インフラエンジニアに転職する際のポイント5つ！役立つスキルや資格まとめ

インフラエンジニアとは

インフラとは電気やガス、水道などの生活の基盤となる施設や設備のことです。インフラエンジニアとはIT業界における基盤であるハードやソフトなどに関わる仕事をするエンジニアのことを指します。専門的な知識や技術を必要とするエンジニアですが、そのITインフラに携わるため、さらに高度な知識や技術を求められることもあります。

インフラエンジニアの仕事内容と年収

インフラエンジニアの仕事は高度な知識と技術を求められます。しかし、これからインフラエンジニアを目指す人の中には、インフラエンジニアの仕事は他のエンジニアとどのように異なるのか、よくわからないという人もいるでしょう。また、高度な知識と技術を求められるので、それに見合った収入が得られるかと転職に対して不安を感じる人もいると思います。そのため、これから紹介する内容は事前に把握しておきましょう。

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアの仕事内容は勤める企業によって異なります。また、ハードとソフトのどちらを担当するかによっても、仕事内容は変わってきます。しかし、インフラエンジニアの仕事の流れは設計、構築、運用が基本となっています。クライアントにヒアリングを行って要望を把握して設計を行い、その設計通りにシステムを構築し、導入をして運用を行っていきます。

インフラエンジニアの平均年収

インフラエンジニアの仕事は高度な専門知識と技術を必要とします。そのため、平均年収は高めとなっています。また、知識や技術を高めていくことで、さらに年収を上げていくことも可能です。インフラエンジニアの平均年収はソフト系でも、ハード系でも、30代で520万円ほどとなっています。年収だけを見ると、少し高めではありますが、その分だけ仕事もきついと感じる人もいます。

インフラエンジニアに転職するときのポイント5選

インフラエンジニアへの転職を検討する人もいます。しかし、インフラエンジニアは高度な知識や技術が必要な仕事をするため、エンジニア未経験からいきなりインフラエンジニアへ転職することは難しいです。そのため、インフラエンジニアに転職をするのであれば、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。また、エンジニア経験者でも、これらのポイントは押さえておくべきでしょう。

ポイント1：資格

インフラエンジニアになるために必須となる資格はありません。しかし、インフラエンジニアを目指すのであれば、取得しておくことでその後の転職や、安定して仕事を得ていくためなどに有利な資格がいくつかあります。インフラエンジニアになるために取得しておくと良い資格には、基本情報技術者試験やネットワークスペシャリスト試験などがあります。

ポイント2：勤務形態

インフラエンジニアの仕事はITインフラに関わる仕事で、その設計や構築だけでなく、運用も行っていきます。ITインフラは基本的に24時間365日稼働しています。そのため、いつトラブルが起こるかわかりません。また、常時使われるのでメンテナンスできる時間帯も限られています。上記の理由から、企業によってはインフラエンジニアには夜勤があったりもするので、事前に勤務形態については把握しておきましょう。

ポイント3：責任が重い

インフラエンジニアの仕事の中には、大きなコンピュータを何台も繋げて構築を行うような大規模なものもあります。また、常時使われるものであり、トラブルなどがあると、企業は仕事ができなくて損害が出たりなどすることもあります。そのため、インフラエンジニアはトラブルが起こらないように正確な仕事を要求され、トラブルがあれば即座に対処する必要があります。その責任は重いということも把握しておきましょう。

ポイント4：英語

インフラエンジニアに意外に必要であり、重要な能力が英語力です。日本企業を相手にするのであれば英語は必要ないと思う人もいますが、インフラエンジニアが取り扱う機器には海外製のものが多くあります。そのため、トラブルがあって問い合わせをする際や、構築をする際に仕様書を確認するために英語が必要となります。

ポイント5：未経験

インフラエンジニアはエンジニア未経験からいきなり転職することは難しいです。しかし、IT業界は慢性的な人手不足のため、未経験者を教育するという企業もあり、未経験可能の求人もあります。もし、未経験からインフラエンジニアへの転職を目指す場合、未経験者でも可能な求人を探しましょう。ただし、未経験であれば、最初は収入が低いことや、知識と技術を身につけるまでが大変などのデメリットも把握しておきましょう。

インフラエンジニアに転職するときに役立つスキル

先に述べた通り、インフラエンジニアには意外に英語のスキルが求められます。また、他に求められる意外なスキルとして、コミュニケーション能力があります。インフラエンジニアはクライアントの要望を把握するために、ヒアリングを行います。また、仕事の規模が大きいためチームで動くことにもなります。これらの場面でスムーズな仕事を行うためにはコミュニケーション能力が求められます。