ジュニパーネットワークス認定資格はネットワークエンジニアのキャリアアップに役立つ？資格の概要とおすすめの活用法

ジュニパーネットワークスはネットワーク機器において高いシェアを誇る企業です。ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしたいなら、ジュニパーネットワークス認定資格の取得も選択肢の一つです。
ここではジュニパーネットワークス認定資格が役立つ理由と、試験の詳細について紹介していきます。

ジュニパーネットワークス認定資格がキャリアアップに役立つ理由

ネットワーク機器の大手といえば、Cisco社のルーターをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、ネットワークエンジニアとして活躍する上で、Cisco社以外のメーカーの通信機器を取り扱う機会も少なくありません。

Cisco社以外のネットワーク機器メーカーは、シェアが拮抗していますが、その中で近年、ジュニパーネットワークス社がシェアを伸ばしています。
IDC JAPANが2018年7月に発表したデータによると、Cisco社に次いで2位のシェアを誇ります。ネットワークエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、ジュニパーネットワークス認定資格を取得しておいて損はありません。

ジュニパーネットワークス社のルーターを使用している企業であれば、転職で有利に扱われる可能性も高いでしょう。また、ジュニパーネットワークス認定資格では、ネットワークに関する知識全般が問われます。

ジュニパーネットワークス社の通信機器のスキルに加えて、基本的なネットワークスキルも証明できるという利点もあります。

ジュニパーネットワークス認定資格の難易度と受験料など

ジュニパーネットワークス認定資格は、認定資格プログラムと認定レベルにより複雑に分かれています。
認定資格プログラムは対象製品やスキル分野で分類されているもので、認定レベルは難易度別に分類されています。

もっとも易しいのはアソシエイトで、「JNCIA」と表記されることもあります。基本的な知識について問う内容であるため、ネットワークエンジニアとして、普段からジュニパーネットワークス社の通信機器を扱っている人なら、比較的簡単に取得できるでしょう。

ワンランク上のスペシャリストは、中級レベルのスキルを問う内容で「JNCIS」と表記されることがあります。合格するためには、ある程度しっかりと学習しなければなりません。
さらに高度な知識を問うプロフェッショナルやエキスパートは、上級のネットワークエンジニアを対象としており、難易度も高めです。
また、いずれの認定レベルも合格に有効期限があり、3年経過すると失効します。受験料はJNCIAが1万円前後、JNCISが2万円前後です。

ジュニパーネットワークス社の通信機器を扱うなら取得しておこう

ジュニパーネットワークス社の通信機器を扱えるITエンジニアは、企業によっては重宝されることも多いです。
転職などでスキルを証明したいのであれば、ぜひジュニパーネットワークス認定資格を取得しておきましょう。
ネットワークエンジニアとしてのキャリアアップにつながります。