AWSエンジニアの年収は?年収増加のための7つの戦略と将来性についても解説

 
  

この記事の目次

AWSとは?


AWSとは、Amazonが提供しているさまざまなクラウドコンピューティングサービスのことです。

AWSは世界でもトップのシェアを獲得しているクラウドプラットフォームで、175以上という数のサービスを提供しています。

また、世界中にデータセンターがあり、日本でも多くのユーザーがAWSのストレージやデータベース、機械学習や人工知能などのクラウドサービスを利用しています。

AWSエンジニアの仕事内容4つ


AWSエンジニアの仕事内容をご紹介します。

AWSエンジニアとはAWSを使用した設計や開発、運用などを行うエンジニアですが、具体的にどのような業務を行っているのでしょうか。

ここではAWSエンジニアの仕事内容4つをご紹介しますので、どのような仕事があるのか、ぜひ参考にしてみてください。

AWSエンジニアの仕事内容1:AWS上のシステム設計

AWSエンジニアは、AWS上のシステム設計を行います。

AWSエンジニアは、AWS上で運用するシステムの設計を行います。AWS上の仮想サーバーやストレージの運用計画、アーキテクチャや管理方法などについて検討・設計します。

また、クラウドだけでなくオンプレミス環境も持っている場合、AWSとオンプレミスの連携に関しても考慮して設計を行う必要があります。

AWSエンジニアの仕事内容2:AWS上のシステム運用

AWSエンジニアは、AWS上のシステム運用を行います。

AWSエンジニアは、AWS上でシステムが安定稼働できるように運用を行います。保守運用業務としては、日々のメンテナンスや障害発生時の対応はもちろん、自動化スクリプトの作成などもAWSエンジニアの仕事です。

また、AWSエンジニアは新しくリリースされたAWSサービスについても把握し、企業のビジネスに必要なサービスを取り入れて運用改善も図ります。

AWSエンジニアの仕事内容3:AWS上のシステム構築

AWSエンジニアは、AWS上のシステム構築を行います。

AWSエンジニアはシステム設計で設定した要件にもとづき、インフラやシステムの構築を行います。システムが稼働した後は、システムの監視やモニタリングなどを行うのもAWSエンジニアの仕事です。

また、プログラムの監視などの業務を行う場合は、クラウドだけでなく一般的なインフラエンジニアの業務も兼ねるケースが多いです。

AWSエンジニアの仕事内容4:AWS上のWebアプリケーション開発

AWSエンジニアは、AWS上のWebアプリケーション開発を行います。

AWSエンジニアの仕事は、主にインフラ周りの業務が基本となりますが、AWS上で動かすアプリケーションの開発にも携わることもあります。

そのため、インフラエンジニアの知識やスキルだけでなく、Webアプリケーション開発や運用に関するスキルもAWSエンジニアには必要になります。

AWSエンジニアの年収とは?


AWSエンジニアの年収は、一般的なエンジニアと比較しても高めの水準です。

正社員として働くAWSエンジニアの平均年収は約580万円程度となっており、日本全体での平均年収よりも高い水準です。

また、システムエンジニアの年収が550万円程度であることを考えると、エンジニアの平均年収と比べても、AWSエンジニアの年収は高めだと言えるでしょう。

AWSエンジニアの年収を増やすための7つの戦略


AWSエンジニアの年収を増やすための戦略をご紹介します。

AWSエンジニアは比較的年収の水準が高いとは言え、できることならもっと年収を増やしたいと考えるのは当然です。それでは、AWSエンジニアの年収を増やすにはどのような方法が考えられるのでしょうか。

ここからは、AWSエンジニアの年収を増やすための7つの戦略をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略1:運用スキルの幅を広げる

AWSエンジニアとしてさまざまな運用スキルを身につけることで、年収を増やすことができるでしょう。

幅広いAWSの運用スキルを持っていれば、AWSを利用したビジネスの価値を高め、効率の良い開発や運用を実現できるようになります。

たとえばDevOpsやNoOps、SREなどの手法や、Ansibleなどのツールに関する知識やスキルを持っていれば、AWSエンジニアとしてより活躍できるでしょう。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略2:多くのAWSソリューションを学ぶ

AWSエンジニアとして多くのAWSソリューションが扱えるようになれば、年収を増やすことができるでしょう。

AWSは進化のスピードが速く、ユーザーの声を取り入れながら日々新しいソリューションを開発しています。また、今後もAWSの案件は増えていくことが予想されています。

今後を見据え、使えるAWSのソリューションを多くしておくことで参画できる案件の選択肢も多くなるため、年収をアップさせることも可能になるでしょう。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略3:インフラをコード化するスキルを得る

AWSエンジニアとしてインフラコード化のスキルを習得すれば、年収を増やすことができるでしょう。

インフラのコード化(Infrastructure as Code)スキルを得ることができれば、インフラ管理をより簡略化してインフラ周りの業務を効率化することができます。

また、インフラのコード化だけでなく、合わせてTerraformやAWS CloudFormationなどの知識を身につけると良いでしょう。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略4:AWS認定クラウドプラクティショナーの資格取得

AWSエンジニアとしてAWS認定クラウドプラクティショナーを取得することで、年収を増やすことができるでしょう。

AWS認定にはレベルや役割、専門知識などに分かれた12種類の資格があります。クラウドプラクティショナーはその中でも独立した資格で、AWS認定の入門レベルの資格となっています。

クラウドプラクティショナーを取得することで、AWSに関する基本的な知識を持っていることを証明できるでしょう。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略5:AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの資格取得

AWSエンジニアとしてAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを取得することで、年収を増やすことができるでしょう。

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトは、主に設計者を対象としたアソシエイトレベルの資格で、クラウドプラクティショナーの上位資格です。

ソリューションアーキテクトアソシエイトを取得することで、AWSの技術を使ったアプリケーション構築や公開するための知識を証明できます。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略6:AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルの資格取得

AWSエンジニアとしてAWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルを取得することで、年収を増やすことができるでしょう。

ソリューションアーキテクトアソシエイトの上位資格で、2年程度のAWSを使用した実務経験がある設計者を対象とした試験です。

また、ソリューションアーキテクトプロフェッショナルを取得することで、より高度なAWSスキルを持った設計者であることを証明できます。

AWSエンジニアの年収を増やす戦略7:クラウド技術のスキルを向上させる

AWSエンジニアとしてクラウド関連のスキルを向上させれば、年収を増やすことができるでしょう。

AWSエンジニアとして働く以上、クラウドのスキルやクラウドシステムの利用経験は必須になります。

また、AWSは他のクラウドサービスと使い勝手などが異なる部分も多く、目的によって最適なサービス構成は異なるため、適切に扱うスキルが必要となります。

AWSエンジニアの将来性とは?


AWSエンジニアの将来性はどのようになっているのでしょうか。近年ではオンプレミスからAWSへ移行する企業も多く、AWSの需要が高まってきています。

しかし、現状AWSエンジニアは不足しており、今後もAWS需要の高まりに比例してAWSエンジニア不足も加速していくと予測できます。

最後に、AWSエンジニアの将来性についてご紹介します。

AWSエンジニアの将来性1:機械学習やloTなどの分野で成長する

AWSは、今後も機械学習やIoTなどの最先端分野でより成長を続けるでしょう。

AWSではAIや機械学習、IoTなどの先端技術で利用できるサービスも提供されており、そういった最先端技術は今後も高い需要が期待できます。

そのため、AWSエンジニアは将来的により幅広い分野で活躍できる可能性があります。

AWSエンジニアの将来性2:パブリッククラウド市場が急成長している

国内におけるパブリッククラウド市場は、現在急成長しています。

中でも、特にパブリッククラウドは高い成長率となっており、今後の成長率も高いことから、将来的にパブリッククラウドが扱えるエンジニアの需要も高まっていくでしょう。

また、パブリッククラウドの中でも先駆けであるAWSの案件も増えていくと見られており、AWSエンジニアの需要も増していくと予想できます。

AWSエンジニアの将来性3:オンプレからクラウドへ移行する流れが加速している

将来的にもオンプレミスからクラウドへ移行する企業が増えていくでしょう。

現在もオンプレミスからAWSへ環境を移行する企業は多いですが、今後もその流れは加速していくことが予想できます。そのため、AWSを扱うことができるAWSエンジニアは重宝されるでしょう。

AWSエンジニアの将来性4:AWSはシェアが大きい

AWSは世界でもっとも使用されているクラウドコンピューティングサービスです。

AWSは、世界で使用されているクラウドサービスの30%以上という高いシェアを占めており、今後もクラウド業界を牽引するポジションであり続けるでしょう。

そのため、AWSエンジニアには今後も高い需要があると予測できます。

AWSエンジニアの将来性5:人材不足がしばらく続く可能性がある

今後もAWSエンジニアは人材不足の状態が続くことが予想できます。

現在のAWSエンジニアは、需要に対して人数が足りていない状態です。また、現在AWSを新規導入する企業が多いことから、今後もAWSの保守や運用の案件は増加していくことが予想できます。

そのため、将来的にもAWSエンジニアは人材不足の状態が続くと言えるでしょう。

AWSエンジニアの年収について知ろう


AWSエンジニアはAWSを利用したシステム設計や構築、運用などを専門に行うエンジニアです。

この記事を参考に、AWSエンジニアの仕事内容やAWSエンジニアの年収を増やすための戦略、AWSエンジニアの将来性など理解しましょう。

将来性のあるAWSエンジニアを目指してみましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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