリーレベルの試験なので、十分勉強して臨むことで合格可能でしょう。

エンジニアに必要な知識を学習しておく

エンジニアに転職するなら、ITに関する基本知識はもちろん、PCの操作スキルや応募企業で採用しているプログラミング言語について学習して準備を整えておきましょう。
また、IT系の雑誌などを読んで、最新技術やトレンドの知識も収集しておくと良いでしょう。

面接前の準備を行いエンジニアへの転職を目指そう


転職をすると働く環境が大きく変わります。
失敗を避けるためには入念な準備が必要で、情報収集のために面談を受けるエンジニアも多いです。
技術ブログやSNSなど、できるだけ多くの媒体で情報をチェックした上で転職活動に臨みましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

おすすめの動画

  • 【未経験からIT業界へ転職するなら】相談窓口とスキルの獲得はここで解決!IT転職が一気に有利に!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【費用一切不要】未経験からIT業界へ転職するならまずはここへ相談!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【何のエンジニアになれるのか?】未経験からITエンジニアを目指すとこんな道がある【キャリアチェンジアカデミー】