2021/04/21

転職に活用できるWebプログラミングに必要な知識10個|メリットも紹介

 
  

Webプログラミングとは


Webプログラミングとは、プログラミング言語を使用してシステムやアプリケーションなどを開発することです。近年では政府主導でプログラミング教育が実施されているなど、Webプログラミングへの注目が高まってきています。

また、仕事でパソコンを使用するのが当たり前の時代になったことから、今後も業務で使用するアプリケーションやツールを開発できるWebプログラミングの需要はますます高まっていくと言えるでしょう。

Webプログラミングを習得するメリット


近年注目されているWebプログラミングですが、これまでWebプログラミングに触れてこなかった場合、習得することでどのようなメリットがあるのかいまいちわからないという方も多いでしょう。

しかしWebプログラミングにはさまざまなメリットがあるため、興味がある場合は早めに学ぶのがおすすめです。ここではWebプログラミングを習得するメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

将来性がある

Webプログラミングは今後ますます需要が拡大していくと言われていますが、それとは反対にWebプログラミングのスキルを持った人材不足は深刻化していくことが予想されています。

そのため、Webプログラミングのスキルを持っている人材は将来的に高い年収を得られる可能性があることから、将来性が高いと言えるでしょう。早い段階でWebプログラミングを習得しておけば、将来仕事に困らないでしょう。

転職や副業に有利

現在IT人材が慢性的に不足しているということもあり、Webプログラミングのスキルを持った人材はエンジニアへの転職でも有利になります。

また、Webプログラミングができれば自分でシステムやアプリケーション開発ができるため、空いた時間で副業を行うことも可能になります。特にエンジニアの副業は単価も高い傾向にあることから、年収アップがしやすくなるでしょう。

転職に活用できるWebプログラミングに必要な知識10個


Webプログラミングを習得することで転職にも役立つことをご紹介しましたが、実際に転職で活用するには具体的にどのような知識が必要になるのでしょうか。

ここでは転職に活用できるWebプログラミングに必要な知識10個をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:UNIXコマンドの知識

UNIXコマンドとは、キーボードを用いた文字入力によってコンピュータに命令を与え、コンピュータを操作するものです。Webプログラミングを行う現場ではWebサーバーのOSにUNIX系のOSを使用しているケースが多いため、基本的なUNIXコマンドは押さえておきましょう。

また、実際のエンジニアの求人でも、UNIXコマンドが使えることが条件になっているケースがあります。

2: HTMLとCSS

HTMLとCSSはWebページを作成するのに必要なWebサービスの基本言語です。HTMLはマークアップ言語、CSSはスタイルシート言語と呼ばれるもので、コーダーやフロントエンドエンジニアなどのWebブラウザ側での処理を実装するエンジニア職であれば必須のスキルとなります。

また、C言語やJavaなどの一般的なプログラミング言語よりも習得難易度は低いため、まずはHTMLとCSSを学ぶと良いでしょう。

3:プログラミング言語を覚える

プログラマーなどのエンジニア職への転職を目指すなら、プログラミング言語の習得は必須です。

しかしプログラミング言語は現在開発などに使用されている言語だけでも豊富な種類があり、それぞれ得意不得意もあるため、自分が携わりたい分野で使用されているプログラミング言語を選定する必要があります。

たとえばAI開発や機械学習にはPythonやR、Web開発であればJavaScriptやPHP、Rubyなどが主に採用されています。

4:Gitを使えるようにする

Gitとは、多くのエンジニアに使用されているプログラムのソースコードを管理できるバージョン管理システムです。実際にWebエンジニアとして働く場合、Gitを使用することが多いことからGitを扱えるようにしておきましょう。

Gitを使えば、ソースコードを誰がいつどのように編集したのかが把握できるようになり、ファイルを前の状態に戻すことも可能です。そのため、複数人でのプロジェクトチームで開発を進める際に役に立ちます。

5:Webの仕組みを理解しておく

Web関連の開発業務を行うエンジニアへ転職するなら、Webの仕組みについてしっかりと理解する必要があります。たとえばネットワークやサーバー、HTTP、TCP/IPなど、WebサービスやWebアプリケーション開発で必要になる知識は押さえておきましょう。

6:データベースについて勉強する

アプリケーションなどを開発する際、ほとんどの場合データベースを使用してデータを保存することになります。そのため、情報を保存し、必要なときに抽出できるデータベースの使い方についても学んでおきましょう。

データベースにはOracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、MySQLなどの種類がありますが、データベース言語としてSQLを習得しておけば、どのデータベースでも扱えるようになります。

7:Webアプリケーションフレームワークを理解する

Webアプリケーションフレームワークとは、アプリケーションを開発する際に必要になる機能があらかじめ用意されている開発の土台となるものです。

実際に業務でアプリケーションやサービスを開発する場合は、プログラミング言語だけで開発を行う場合よりもフレームワークを利用する方が多いでしょう。

Webアプリケーションフレームワークを使うことで、開発に掛かる工数を減らせるだけでなく、バグも発生しにくくなります。ほとんどの言語にはフレームワークが用意されているため、習得した言語に合わせてフレームワークも勉強しておきましょう。

8:Webアプリケーションの公開方法を把握する

開発したWebアプリケーションを自分以外の人にも使ってほしい場合は、インターネット上に公開する必要があります。そのため、アプリケーションの公開方法についても知っておきましょう。

アプリケーションを公開するにはサーバーが必要になりますが、自分でサーバーを立てるよりもレンタルサーバーを借りるのが一般的です。

9:セキュリティ対策を学ぶ

業務で開発するアプリケーションやサービスはインターネットなどに公開することになるため、サイバー攻撃を受けるリスクがあります。そのため、セキュリティ対策に関する知識を身につけましょう。

仮に十分なセキュリティ対策が行われていないアプリケーションを公開してしまった場合、顧客の個人情報が流出するなどの被害を受ける可能性もあります。

10:企画の考え方を知る

Webアプリケーションを開発する場合は、先にどのようなアプリにするのか企画を行う必要があります。特に開発における上流工程に携わる場合、企画力が必要になります。

企画を行う能力を身につけるには、普段から自分が困っていることなどをベースにアイデアを出す習慣を身につけるのがおすすめです。

Webプログラミングを習得する際のポイント


プログラミング初心者からWebプログラミングを習得する場合、できるだけスムーズに習得するにはいくつかのポイントを押さえることが重要になります。

ここではWebプログラミングを習得する際のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

目標を明確にしてプログラミング言語を学習する

「プログラミングを学べば将来役に立ちそうだから」などといった漠然とした考えで勉強を始めても、途中で学習を挫折してしまう可能性が高いです。学習のモチベーションを保つには、具体的なレベルや具体的な対象などをはっきりとするのがポイントです。

そのため、「○○のようなスマホアプリを作る」といった明確な目標を設定しましょう。

初心者には独学以外がおすすめ

プログラミングは独学でも習得可能ですが、独学で勉強していてエラーにつまずいた場合、経験者などに質問することができません。特に初心者の場合は自分一人で解決できない場合も多いことから、挫折しやすくなってしまいます。

そのため、プログラミング初心者であれば独学は避け、スクールなどを利用する方が良いでしょう。

Webプログラミングを習得するときの注意点


エンジニアへの転職を検討している方の中には、これからWebプログラミングについて学ぼうと考えている方も多いでしょう。しかしプログラミングは一朝一夕で習得できるわけではないため、あらかじめいくつかの注意点を念頭に置いておく方が良いでしょう。

ここでは最後に、Webプログラミングを習得するときの注意点をご紹介します。

習得に時間がかかる

未経験からWebプログラミングを習得する場合、基礎部分だけでも約1,000時間ほどの学習時間が必要だと言われています。また、社会人が1日のうちで使える勉強時間は限られていることから、コツコツ何カ月もかけて勉強することになります。

そのため、プログラミングを習得するには多くの時間がかかるということを押さえておきましょう。

モチベーション維持が必要

プログラミングはエラーを見つけては修正し、またエラーを見つけては修正するという作業の繰り返しになります。時にはなかなか解決策が見つからないエラーのせいで、勉強時間が丸1日取られてしまうようなこともあります。

そのためモチベーションが低下してしまい、そのまま挫折してしまうというケースも多いです。スクールに通って勉強仲間を作るなど、モチベーションを維持する方法を考えましょう。

Webプログラミングを習得しよう


Webプログラミングを習得することで、IT人材として転職でも有利に働きます。

ぜひ本記事でご紹介したWebプログラミングを習得するメリットや転職に活用できるWebプログラミングに必要な知識、Webプログラミングを習得する際のポイントなどを参考に、Webプログラミングを習得してみてはいかがでしょうか。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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