2020/12/17

【エンジニアにも働き方改革の波】若手社員が考える理想の働き方とは

 
  

ここでは、株式会社ロックシステムが2019年12月中旬に発表したアンケート結果に基づいて、働き方改革の現状を紹介していきます。
アンケートの対象は全国20~30代の男女1,000人です。若手社員の声もいくつか紹介するので、ぜひ目を通してください。

働き方改革の現状

前述のアンケートによると、「自分の会社は働き方改革を行っている」と答えた人の割合は27%でした。
「いいえ」が38%、「わからない」が35%だったので、働き方を行っている会社はまだ少ないか、働き方改革が実施されていることを実感していない人が多いことがわかります。

また、「職場で働き方改革が行われている」と答えた人のうち、「非常に満足」「満足」と回答した割合は40.2%でした。
「非常に不満」「不満」と答えた人は女性で3割以上、男性で2割以上おり、「どちらとも言えない」と答えたのは男女ともに3割を超えています。

働き方改革が実際に行われている会社であっても、満足度が高いと言えないようです。
「勤務先でどのような働き方改革が行われているか?」という問いに関しては、「残業時間の削減」が最も多く、次に「有給消化率の向上」という答えが多数を占めました。

働き方改革のまとめ

アンケートの結果からは、働き方改革は質も量もまだまだ不十分であることがわかりました。
「自分の会社は働き方改革をしている」という答えは一定数ありましたが、「何をしているか詳しくはわからない」との声も見られ、企業側は実施しているつもりでも従業員は実感できていないという実態もわかりました。

「残業時間の削減」をしている企業は多いようですが、一方で回答者の中には「サービス残業がなくなったらいい」と答えた人もいたため、表向きの残業が減っただけで隠れた残業は未だにあることが透けて見えます。
また、「ペーパーレス化を進めた」「ノー残業デーを作った」という、数十年前の施策を今さら実行したような回答もいくつか見られました。
「勤務時間に融通をきかせて欲しい」「テレワークを導入して欲しい」という社員の声もいくつかありましたが、それらを導入している職場はまだ少なく、社員の要望との不一致も浮き彫りになっています。

今後は労働者人口の減少とともに人手不足が進んでいくと考えられます。
人材を確保するには質の良い働き方改革を実施し、労働環境を整えていく必要があると思われます。

働き方改革は道半ば

残業が多いとされているエンジニアにとって、働き方改革は他人事ではありません。
職場環境を左右する問題なので、勤務先が働き方改革に対してどのような考えを持っており、実際にどのようなことを行っているのかを理解しておきましょう。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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