2022/03/31

Salesforce HTTP 405エラーとは?原因と切り分け方法を解説

 
  

Salesforce HTTP 405エラーとは?

HTTP 405エラーはSalesforce APIとのデータ連携に関係する出力です。 本記事ではHTTP 405エラーが吐き出され場合の原因と切り分け方法について解説していきます。 エラーが発生した際の原因と切り分けの方法は、実際の現場でも役立つ情報です。 Salesforce APIの種類によって原因は異なりますが、ここでは各Salesforce APIに共通する原因と切り分け方法を取り上げて解説していきます。

HTTP 405エラーが出力する原因とは

HTTP 405エラーは、 HTTPレスポンスに対してのステータスを示すコードの一種です。 例えばSalesforceに限らず、一般的にはアプリケーションからサーバーに対してアクセスする場合に、サーバーが一度受信したHTTPメソッドを拒否することでエラーが吐き出されます。

HTTP 405エラーの原因を切り分ける方法

HTTP 405エラーが出力する場合は、以下3つの方法で原因を切り分けられます。
  • コード記述に誤りが無いか確認
  • サーバー側のアプリケーションログの確認
  • サーバーの構成ファイルの誤りが無いか確認
それぞれの具体的な切り分け方法を紹介します。

HTTP 405エラーの対処法

コード記述に誤りが無いか確認

Salesforce APIで要求したURLのリソースが存在しない場合や、オブジェクト名に誤ったスペルを使用している場合などにエラーが吐き出されますので、 コード記述に誤りが無いか確認してみましょう。 例えば、JSONまたはXMLから要求をした場合、 その要求に対して存在しないIDを指定したり、 IDに不正があるとエラーが吐き出されます。 Pythonスクリプトのコード変換が正しく行われていないケースもありますので、一度コード誤りがないか確認してみましょう。

サーバー側のアプリケーションログの確認

アプリケーションログはサーバー全体の履歴が記録されるため、要求したアクセスの共有に問題がないか確認してみましょう。 「HTTP 405 method not allowed」のように表示された場合は、サーバー側でHTTP405メソッドが許可されていません。 メソッドを定義する際はOPTIONS、TRACE、HEADはサーバー側で許可されていないことがあります。 また、GET、POSTのHTTPメソッドでURLを送信していても、 サーバー側でリクエストを許可していなければエラーが発生する要因になりますのでご注意ください。

サーバーの構成ファイルの誤りが無いか確認

サーバーに保存されている構成ファイルを編集した場合や、リクエスト先のファイルに意図しないリダイレクトが発生していることで、HTTP405エラーが出力されることがあります。 コードの記述やサーバー側のアプリケーションログを調べても原因がわからない場合は、HTTP405エラーが出力されたよりも前に行った作業を見直してみましょう。

HTTP 405エラーが出力する場合は、切り分けをしてみましょう。

HTTP 405エラーが出力する要因と解決方法ついて解説していきました。 SalesforceでHTTP 405エラーが出力する場合は、以下の3つの手順で切り分け行いましょう。
  • コード記述に誤りが無いか確認
  • サーバー側のアプリケーションログの確認
  • サーバーの構成ファイルの誤りが無いか確認
これまで紹介した切り分けの方法で原因がわからない場合は、 利用しているAPIごとの仕様書を確認した上で切り分けを行ってみましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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