2021/01/4

「柔軟なコミュニケーション力と数多くの引き出しを」エンジニアインタビュー

 
  

エンジニアのOさんへインタビューさせていただきました。技術マネージャーとして現在はインフラ管理業務に従事されています。

お仕事の難しさを感じるのはどんな時ですか?

私は基本的にはプロジェクトメンバーの一員として運用案件や構築案件などの現場を渡り歩いていますが、基盤・インフラ系の案件はアプリケーション開発の案件と異なり、構築期間も限られているので比較的仕事のサイクルが短いなかで実績をあげなければいけません。
様々なお客様や現場によっていろいろな企業文化があり、システムを一つ作るにしてもアプローチやスピード感も多種多様ですのでそうした文化の違いを自分の中に取り込みながらプロジェクトを進めていくことの難しさがあると感じます。

若い世代に伝えたいことは?

常に将来自分がどのようなキャリアを積んでゆくかを考えながら仕事をしないとこの業界では厳しいものがあります。
リーマンショックの時には仕事が大幅に減りましたが、やはりその時代をうまく乗り越えられている方は今も残っています。結果、現場ではだんだん高齢化して来るという問題もあります。
20~30代にかけて運用や業務改善など客先指示に従う定型業務に従事される方も多いですが、そのままではスキルも収入も上がりづらいです。若いうちにこそキャリアを向上させることを意識し、日々生計を立てるための自己研鑽を常に行いながら、誇りを持って、誠実に仕事をこなしていけばいつか良い結果が得られると考えます。

メッセージ

ITプロジェクトは設計・構築・テスト・運用などのフェーズで語られることが多いですが、実は前捌きとして、将来構想・システム化計画という重要なフェーズがあります。
こうしたフェーズでは半分営業支援に近いところもあり、経験に裏打ちされたコミュニケーション力が重要です。
何かあったときに柔軟に対応できるようなコミュニケーション力とそれを裏付ける色々な引出しを持てる方がインフラエンジニアに向いていると思います。
昔ながらの職人気質で思い込みが強く、コミュニケーションがとれない人は
いかに知識が深くてもプロジェクト向きではないと考えます。
引き出しは多ければ多いほど良いです。座学で得た知識ではなく、実際に手を動かした知識はお客様に貴重に思っていただくことができます。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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