ITエンジニアの中には、専門知識やスキルに関しては努力してきても、ビジネスマナーはないがしろにしてきた人も多いでしょう。
しかし、理想のキャリアを実現するためには、ビジネスマナーを習得する必要があります。
この記事の目次
ビジネスマナーを習得するべき理由
エンジニアにビジネスマナーが必要なのは、キャリアアップを図る上でビジネスマナーが必要になる場面が数多くあるためです。
仕事上のコミュニケーションを取る上でビジネスマナーは必須
ITエンジニアは、パソコンに向かってプログラムを書く仕事が多いです。
1人でプログラムを書くだけであれば、ビジネスマナーはあまり使わないでしょう。
しかし、チームを組んで仕事をすることが多いのもITエンジニアの仕事の特徴です。
1人でプログラムを書くだけでなく、チームのメンバーと確認を取り合ったり、上司に相談をする機会がよくあります。
そのようなときに、ビジネスマナーが必要です。
ビジネスマナーができている人であれば、コミュニケーションが取りやすくなります。
逆にビジネスマナーができていないために、コミュニケーションをためらってしまい、大きなミスにつながってしまう可能性もあるでしょう。
顧客とコミュニケーションを取る機会が多い職種も
システムエンジニアの場合には、顧客など社外の人と打ち合わせをする機会も多いです。
そして、顧客との打ち合わせでは、社内コミュニケーション以上にビジネスマナーが要求されます。
プログラマーからシステムエンジニアを目指したい人は、ビジネスマナーを身に付けなければなりません。
また、ITヘルプデスクも顧客への対応をする機会が多いです。
電話での受け答えや、メールの返信などでビジネスマナーを使います。
ビジネスマナーができていないと評価が下がる可能性も
ビジネスマナーがきちんとできていなくても、意思疎通そのものはできます。
そのため、何となくやり過ごしてしまう人も多いです。
しかし、ビジネスマナーができていないと、評価が下げられてしまうかもしれません。
そうなると、技術面で優れている人でもキャリアアップを実現するのが難しくなってしまいます。
また、顧客など社外の人への対応でビジネスマナーができていないと、会社全体の評判も悪くしてしまいます。
ビジネスマナーを習得してキャリアアップを目指そう
ITエンジニアとして理想のキャリアを実現するのは、技術面だけでなくビジネスマナーも磨かなければなりません。
職種によっては顧客への対応を行う機会も多く、ビジネスマナーができないと評価を下げられてしまうこともあります。
基本的なビジネスマナーは、それほど難しくはないため、ぜひ習得しておきましょう。
この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞