ネットワークエンジニアに営業スキルは必要？仕事で役立つ営業スキルとは？

ネットワークエンジニアというと、四六時中コンピューターを使って作業をしているイメージがあるかもしれません。
しかし、実はネットワークエンジニアにも営業スキルが必要です。
ここでは、ネットワークエンジニアが営業スキルを身に付けるメリット、および営業スキルを身に付けるための方法についてまとめました。

ネットワークエンジニアにも営業スキルは必要！

ネットワークエンジニアはネットワークに関する専門的な知識・スキルを持っている必要がありますが、それだけでは不十分だと言えます。
なぜなら、クライアントから仕事を受注するためには、丁寧にヒアリングを行ったうえで適切な提案を行わなければいけないためです。

ここでクライアントを納得させられないと、受注につなげることができません。
営業は営業職の仕事だと考える人は少なくありませんが、専門的な知識を欠いているため効果的な営業ができないことは多くあります。
クライアントの要望を理解したうえで提案をできる営業スキルがあるネットワークエンジニアは、どの企業でも頼りにされるといえるでしょう。

ネットワークエンジニアが営業スキルを身に着けるメリット

ネットワークエンジニアが営業スキルを身に付けることには、たくさんのメリットがあります。
まず、実際の現場での作業を理解しているため、作業量を考慮したうえでクライアントに提案することができます。
営業と現場で対立が起きることはどの業界でも珍しくありませんが、ネットワークエンジニアが営業を行えばその心配はありません。

また、専門スキルと営業スキルの両方があれば重要なポジションを任せてもらえる可能性が高まります。
マネジメントなどの立場を目指す場合には、営業スキルを身に付けていると有利だといえるでしょう。
もちろん、営業スキルはフリーランスとして独立する際にも役立ちます。
次々に案件を受注することができれば、正社員として働いていたときに比べて年収が大幅にアップするかもしれません。

そして、営業スキルはつぶしが利くといわれるスキルの1つです。
ネットワークエンジニア以外の職種で転職する場合にも、大いに役立つといえるでしょう。

営業スキルを身に着けるには？

では、どのようにすれば営業スキルを身に付けることができるのでしょうか。
まず、理解しやすい言葉を使うことを意識することが大切です。
ネットワークエンジニアは専門知識が豊富にあるため、つい専門用語を使ってしまいがちです。

しかし、クライアントがITに詳しいかどうかは分かりません。
誰でも理解できるように、相手の身になった言葉選びをするといいでしょう。
ビジネス以外の会話を挟むというのもポイントで、クライアントをリラックスさせて距離を縮めることができます。
話を弾ませられるように、最近の流行りなどは逐一チェックすることをおすすめします。

また、営業を本業としている営業社員からコツを学ぶという方法もあります。
実践的な営業経験がある営業社員は、アプローチの仕方やクロージングに持って行くコツなどを熟知しているはずです。
営業で上手くいかないことがあったら、つながりのある営業社員に相談してみるといいでしょう。

そして、営業方法は直接会って話をするだけではありません。
ホームページやブログ、SNSなどを活用する方法も勉強することをおすすめします。

営業スキルを身に付けてネットワークエンジニアとしての価値を高めます

ここでご紹介したように、営業スキルがあるネットワークエンジニアはたくさんの企業で重宝されます。
しかし、実際には優れた営業スキルを持つネットワークエンジニアはそれほど多くはありません。
ぜひ営業スキルを身に付けて、自分自身のネットワークエンジニアとしての価値を高めてください。