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SalesforceにおけるCLIとは?
『Salesforce CLI』を利用することでできること

- 組織間とのソースコードの双方向同期
- 組織間でのデータのインポート及びエクスポート
組織間とのソースコードの双方向同期
『Salesforce CLI』のforce:source:pushコマンドを利用することで、ソースコードの変更をスクラッチ組織間で同期することが可能です。 例えば、変更されたソースの転送には下記のコマンドを施行します。sfdx force:source:push
STATE FULL NAME TYPE PROJECT PATH
─── ─────── ──── ──────────────────────
Changed MyWidgetClass ApexClass /classes/MyWidgetClass.cls-meta.xml
Changed MyWidgetClass ApexClass /classes/MyWidgetClass.cls
ただし、警告が出た場合にも実行を続行する場合にはこちらのコマンドも必要になります。
sfdx force:source:push --ignorewarnings
組織間でのデータのエクスポートとインポート
『Salesforce CLI』のforce:data:soql:queryコマンドを使用して、データのインポート及びエクスポートすることが可能です。 例えば、まずforce:data:soql:query --query \
上記コマンドでSELECTクエリを微調整し、その後に
force:data:tree:export --query \
上記コマンドでJSONファイルセットにエクスポートします。
その後、プラン実行ファイルのフルパス名を指定して
sfdx force:data:tree:import --targetusername test-wvkpnfm5z113@example.com \
--plan sfdx-out/export-demo-""""プラン実行ファイルのフルパス名""""-plan.json
のコマンドでインポートもできます。
CLIを活用して、Salesforceを更に使いこなしましょう!

この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞