Salesforce SOAP APIとは?
Salesforce SOAP APIでは、取引先などのレコードを作成、取得、削除などができます。
Performance Edition、Unlimited Edition、Enterprise Edition、Developer Editionを利用している場合は最初からSOAP APIの機能がオンになっています。
Web APIを利用したい場合も、SOAP APIにて利用可能です。
Salesforce SOAP APIのバージョン確認方法
SalesforceにはAPIのバージョンを確認する方法が用意されています。
確認方法はユーザインターフェースによって少々異なるので、それぞれ下記にて紹介していきます。
Classic ユーザインターフェースの場合
Classic ユーザインターフェースの場合、[設定]からバージョンを確認できます。
クイック検索ボックスに「API」と入力し、次に[開発]の下の[API]をクリック、[Enterprise WSDLの生成]をクリックすると、次のページに[Installed Package]があるので、そこにある[Generate]ボタンをクリックしましょう。
そして、表示されたページの上部近くのテキストまたはコメントセクションに現在のAPIバージョンの記載があります。
ただし、APIアクセスが可能なエディションのみ可能な手順なのでご注意ください。
Lightning Experience ユーザインターフェースの場合
Lightning Experience ユーザインターフェースの場合も、[設定]からバージョンを確認できます。
Salesforce Classic ユーザインターフェースでは[開発]の下の[API]から確認でしたが、こちらの場合はインテグレーションの下の[API]を選択、次に[Enterprise WSDLの生成]を押すと[Generate]ボタンが出てくるのでそれをクリックすることでバージョンが確認できます。
もしSandbox環境の場合であれば、[キャンセル]をクリックしましょう。
注意すべきSOAP APIのバージョン
同じバージョンを使い続けていると、そのうち従来バージョンとなり使用できなくなります。
廃止されたバージョンのSOAP APIを使用していると、問題が起きた際にSalesforceからのテクニカルサポートやバグの修正は受けられません。
例えば、SOAP APIのバージョン21.0~30.0はSummer ’23の発表以降は使用できなくなります。
SOAP APIのバージョンを理解して使いこなそう!
Salesforceには、SOAP APIのバージョンを確認する方法が確立されています。
Salesforceからのサポートを問題なく受けるためにも、常に正しいバージョンでSOAP APIを利用するようにしましょう。]]>