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AWSのアカウントIDとは?

AWSのアカウントIDを確認してみよう

ルートユーザーでログインしている場合のアカウントIDの確認方法
AWSマネジメントコンソールにルートユーザーでログインしている場合、アカウントIDを確認するにはセキュリティ認証情報を確認します。 まず、右上にあるナビゲーションバーのアカウント名、もしくはアカウント番号を選択します。次に、[マイセキュリティ資格情報]を選択します。 [アカウントID]欄を展開すると[AWS アカウントID]と[正規ユーザーID]を確認することができます。IAMユーザーでログインしている場合のアカウントIDの確認方法
AWSマネジメントコンソールにIAMユーザーでログインしている場合も、アカウントIDはセキュリティ認証情報から確認できますが、表示場所が若干異なります。 まず、右上にあるナビゲーションバーのアカウント名を選択し、次に[マイセキュリティ資格情報]を選択します。 表示されたページ上部のアカウント詳細部分で[AWSアカウントID]と[正規ユーザーID]の確認が可能です。 ナビゲーションバーのアカウント名を選択しても[マイセキュリティ資格情報]が表示されない場合は、IAMユーザーではなく外部認証のユーザーでログインしてしまっている可能性があるためブラウザのキャッシュ等を確認しましょう。AWSのアカウントIDをAWSマネジメントコンソール以外から確認する方法

aws sts get-caller-identityAPIを使用してアカウントIDを確認するには以下のリクエストを使用します。
GetCallerIdentity
IAMユーザーでAWSマネジメントコンソールにログインする際のURLについて

アカウントのサインインURLを確認する
アカウントのログインURLは、IAMダッシュボードから確認することができます。 AWSマジメントコンソールにログインしたらIAMを開きます。IAMダッシュボードの上部に「このアカウントのIAMユーザーのサインインURL」と記載されており、以下のような形式でURLが記載されています。https://(アカウントID 12桁の番号).signin.aws.amazon.com/consoleURL右側のコピーアイコンをクリックすることでURLのコピーができますので、組織内のIAMユーザーを使用してAWSマネジメントコンソールにログインする必要があるユーザーへ連携しましょう。
ログインURLをカスタマイズする
AWSのログインURLはカスタマイズしてアカウントIDの部分を任意のエイリアスに変更できます。 IAMダッシュボードに記載されているログインURLの右側にある[カスタマイズ]を選択し、任意のエイリアスを入力します。エイリアスは63文字以内で使用できる文字はa~z、0~9、および‐(ハイフン)です。 任意のエイリアスを使ったログインURLは以下のような形になります。https://(任意のエイリアス).signin.aws.amazon.com/console任意のエイリアスを設定した場合であっても、アカウントID形式のURLも従来通り利用できます。
AWS CLIを使用してログインURLのエイリアスを作成する

エイリアスを作成する
アカウントIDのエイリアスを作成するにはcreate-account-alias
コマンドを使用します。
aws iam create-account-alias例えばエイリアス名を
examplecorp
とする場合は以下のようにコマンドを使用します。
aws iam create-account-alias --account-alias examplecorp
エイリアスの一覧を表示する
アカウントIDのエイリアスの一覧を表示するにはlist-account-aliases
コマンドを使用します。
使用例は以下のような形です。
aws iam list-account-aliasesエイリアスが
examplecorp
のみの場合、出力は以下のような形になります。
"AccountAliases": [ "examplecorp" ]
エイリアスを削除する
アカウントIDのエイリアスを削除するにはdelete-account-alias
コマンドを使用します。
examplecorp
というエイリアスを削除するには、以下のようにコマンドを使用します。
aws iam delete-account-alias --account-alias examplecorp
AWS アカウントIDについて把握してAWSをもっとうまく活用していきましょう
