2020/12/17

データベースエンジニアとは?仕事内容4つとおすすめの資格4選

 
  

データベースエンジニアとは

データベースエンジニアとはデータベースにデータを保存したり、必要なときにデータを瞬時に取り出せるようシステムを構築したり、運用したりする仕事です。近年では大量のデータを管理し、そのデータを企業の戦略などに活用していくこともあるため、企業戦略も一緒に考えられるような人材も求められるでしょう。

データベースエンジニアの将来性

高度な専門知識を持つデータベースエンジニアの給与面は、一般的に20~24歳で400万円ほど、35~39歳の平均年収は同年代の平均値より150万~250万円ほど高いと言われています。キャリアパスとしては、身に付けた技術を活かして提案や管理をするような、マネージャーとして働く道と、技術職として究めるルートに分かれるのが一般的です。そのため、マネジメントが得意な方は前者を選ぶとよいかもしれません。また、後者はどの企業でも歓迎されやすいのではないでしょうか。

データベースエンジニアの仕事内容4つ

データベースエンジニアの仕事内容はデータベースの設計・開発や管理、保守、運用の多岐に渡ります。それでは、データベースの設計や開発、管理、保守だけでなく、企業戦略のための運用もするデータベースエンジニアの仕事内容について詳しくご説明します。

データベースの設計・開発

データベースエンジニアの仕事内容1つ目は、データベースの設計・開発です。顧客がどのようなデータを管理したいのかを、要望に合わせてよりよいデータベースの設計や開発を行うのが、データベースエンジニアの仕事でしょう。また、データベースエンジニアに必要な知識でもあるOracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverなどのアプリケーションを使って、顧客のニーズに適したデータベースを作り上げます。

データベースの管理

データベースエンジニアの仕事内容2つ目は、データベースの管理です。データベースを動作させるためには、データベースの管理が必要になります。また、データを保存しているサーバーが適しているかを判断したり、使用効率をよりよいものにしたりするのも、データベースエンジニアの仕事です。

データベースの保守

データベースエンジニアの仕事内容3つ目は、データベースの保守です。データベースエンジニアは、稼働中のデータベースへの不正アクセスやデータ流出を防ぐためのセキュリティに関する設計も行います。

データベースの運用

データベースエンジニアの仕事内容4つ目は、稼働中のデータベースの運用です。データベースエンジニアは、データをバックアップしたり管理したりするなど、システムの運用も行います。

データベースエンジニアに必要なもの3つ

続いて、データベースエンジニアに必要な3つのスキルや知識をご紹介します。データベースエンジニアになるためには、プログラムなどの経験も必要でしたが、最近ではデータベースに関する知識を持ち合わせているかどうかを、採用条件に含む企業も存在しているようです。

1:データベースシステムに関する知識

データベースエンジニアとして就職、転職する際には、プログラマーやシステムエンジニアの経験があると理想的かもしれません。近年、大規模なシェアがあるデータベース製品はOracleやMySQL、PostgreSQL、Microsoft SQL Serverなどではないでしょうか。そのため、前述した製品をはじめとするデータベースに関する知識を有していることが、データベースエンジニアとして就職や転職する際のポイントになることがあります。

2:コミュニケーションスキル

データベースエンジニアの仕事は、ほかの開発スタッフと一緒に作業をしていくことも多いため、技術や知識だけでなくコミュニケーションスキルも重要でしょう。また、開発スタッフだけではなく、顧客へのヒアリングを行う可能性もあります。

3:論理的思考

データベースエンジニアに必要なもの3つ目は、データベースを使った企業戦略など論理的に思考できる力でしょう。また、データベースエンジニアは前述でも触れましたが、データベースに関する知識や技術を持っている必要があります。そして、プロジェクトの中では開発のメンバーとして、関係者とのコミュニケーションを取りながら物事を考える、論理的思考と幅広いスキルを求められることがあります。

データベースエンジニアに向いている人

データベースエンジニアの仕事は、データを使いやすいように管理して、必要なときにすぐ取り出せる必要があるため、整理整頓するのが好きな人などは向いているのではないでしょうか。また、綿密な設計を要求される仕事ですので、細かなところまでこだわれるような人は、データベースエンジニアに適している可能性があります。

データベースエンジニアのやりがいと難しさ

データベースエンジニアのやりがいは、ユーザーがデータを使う際の利便性の向上に直接貢献でき、開発の主要メンバーとして招集される可能性があります。そして、業務の範囲も広いため、学ぶ分野を選ぶことも可能です。また、仕事の難しさとしては設計の的確さを求められることが多く、データベースに関する知識と企業の重要データを任せられる責任感も必要かもしれません。そのため、責任のある仕事ができる分、しっかりとした知識を身につける必要があります。

データベースエンジニアになるためにおすすめの資格4選

次に、データベースエンジニアになるためにおすすめの資格を4つご紹介します。データベースエンジニアになるには、情報処理技術者試験やデータベーススペシャリスト試験、MCP、ORACLE MASTERがおすすめでしょう。

資格1:情報処理技術者試験

おすすめの資格1つ目は、情報処理推進機構(IPA)が運営する資格です。情報処理技術者試験は下からITパスポート試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、高度な情報処理技術者試験のレベルに分かれます。データベースエンジニアを目指す場合は、基本情報技術者試験か応用情報技術者試験から始めてみてはいかがでしょうか。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧

資格2:データベーススペシャリスト試験

データベースエンジニアになるためにおすすめの資格2つ目は、データベースの設計・開発・保守・運用に関するスキルを認定する「データベーススペシャリスト試験」です。基本情報処理技術者試験と同じIPAが実施する「情報処理技術者試験」のひとつです。この資格を保有していると、データベース構築のプロジェクトでグループ責任者になれる程のスキルや力が身についているという証明にもなるため、おすすめといえるでしょう。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:データベーススペシャリスト試験

資格3:MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)

データベースエンジニアになるためのおすすめ資格3つ目は、マイクロソフトが実施する認定資格プログラムの「MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)」です。このMCPの資格は、いくつかの資格の中から決められた試験をクリアすると、「MCSA(マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト)」や「MCSE(マイクロソフト認定ソリューションエンジニア)」などに認定されるシステムになっています。

Microsoft 認定資格 | Microsoft Docs

資格4:ORACLE MASTER

Oracle社が運営するOracle Databaseに関する知識や、技術を証明するための認定資格であるORACLE MASTERは、世界共通基準の資格でしょう。ORACLE MASTERの資格は下からBronze、Silver、Gold、Platinumと4つのレベルに分かれて、下位の資格から順番に合格する必要があります。

ORACLE MASTER Portal – be an ORACLE MASTER – | オラクル認定資格制度 | Oracle University

データベースエンジニアとして働いてみましょう

データベースエンジニアは、一般的に身につけた技術で提案・管理分野へと進むルートと、技術職として道を究めるルートに分かれていきます。そして、30代半ばから後半にかけての収入も同世代と比べると150~250万円も高く、将来性のある仕事ではないでしょうか。今回ご紹介した情報を参考に、データベースエンジニアとして着々とステップアップしてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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